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だれかの木琴 [DVD]
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 東陽一, 佐津川愛美, 常盤貴子, 池松壮亮, 勝村政信 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 51 分 |
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商品の説明
【解説】
心の隙間に入ってきた美容師への、抑えきれない執着 ―― 2人がたどり着いた思わぬ結末とは…。
主人公・小夜子を演じるのは、映画・TV・舞台と幅広く活躍する、常盤貴子。女性が心の奥底に抱える孤独と葛藤を、リアルな狂気と匂い立つようなエロスで繊細かつ大胆に演じた。正面から小夜子と対峙する美容師・海斗を演じるのは、2014年の映画賞を総なめにした、池松荘亮。ほか、小夜子の夫に勝村政信、海斗の恋人に佐津川愛美ら実力派が結集した。直木賞作家の井上荒野の原作を、ベルリン国際映画祭銀熊賞をはじめ数多くの賞に輝いた名匠・東陽一が脚色、監督した。
SNSで簡単に他人の動向を追え、誰もがストーカーになる危険をはらんでいる、今。どこにでもいる主婦に、本当は何があったのか ―― 最後にそれに気づいた時、観る者の心にある孤独が解き放たれていく、魂の共鳴の物語だ。
【ストーリー】
夫と娘と郊外に引っ越したごく普通の主婦の小夜子は、新しく見つけた美容院で少し髪を切る。海斗と名乗った若い美容師からその日のうちにお礼の営業メールが届き、それに返信したことから小夜子の日常は一変する。自分でも訳がわからない衝動に駆られ、何度もメールを送っては頻繁に店を訪れ海斗を指名する小夜子。ついには海斗のアパートを探し当て、呼び鈴を押してしまう…。海斗へのストーカー行為がエスカレートするほどに、小夜子は生き生きと輝き美しくなっていく。やがて、家族や海斗の恋人を巻き込んで、2人が辿り着いた思わぬ結末とは…?
【キャスト】
常盤貴子 池松壮亮 佐津川愛美/勝村政信
山田真歩 岸井ゆきの 木村美言/小市慢太郎 細山田隆人 河井青葉 螢雪次朗
【スタッフ】
監督・脚本・編集:東 陽一
原作:井上荒野「だれかの木琴」(幻冬舎文庫)
主題曲:井上陽水「最後のニュース」
【公開日】2016年9月公開
【スペック】
●映像特典
◆予告
◆メイキング
◆完成披露試写会舞台挨拶
DSZD08170/COLOR/本編111分/片面2層/1.主音声:ドルビー5.1ch 2.音声ガイド:ステレオ/日本語字幕/16:9 LB
【発売元】東映ビデオ株式会社【販売元】東映株式会社
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 100 g
- EAN : 4988101193165
- バリアフリー音声ガイド: : 日本語
- 監督 : 東陽一
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 51 分
- 発売日 : 2017/3/8
- 出演 : 常盤貴子, 池松壮亮, 佐津川愛美, 勝村政信
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
- ASIN : B01MYTFMQK
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 127,378位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,202位日本のミステリー・サスペンス映画
- - 5,993位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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脚本・監督は『やさしいにっぽん人』、『サード』、『もう頰づえはつかない』などで知られ、今年83歳を迎える東陽一。
漫画家の西原理恵子の元檀那であり、戦場カメラマンだったアル中の故・鴨志田穣が遺した自伝的小説 『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』の映画化以来、6年振りとなる作品。
意味深なタイトルに惹かれたのだが、冒頭、美容師の池松壮亮が朝食を作り二階に声掛けすると、降りて来るブティック店員佐津川愛美のチャラチャラした服装にドン退き。
だが、勝村政信がやけに馴れ馴れしい営業マン役だなあと思ったら、何と意外な理由からで期待が高まる。
美容室でのありがちな会話を始めとするさりげない日常の風景を描きながら、頻繁に届くメール、消防車のサイレン、無言電話、外ではなく内のセキュリティ、フリフリのシンデレラ・ドレス、夫を誘惑する謎の女、電車の中でスマホに熱中する人々とその中に紛れ込んでいる位牌、居酒屋の話題に上る狐憑き等、要所に日々の安穏に亀裂を生じさせるカードを有効に切って緊張感をもらたす。
五社英雄監督が宮尾登美子の原作を映画化する際も常に男性目線だったのに対し、東監督は『もう頰づえはつかない』(原作:見延典子)の折りもそうだったが、女流作家が書く小説の文章の行間を直観的に深く読み取ることに長けていると思え、その老獪な術中に常盤貴子と佐津川、木村美言が見事にハマり、チョイ役の山田真歩(突然顔を出して急場を救う美容師オバサン)と河井青葉、岸井ゆき、皆、活き活きと視える。
男優陣も若手ホープで何度も書いているが2010年代の空虚感を表現するのに適した池松壮亮は、役柄にも恵まれ相変わらず存在感があり、勝村政信はもっと認められて然るべき実力派役者であり、漫才コンビ三四郎の眼鏡の方にチョイ似の三ミリ男はなかなかの曲者っぽいし、苦労人のベテラン螢雪次朗が出ているのが嬉しかった!
ここ数年、邦画のエンドロールに流れる歌入りの曲にはいつもがっかりさせられるのだが、ここで使われる井上陽水の「最後のニュース」は全く違和感がなく、『もう~』で元天井桟敷の田中未知を起用したセンスの好さがここでも光っている。
既にキャリア的に終わったと目されていたリチャード・ブルックスが60代半ばで、孤独な女性にスポットを当てた『ミスター・グッドバーを探して』を撮ったが、それにも劣らぬ佳作と書いたら、オーヴァー?
考えてしまいます。
勝村政信さんと常盤貴子さんのラブシーンが、直接的でありながら暈けている。いやらしくなく、扇情的。
常盤貴子さん演じる主人公の主婦に共感を覚える方は少ないかもしれません。が、退屈な日常に、妻でなく母親でもない自分自分を思い出した方ならおわかりになるのではと思います。
旦那さんとは結構セックスしてるんですよね。妄想の中にも出てくる。嫌ではないんです、むしろ、「私にはあなただけ。」家庭を壊す気はない。
勝村政信さん演じる旦那さんが受動的ながら、身体的な浮気をするのに対し、小夜子は能動的でいて、深刻に気持ちだけで恋をしている。その辺の対比が面白いと思いました。
女性は強い。池松さんと終わった後ももう次のときめきを見つける小夜子も、あっさり合鍵返して次に行く池松さんの彼女も、大人びた娘も、行きずりのカオルさんも。対して、男性陣。
セキュリティつけても守れないもの。家庭に囚われているのは男の方なのかもしれませんね。
いっぽう、常盤貴子はさすがにトウが立ってきたね。それを隠さずに年相応の役をしっかりやってるのは偉いが。