臨床真実士シリーズ2作目。
私は、推理小説作家古野まほろの大ファンです。
美しい修飾と論理に満ち溢れ、舞台設定に心揺さぶられる独自の世界観で紡ぎ出される作風に、
デビュー作から虜となりました。
この臨床真実士シリーズは、そうした氏の作風の良さを残しながらも、
軽快な文体で記されており、読み易い中にも味わい深い作品となっています。
よって、文句なしの☆5評価とさせていただきました。
Kindle 価格: | ¥825 (税込) |
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臨床真実士ユイカの論理 ABX殺人事件 (講談社タイガ) Kindle版
言葉の真偽と虚実を判別する瞳を持つ臨床真実士、本多唯花の元に届いた挑戦状。差出人ABXの予告通り、赤坂で頭文字Aを持つ少年が殺された。連続殺人勝負に見立て、ABXは唯花を挑発する。一週間後、第二の殺人が起こり頭文字Bの女性が被害者となる。現場に残された、犯人の署名ともいえる遺留品の意味は? ABXの仕掛けに隠された嘘を、唯花の論理が解き明かす。
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2017/1/19
- ファイルサイズ9100 KB
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商品の説明
著者について
古野 まほろ
東京大学法学部卒業。リヨン第三大学法学部第三段階「Droit et Politique de la Securite」専攻修士課程修了。『天帝のはしたなき果実』で第35回メフィスト賞を受賞しデビュー。以降、長編推理小説を次々に発表。近著に『ヒクイドリ 警察庁図書館』『ぐるりよざ殺人事件 セーラー服と黙示録』『新任巡査』などがある。
東京大学法学部卒業。リヨン第三大学法学部第三段階「Droit et Politique de la Securite」専攻修士課程修了。『天帝のはしたなき果実』で第35回メフィスト賞を受賞しデビュー。以降、長編推理小説を次々に発表。近著に『ヒクイドリ 警察庁図書館』『ぐるりよざ殺人事件 セーラー服と黙示録』『新任巡査』などがある。
登録情報
- ASIN : B01N6QL59P
- 出版社 : 講談社 (2017/1/19)
- 発売日 : 2017/1/19
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 9100 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 364ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 498,164位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 53,346位日本の小説・文芸
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年2月1日に日本でレビュー済み
レポート
Amazonで購入
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2017年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
買ってはみたものの時間が取れずに読めずにいたが、その間に起こったのが作者の人間性が垣間見えるネットでの炎上騒動。
学生の書いた、書評ですらない短い感想文のどこが気に食わなかったのか、罵声を浴びせ、地域差別の言葉を投げつけ、自分より学歴が劣ると嘲笑う。学生が謝罪しているにも関わらず暴言を続け、ネットで批判が起こるも素知らぬ顔。
このような人間の作品を読む気が失せるのも当然。買わなきゃよかったと後悔。
学生の書いた、書評ですらない短い感想文のどこが気に食わなかったのか、罵声を浴びせ、地域差別の言葉を投げつけ、自分より学歴が劣ると嘲笑う。学生が謝罪しているにも関わらず暴言を続け、ネットで批判が起こるも素知らぬ顔。
このような人間の作品を読む気が失せるのも当然。買わなきゃよかったと後悔。
2019年12月27日に日本でレビュー済み
クリスティの作品(特に『ABC殺人事件』)に詳しい人ほど騙される作品を
書きたかったのだと思います。が、終盤までほぼネタ元をなぞる展開で
最後に酷いやり方のどんでん返しで強引に締めています。
実在の病院名を出して「医師に金を積んで偽の診断データを作らせた」とか、
認知症に対する無知・偏見まみれのトリックなど作者だけでなく
編集者や出版社の見識が問われるのではないでしょうか?
書きたかったのだと思います。が、終盤までほぼネタ元をなぞる展開で
最後に酷いやり方のどんでん返しで強引に締めています。
実在の病院名を出して「医師に金を積んで偽の診断データを作らせた」とか、
認知症に対する無知・偏見まみれのトリックなど作者だけでなく
編集者や出版社の見識が問われるのではないでしょうか?
2017年1月31日に日本でレビュー済み
冒頭からいきなり飛び込んでくる,事件の『犯人』と思わせる人物のモノローグは,
その姿がハッキリしないことはもちろん,不安定さの漂う言動が何とも謎めいて映り,
以降も合間合間で挟まれるそれは,その人物の正体と謎解きへの関心をあおり立てます.
また,主人公の持つ能力が特殊なせいか,序盤は説明的なやり取りも目立ちますが,
ヒトの記憶力についてなど,興味深い話も織り込まれ,大学生の二人が中心の流れは,
ラブコメチックな様子もたびたび挟まれ, 前の巻 ほどの重苦しさはないように感じます.
その一方で,ヒロインの口癖をはじめ,語り部の青年の()での心の声がしつこく,
軽めのノリは読みやすくもありますが,このあたりは好みが分かれるかもしれません.
このほか,多くの条件を元に,組み立てと検証を繰り返していく終盤は気持ちが良く,
前半での記憶の話を絡め,絶対かと思わせた状況を覆す終盤には引き付けられるものの,
結局のところ,よくあるミスが決定打となる決着にはいささか拍子抜けの思いが残ります.
主人公が自身の能力を誇示し,相手を牽制する言い方をすることにも違和感があり,
明かされる関係者らの背景と,その鍵となる特殊な言い回しには狙いすぎの部分が….
このほか,「○○だから△△となるはず」といった論法にもやや強引な点が見受けられ,
主人公の過去なども匂わせては来ましたが,引っ掛かりを覚える『解決篇』が残念でした.
その姿がハッキリしないことはもちろん,不安定さの漂う言動が何とも謎めいて映り,
以降も合間合間で挟まれるそれは,その人物の正体と謎解きへの関心をあおり立てます.
また,主人公の持つ能力が特殊なせいか,序盤は説明的なやり取りも目立ちますが,
ヒトの記憶力についてなど,興味深い話も織り込まれ,大学生の二人が中心の流れは,
ラブコメチックな様子もたびたび挟まれ, 前の巻 ほどの重苦しさはないように感じます.
その一方で,ヒロインの口癖をはじめ,語り部の青年の()での心の声がしつこく,
軽めのノリは読みやすくもありますが,このあたりは好みが分かれるかもしれません.
このほか,多くの条件を元に,組み立てと検証を繰り返していく終盤は気持ちが良く,
前半での記憶の話を絡め,絶対かと思わせた状況を覆す終盤には引き付けられるものの,
結局のところ,よくあるミスが決定打となる決着にはいささか拍子抜けの思いが残ります.
主人公が自身の能力を誇示し,相手を牽制する言い方をすることにも違和感があり,
明かされる関係者らの背景と,その鍵となる特殊な言い回しには狙いすぎの部分が….
このほか,「○○だから△△となるはず」といった論法にもやや強引な点が見受けられ,
主人公の過去なども匂わせては来ましたが,引っ掛かりを覚える『解決篇』が残念でした.
2017年12月14日に日本でレビュー済み
鹿児島の辺境にすむ隼人の私には面白さが全くわかりませんでした