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興亡の世界史 スキタイと匈奴 遊牧の文明 (講談社学術文庫) Kindle版
定住農耕社会にとって、隣接する遊牧国家は常に脅威だった。ペルシア帝国をもってしても征服できなかった部族集団スキタイ。漢帝国と対等に闘った匈奴。こうした騎馬遊牧民はいつ頃誕生し、強大な力を握ったのか。「都市」のない遊牧社会を「野蛮」とみなすのは、定住農耕社会からの決めつけにすぎない。ソ連崩壊後のユーラシア草原地帯の発掘調査で次々と発見されている考古学資料を活かし、「もうひとつの文明」の実像に迫る。
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2017/1/10
- ファイルサイズ59916 KB
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商品の説明
著者について
林 俊雄
1949年東京都生まれ。東京教育大学卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程東洋史学科単位取得退学。古代オリエント博物館研究員を経て、創価大学文学部教授。専門は中央ユーラシアの歴史と考古学。著書に『ユーラシアの石人』『グリフィンの飛翔』『遊牧国家の誕生』、共著に『中央ユーラシアの考古学』『中央ユーラシア史』ほか。
1949年東京都生まれ。東京教育大学卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程東洋史学科単位取得退学。古代オリエント博物館研究員を経て、創価大学文学部教授。専門は中央ユーラシアの歴史と考古学。著書に『ユーラシアの石人』『グリフィンの飛翔』『遊牧国家の誕生』、共著に『中央ユーラシアの考古学』『中央ユーラシア史』ほか。
登録情報
- ASIN : B01N4P6B7A
- 出版社 : 講談社 (2017/1/10)
- 発売日 : 2017/1/10
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 59916 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 462ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 109,598位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 388位歴史学 (Kindleストア)
- - 487位歴史学 (本)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2021年2月22日に日本でレビュー済み
レポート
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騎馬民族は混血OKな民族なので、本当の姿が不明とされているが、スキタイと匈奴では出現時期の差が数百年あるので、恐らく西方のスキタイが略奪を繰り返しながら、蒙古高原を東進し、やがて徐々にモンゴロイドと混血し匈奴に変化していったのだろう。スキタイと匈奴の剣と兜と甲冑の形がそっくりなのと、中国より優れた鍛鉄の技術や美しい金属加工品も同様にスキタイが先だ。本では、発掘された墳墓の話が中心だが、実証的でよい。金髪のスキタイ人の遺体が蒙古高原のあちこちで発掘されたが、モンゴル人はキルギス人の墓といっているらしい。もっとも当時のキルギス人は赤い髪と水晶の目をしていたとソグド人は記述している。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2020年10月23日に日本でレビュー済み
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スキタイ、匈奴などの遊牧民族の歴史が考古学知見を基に詳細に描かれている。
農耕民族が定着して、都市を形成し、文明を築く。しかし著者によると「遊牧民による文明」という考え方があるという。
結局、農耕民族と遊牧民族相互の絡みによって人類の歴史がもたらされたということのようだ。
農耕民族も遊牧民族も現れては消え、消えては現れる。儚い人類の歴史の繰り返しのようだ。
雄大さとともにその儚さを感じた。
農耕民族が定着して、都市を形成し、文明を築く。しかし著者によると「遊牧民による文明」という考え方があるという。
結局、農耕民族と遊牧民族相互の絡みによって人類の歴史がもたらされたということのようだ。
農耕民族も遊牧民族も現れては消え、消えては現れる。儚い人類の歴史の繰り返しのようだ。
雄大さとともにその儚さを感じた。
2023年4月24日に日本でレビュー済み
本書は、スキタイと匈奴、フン族辺りまでの遊牧民文明を記述した本である。
『興亡の世界史』シリーズの本は大きな物語を描き出すものが多いが、本書は考古学の視点から記述されているので、発掘の話やそうした発掘資料を基にした論争の話などが多く書かれており、歴史全体の大きな展開を描き出す側面は弱めである。特にスキタイの記述はその面が強い(匈奴の記述は司馬遷などに依拠してわりと時系列になっている)。その意味ではシリーズ中でもかなり特殊な本だと思う。
馬の家畜化の起源、騎馬の起源、馬車の起源といった議論が最初の方で紹介されているのも面白い。こうした議論はヨーロッパでは印欧語族の起源などとも関連しているために激しい議論の的となるらしい。
ハミやあぶみをいつ使い始めたか、などといった話も出ている(発掘された馬の歯のすり減り具合などを見たりするらしい)
鞍が出来るまでは、馬の背中は乗ると出っ張っていて痛いので尻の方に乗っていた(いざとなったら後ろに飛び降りられる利点もある)、そのころの手綱は鼻輪で通していた、など、馬をどう使うかの歴史はなかなか面白い。
スキタイの話は発掘中心で、動物をあしらった美術品が写真で多数紹介されている。描かれ方の変遷とかはなかなか分かりにくいが、しかし美術品として見ていて楽しめる。
匈奴の方が歴史の流れに沿った紹介となっている。なんとなく「強いがお人よしの匈奴が、漢人に騙される」展開が割と多いと感じた(義渠の暗殺、燕による東湖攻撃、劉邦の匈奴戦の脱出もこれなのかもしれない)。
匈奴の古墳が低くまた森林の中など目立たないように作られているというのも興味深い。
スタンスとしては、遊牧民にフォーカスは当てつつも、そんなに遊牧民側を持ち上げるわけではない抑制的な描き方をしている。
もっと遊牧民側に寄り添った(贔屓した)記述を見たい人は、 遊牧民から見た世界史 などを読むといいだろう。
類書の少ない時代の考古学の進展を描いた(学術文庫版あとがきでもキャッチアップがされている)好著であろう。
『興亡の世界史』シリーズの本は大きな物語を描き出すものが多いが、本書は考古学の視点から記述されているので、発掘の話やそうした発掘資料を基にした論争の話などが多く書かれており、歴史全体の大きな展開を描き出す側面は弱めである。特にスキタイの記述はその面が強い(匈奴の記述は司馬遷などに依拠してわりと時系列になっている)。その意味ではシリーズ中でもかなり特殊な本だと思う。
馬の家畜化の起源、騎馬の起源、馬車の起源といった議論が最初の方で紹介されているのも面白い。こうした議論はヨーロッパでは印欧語族の起源などとも関連しているために激しい議論の的となるらしい。
ハミやあぶみをいつ使い始めたか、などといった話も出ている(発掘された馬の歯のすり減り具合などを見たりするらしい)
鞍が出来るまでは、馬の背中は乗ると出っ張っていて痛いので尻の方に乗っていた(いざとなったら後ろに飛び降りられる利点もある)、そのころの手綱は鼻輪で通していた、など、馬をどう使うかの歴史はなかなか面白い。
スキタイの話は発掘中心で、動物をあしらった美術品が写真で多数紹介されている。描かれ方の変遷とかはなかなか分かりにくいが、しかし美術品として見ていて楽しめる。
匈奴の方が歴史の流れに沿った紹介となっている。なんとなく「強いがお人よしの匈奴が、漢人に騙される」展開が割と多いと感じた(義渠の暗殺、燕による東湖攻撃、劉邦の匈奴戦の脱出もこれなのかもしれない)。
匈奴の古墳が低くまた森林の中など目立たないように作られているというのも興味深い。
スタンスとしては、遊牧民にフォーカスは当てつつも、そんなに遊牧民側を持ち上げるわけではない抑制的な描き方をしている。
もっと遊牧民側に寄り添った(贔屓した)記述を見たい人は、 遊牧民から見た世界史 などを読むといいだろう。
類書の少ない時代の考古学の進展を描いた(学術文庫版あとがきでもキャッチアップがされている)好著であろう。
2017年4月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
発掘品の形がこうだから,どうだ,などの専門知識がやや煩雑.そんなことは専門家の楽屋話でやればいい.
しかし遊牧民族に好感をもたれてるのはよく伝わってきます.
しかし遊牧民族に好感をもたれてるのはよく伝わってきます.
2018年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
圧倒的な面白さと、興味のつきない内容だった。
各章ごとに、新しい話題が提示され、読むのが止められなくなってしまった。あるいは専門家からは「もう周知のこと」と言われてしまうのかもしれないが、私はただの考古学に興味を持っている素人の一人なのだ。
以下、各章の目新しさ。
第1章 デレイフカ遺跡 人類初の牧場跡か。
第2章 アルジャン古墳 数千年前の大帝国の支配者なのか。
第3章 スキタイ美術 予想以上にすばらしいもので、エルミタージュ美術館に行ってみたくなる。
第4章 サウロマタイ人とアマゾネス伝説
第5章 匈奴、冒頓単于。彼はトルコではトルコ人だと思われているとか。
第6章 匈奴と呼ばれる人たちの実像
第7章 シベリア アバカン市の巨大遺跡 遊牧民であるはずの匈奴の地に築かれた巨大建築
第8章 フン族と匈奴 同根説の現在
この本が書かれたのは10年以上前なので、今ではさらに新しい知見が得られているだろう。
ますます考古学への興味をそそられてしまった。
★4つにとどめたのは、字がとにかく小さいから。こりゃ読めないよ。
どうせベストセラーになるような本ではなし、この程度でいいと思ったのかもしれないが、早く電子書籍が普及してもらいたいと思ってしまう一冊だった。
各章ごとに、新しい話題が提示され、読むのが止められなくなってしまった。あるいは専門家からは「もう周知のこと」と言われてしまうのかもしれないが、私はただの考古学に興味を持っている素人の一人なのだ。
以下、各章の目新しさ。
第1章 デレイフカ遺跡 人類初の牧場跡か。
第2章 アルジャン古墳 数千年前の大帝国の支配者なのか。
第3章 スキタイ美術 予想以上にすばらしいもので、エルミタージュ美術館に行ってみたくなる。
第4章 サウロマタイ人とアマゾネス伝説
第5章 匈奴、冒頓単于。彼はトルコではトルコ人だと思われているとか。
第6章 匈奴と呼ばれる人たちの実像
第7章 シベリア アバカン市の巨大遺跡 遊牧民であるはずの匈奴の地に築かれた巨大建築
第8章 フン族と匈奴 同根説の現在
この本が書かれたのは10年以上前なので、今ではさらに新しい知見が得られているだろう。
ますます考古学への興味をそそられてしまった。
★4つにとどめたのは、字がとにかく小さいから。こりゃ読めないよ。
どうせベストセラーになるような本ではなし、この程度でいいと思ったのかもしれないが、早く電子書籍が普及してもらいたいと思ってしまう一冊だった。
2017年4月19日に日本でレビュー済み
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スキタイ人や匈奴については、断片的にしか知らなかったが、
この本を読んでその生活や行動の仕方がよく分かった。
この本を読んでその生活や行動の仕方がよく分かった。
2017年12月31日に日本でレビュー済み
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前半のスキタイ編は遺跡から出土した副葬品の話が大部分を占め、やや退屈な印象でした。ある程度史書に残っている後半の匈奴編は、多少ましですが無味乾燥さは否めません。
確実に解っている事しか書かない姿勢は、研究者としては賞賛に値しますが、読み手の立場としては、もう少し想像力の翼を広げて欲しかった。
確実に解っている事しか書かない姿勢は、研究者としては賞賛に値しますが、読み手の立場としては、もう少し想像力の翼を広げて欲しかった。
2020年4月7日に日本でレビュー済み
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モンゴル贔屓の学者たちの本をけっこう読んで、比較意識でそっちょくな感想を言います。本書はそれらの本とくらべると、考古学の部分は素人の目でやや冗長とはいえ、遊牧民族はえらいとか中国の史書は全部嘘を言ってるとか、モンゴル一辺倒、漢人の悪口ばかりを言っている感情先行の本ではなく、しっかりした考古学と多国の文献資料に基づいて良心的な歴史書の一冊です。