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気づいたら先頭に立っていた日本経済(新潮新書) Kindle版
金融を緩和しても財政を拡大してもデフレは一向に止まらない。それは先進国に共通した悩みである。しかし悲観することはない。経済が「実需」から遊離し、「遊び」でしか伸ばせなくなった時代、もっとも可能性に満ちている国は日本なのだから。ゲーム、観光、ギャンブル、「第二の人生」マーケットと、成長のタネは無限にある。競馬と麻雀を愛するエコノミストが独自の「遊民経済学」で読み解いた日本経済の姿。
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2016/12/16
- ファイルサイズ6903 KB
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ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
出版社より
アメリカの論理 | 1985年 | 気づいたら先頭に立っていた日本経済 | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち3.2
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5つ星のうち3.8
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価格 | ¥660¥660 | ¥594¥594 | ¥880¥880 |
【新潮新書】吉崎達彦 作品 | ブッシュはなぜイラク攻撃にこだわったのか。政権を取り巻くブレーンたちの動きを追えば、すべての疑問が氷解する。アメリカの本質がわかる注目の分析。 | プラザ合意、ゴルバチョフの登場、阪神優勝、日航機墜落、金妻、スーパーマリオ……。事件に満ちていたこの年、日本も世界も大きく姿を変えた。 | 経済が実需から遊離し「遊び」でしか伸ばせなくなった時代、もっとも可能性のある国は日本だ──。エコノミストが独自の「遊民経済学」で読み解く。 |
商品の説明
著者について
吉崎達彦 双日総合研究所チーフエコノミスト。1960年富山県生まれ。一橋大学社会学部を卒業後、日商岩井(現双日)に入社。同社調査・環境部、ブルッキングス研究所客員研究員、経済同友会調査役、日商岩井総合研究所主任エコノミストなどを経て現職。「かんべえ」のハンドルネームで、ホームページ「溜池通信」にて情報の発信を続けている。
登録情報
- ASIN : B01N1Q1RX5
- 出版社 : 新潮社 (2016/12/16)
- 発売日 : 2016/12/16
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 6903 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 193ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 464,505位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,594位新潮新書
- - 13,299位ノンフィクション (Kindleストア)
- - 140,732位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
グッチーと筆者は共に経済評論に関わる人物でかつ競馬愛好家 グッチーの著者は全て拝読してるがかんべいさんの著作はこれが初めてである これからの日本の道標を 遊び というテーマで模索するという姿勢にはとても共感できます 遊戯三昧 に日本の活路があるのではないでしょうか
2016年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
経済の中心はパンよりサーカスとする「遊民経済学」を軽妙洒脱な名調子で明るく語る。カジノ、ツーリズム、ゲーム、ラーメン、果ては、水木しげるにお葬式。
とはいえ、現実から目をそらしているわけではない。一人あたりGDPが3万ドルを超えるとあまりGDPを気にしても仕方ないと日本を明るく励ましつつ、今後GDPがそれほどは伸びないという現実からは、目をそらしていない。
そもそも娯楽、サービス化と現代社会という議論は、80年代から時代感覚に優れた人が熱く語ってきた。山崎正和が、「柔らかい個人主義」を説き、「娯楽と効率は矛盾する。」と書いた一節には、ひれ伏すばかりだったし、村上泰亮が提示した「即時的価値」と「手段的価値」という分類は、今でも僕は、頭の中で使っている。また、アベノミクス、長期停滞論、サービス化、高齢化など、識者の間でもますます議論が沸騰している現代社会の旬の話題でもある。
そういう長年の深い重要な議論を軽々と的確に整理した上で、著者が現地で歩き、現場、現物を確認した材料で、クリアに語っている。
文体は軽いが、奥は深い。
とはいえ、現実から目をそらしているわけではない。一人あたりGDPが3万ドルを超えるとあまりGDPを気にしても仕方ないと日本を明るく励ましつつ、今後GDPがそれほどは伸びないという現実からは、目をそらしていない。
そもそも娯楽、サービス化と現代社会という議論は、80年代から時代感覚に優れた人が熱く語ってきた。山崎正和が、「柔らかい個人主義」を説き、「娯楽と効率は矛盾する。」と書いた一節には、ひれ伏すばかりだったし、村上泰亮が提示した「即時的価値」と「手段的価値」という分類は、今でも僕は、頭の中で使っている。また、アベノミクス、長期停滞論、サービス化、高齢化など、識者の間でもますます議論が沸騰している現代社会の旬の話題でもある。
そういう長年の深い重要な議論を軽々と的確に整理した上で、著者が現地で歩き、現場、現物を確認した材料で、クリアに語っている。
文体は軽いが、奥は深い。
2017年2月16日に日本でレビュー済み
読者からの受け狙いを強く意識した軽い語り口も手伝ってそれなりに面白く読めることは読める。しかし重要事項について裏付けデータを一切示すことなく事象を専断し、話をどんどんふくらませることが多く、記述が全体的にあまり説得的でない。
第一章から数例だけ拾ってみよう。これらすべての断定について各々を裏付ける関連データ・数値の提示は一切ない。
<最近の経済活動というものは「他人を遊ばせること」の比重がどんどん高まっている>(15ページ)
<すなわちエンタメ関係が占めている比率がとても高い>(15ページ)
<新しくできる企業やサービスなんていうと、これはもうほとんどが「遊ぶこと」関係である>(16ページ)
<ベンチャー企業を興そうと思ったら、エンタメ関係で探すしかない>16ページ
<「遊びが経済活動の中心となる時代」においては>(27ページ)
30ページで<念のため>として著者自ら<いい加減な「エコノミスト」>と名乗っているとはいえ(韜晦の積りかも知れないが)、およそ経済を論じるときにデータ・数値が皆無というのは、矢張りなしだろう。
第一章から数例だけ拾ってみよう。これらすべての断定について各々を裏付ける関連データ・数値の提示は一切ない。
<最近の経済活動というものは「他人を遊ばせること」の比重がどんどん高まっている>(15ページ)
<すなわちエンタメ関係が占めている比率がとても高い>(15ページ)
<新しくできる企業やサービスなんていうと、これはもうほとんどが「遊ぶこと」関係である>(16ページ)
<ベンチャー企業を興そうと思ったら、エンタメ関係で探すしかない>16ページ
<「遊びが経済活動の中心となる時代」においては>(27ページ)
30ページで<念のため>として著者自ら<いい加減な「エコノミスト」>と名乗っているとはいえ(韜晦の積りかも知れないが)、およそ経済を論じるときにデータ・数値が皆無というのは、矢張りなしだろう。
2019年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主張も、私のような素人の頭には「なるほど~」と思わせます。
2016年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は本書を通常の経済学本だと思っていたのだが、読み進めるにつれて、通常のお堅い経済学本とは全く違う肩の力を抜いた筆者の軽い筆致が際立ってきて、内容的にも、これは「経済学本風随筆集」だなと思いはじめた。したがって、読む方としても、肩の力を抜いて、気楽に、楽しみながら読み終えることができたのだが、それにしても、経済学本らしからぬ、随分とくだけた本だったなと思いつつ、『あとがき』を見てみると、本書は新潮社「ウェブフォーサイト」に連載した原稿に加筆修正したものだそうで、筆者自身が「国際情勢などをテーマにしたお堅い論考が多いウェブフォーサイトの中でも、拙稿は異彩を放っていたのではないかと思う」と語っており、「なるほど」と、納得がいった。
さて、筆者はまず第1章で、GDPという尺度で経済の良し悪しを評価する考え方に疑問を投げ掛けている。GDPが3万ドルを超え、一通りのものはすべて揃ってしまった先進国になってくると、人々は「おカネで測れないもの」を求めるようになっていくので、数字にできない「遊び」という人を楽しませる産業を作っていくことができるか、これこそが本書の遊民経済学のテーマとなるとし、時間だけはたくさんある世界でもっとも高齢化した人口を持つ日本こそが、遊民経済学の時代の先頭ランナーとなる資格を有しているとしているのだ。
その本書の第2章以降の内容については、冒頭で記したように、次第に「経済学本風随筆集」的な内容に傾斜していくという経済学本としては型破りなところがあるので、人によっては評価が分かれることもあるのかもしれない。この点について筆者は、『あとがき』で、「遊びというものは常に主観的な行為だから、「楽しんでいる自分」を見せびらかさないことには話が始まらない」、「遊びをテーマにした経済を論じようとすると、必然的に私小説のようになってしまう」とし、最後に、「つくづく「遊び」は、学問として理論化するには向いていない。ただし、「遊び」について語ることは、それ自体が楽しいことだというのが書き終えた今の実感である」と語っている。筆者の最後の前段の実感と後段の実感とも、まさに本書を読み終えた読者としての私自身が感じた実感そのものでもあった。
さて、筆者はまず第1章で、GDPという尺度で経済の良し悪しを評価する考え方に疑問を投げ掛けている。GDPが3万ドルを超え、一通りのものはすべて揃ってしまった先進国になってくると、人々は「おカネで測れないもの」を求めるようになっていくので、数字にできない「遊び」という人を楽しませる産業を作っていくことができるか、これこそが本書の遊民経済学のテーマとなるとし、時間だけはたくさんある世界でもっとも高齢化した人口を持つ日本こそが、遊民経済学の時代の先頭ランナーとなる資格を有しているとしているのだ。
その本書の第2章以降の内容については、冒頭で記したように、次第に「経済学本風随筆集」的な内容に傾斜していくという経済学本としては型破りなところがあるので、人によっては評価が分かれることもあるのかもしれない。この点について筆者は、『あとがき』で、「遊びというものは常に主観的な行為だから、「楽しんでいる自分」を見せびらかさないことには話が始まらない」、「遊びをテーマにした経済を論じようとすると、必然的に私小説のようになってしまう」とし、最後に、「つくづく「遊び」は、学問として理論化するには向いていない。ただし、「遊び」について語ることは、それ自体が楽しいことだというのが書き終えた今の実感である」と語っている。筆者の最後の前段の実感と後段の実感とも、まさに本書を読み終えた読者としての私自身が感じた実感そのものでもあった。
2017年1月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人生の目的の中心と言うか、主体を転々とする考えに行き着くと、
もはや、仕事至上主義のご褒美としての余暇と言う表現はあてはまらないという事でしょうかね。
面白く読ませんて貰いました。
もはや、仕事至上主義のご褒美としての余暇と言う表現はあてはまらないという事でしょうかね。
面白く読ませんて貰いました。
2016年12月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者のサイト「溜池通信」の読者です。かれこれ10年以上にわたり無料で楽しませてもらっているので、新書を出された時くらいは、ささやかながら売り上げに貢献するようしてます。「日本はもうダメだ」みたいに危機感を煽るタイプのエコノミストが多いなか、著者は昔からずっと「日本は結構イケてるよ」というスタンスを取り続けてきたように思います。本書もその流れにあり、必ずしも明るい話題ばかりではないけれども、筆致の軽妙さと相まって、全体を通して不思議と元気の出る内容となっています。とにかく読みやすいし、くだけた話題も多いので、学生さんや、普段「経済」なんて言葉とは無縁の仕事をされているような方にオススメしたいです。
2017年5月8日に日本でレビュー済み
基本的には緩いエッセイ調なので、仕事に使えるデータを探そうと勇んで手に取った方は肩透かしを食うだろう。
特に高齢化先進国である我が国の高齢化先端ビジネスを展望したい向きには、およそ期待に応えられないだろう。
ただ、時代の先を読む稀代のストーリーテラーとして、日々のギャンブルを含めた体験や幅広いネットワークから紡ぎ出される時代認識ないしは先読みについては、ざっと一読しておく価値があるだろう。
全体として、さまざまなテーマをかじりつつ、「遊民経済学(遊びを中心とした産業に生まれ変わる)」に日本の将来を見ていると思われる。
注目のポイントは、「エンゲル係数(上昇中)」、「第3次産業からエンタメ系を切り出し第4次産業と分類すべき」、「地方の可能性(水木しげるロード)」辺りか。
しかし、理性・合理性の塊であろう(と思われている)エコノミストが、実はギャンブル(競馬、麻雀)にずぶずぶ(ラーメンならず食い物の蘊蓄もすごい)という、とは、なかなかすごいギャップであるとはいえると思うが、経済の本質は実はその辺にあるということまで意味するならば、我々自体の認識や、学校教育の在り方を根本から変えないといけないのではないか。
特に高齢化先進国である我が国の高齢化先端ビジネスを展望したい向きには、およそ期待に応えられないだろう。
ただ、時代の先を読む稀代のストーリーテラーとして、日々のギャンブルを含めた体験や幅広いネットワークから紡ぎ出される時代認識ないしは先読みについては、ざっと一読しておく価値があるだろう。
全体として、さまざまなテーマをかじりつつ、「遊民経済学(遊びを中心とした産業に生まれ変わる)」に日本の将来を見ていると思われる。
注目のポイントは、「エンゲル係数(上昇中)」、「第3次産業からエンタメ系を切り出し第4次産業と分類すべき」、「地方の可能性(水木しげるロード)」辺りか。
しかし、理性・合理性の塊であろう(と思われている)エコノミストが、実はギャンブル(競馬、麻雀)にずぶずぶ(ラーメンならず食い物の蘊蓄もすごい)という、とは、なかなかすごいギャップであるとはいえると思うが、経済の本質は実はその辺にあるということまで意味するならば、我々自体の認識や、学校教育の在り方を根本から変えないといけないのではないか。