淵に立つ(通常版)[DVD]
詳細はこちら
購入オプションとあわせ買い
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 浅野忠信, 深田晃司 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 59 分 |
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
メーカーによる説明
![]() |
![]() |
![]() |
|
---|---|---|---|
淵に立つ(豪華版)[Blu-ray] | 淵に立つ(通常版)[Blu-ray] | 淵に立つ(通常版)[DVD] | |
カスタマーレビュー |
5つ星のうち3.4
11
|
5つ星のうち3.4
11
|
5つ星のうち3.4
11
|
価格 | ¥5,403¥5,403 | ¥4,145¥4,145 | ¥3,409¥3,409 |
仕様 | Blu-ray | Blu-ray | DVD |
発売日 | 2017/5/3 | 2017/5/3 | 2017/5/3 |
商品の説明
≪商品概要≫
【DVD】本編1枚 品番:VPBT-14591(POS:6) 価格:\3,800+税
片面二層/カラー/ビスタ/ドルビーデジタル5.1ch、2.0ch
※仕様・特典等は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。
【イントロダクション】
カンヌが20年ぶりに発見した! 初ノミネートで初受賞の快挙!
国内外から高い評価を受け、異例のロングラン大ヒットを記録!
世界を挑発する日本の新世代・深田晃司監督。
現代日本の揺れ動く家族像を冷徹かつユーモラスに描き、恐るべき新人監督の登場に各国の映画祭が湧いた『歓待』(2011)。
二階堂ふみ演じるヒロインの一夏の経験を瑞々しく綴り、ナント三大陸映画祭グランプリ他を受賞した『ほとりの朔子』(2014)。
荒廃した近未来を舞台に、人間とアンドロイドの対話を通して生と死を見つめた『さようなら』(2015)。
一作ごとに人間ドラマの新たな地平を切り拓き、30代の若さで世界の映画シーンにその名を刻み続ける深田晃司の最新作が、
カンヌ国際映画祭に初参加でいきなり公式部門にノミネートされ、受賞を果たす快挙を成し遂げた! 黒沢清、是枝裕和など
カンヌ常連組に仲間入りし、河瀨直美監督『萌の朱雀』(97)が脚光を浴びて以来、久々に登場した日本の新たな才能に、
世界中が熱烈な期待を寄せている。
崩壊した家族に、光は射すのか─
圧倒的な人間描写で“家族"を問い直す、2016年最大の衝撃!
怪しくも魅力的な佇まいで家族を翻弄する男を演じるのは、『私の男』『岸辺の旅』やマーティン・スコセッシ監督『沈黙』などに出演し、
国際的に活躍する浅野忠信。夫婦役には、古舘寛治が寡黙さの内に覚悟を秘めた夫役で新境地を見せ、筒井真理子が
妻の心身の変化を凄まじいまでの説得力で体現する。その他、太賀、三浦貴大などの若手実力派が主人公たちの関係性を
左右する重要な役で登場する。
「孤独な肉体を抱えた個々の人間が、たまたま出会い、夫婦となり親となり子となって、当たり前のような顔をして
共同生活を営んでいる。私にとって、家族とは不条理です」
そう語る深田晃司が、最高のキャスト・スタッフと組み、大胆にして緻密なストーリーテリングで観客一人ひとりの想像力と価値観に
揺さぶりをかける衝撃のドラマ。観る人すべてをタイトル通りの境地へと誘う映画が誕生した。
【受賞情報】
■第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞
■JAPAN TIMES2016 邦画部門1位
■第90回キネマ旬報ベスト・テン 日本映画ベスト・テン3位
■第11回アジア・フィルム・アワードノミネート 作品賞/監督賞/主演男優賞(浅野忠信)
■第71回毎日映画コンクールノミネート 男優主演賞(浅野忠信)/女優主演賞(筒井真理子)/
女優助演賞(筒 井真理子)/監督賞(深田晃司監督)/脚本賞(深田晃司監督)/作品賞
■第38回ヨコハマ映画祭 主演女優賞(筒井真理子)/最優秀新人賞(太賀)
■第31回高崎映画祭 最優秀作品賞/最優秀主演女優賞(筒井真理子)
■第26回東京スポーツ映画大賞ノミネート 作品賞/監督賞(深田晃司監督)/主演女優賞(筒井真理子)/助演男優賞(太賀)/新人賞(太賀)
■ELLE シネマ大賞 ベストディレクター賞(深田晃司監督)
【ストーリー】
郊外で小さな金属加工工場を営む鈴岡家は、夫・利雄(古舘寛治)、妻・章江(筒井真理子)、10歳の娘・蛍(篠川桃音)の三人家族。
平穏な毎日を送るごく平凡な家族の前にある日、利雄の旧い知人で、最近まで服役していた八坂草太郎(浅野忠信)が現れる。
利雄は章江に断りなくその場で八坂を雇い入れ、自宅の空き部屋を提供する。章江は突然の出来事に戸惑うが、礼儀正しく、
蛍のオルガンの練習にも喜んで付き合う八坂に好意を抱くようになる。だが、ある時、八坂は一家に残酷な爪痕を残して姿を消す。
8年後。八坂の行方は知れず、利雄は興信所に調べさせているが、一向に手がかりはつかめない。工場では古株の従業員・設楽篤(三浦貴大)が
辞めることになり、代わりに山上孝司(太賀)が新人として入ってくる。母を亡くして独り身の孝司は屈託のない人柄でたちまち夫婦の信頼を得る。
だが皮肉な巡り合わせにより、八坂の消息をつかめそうになった時、利雄と章江は再び己の心の闇と対峙することになる―。
【キャスト&スタッフ】
浅野忠信 筒井真理子 太賀 三浦貴大 篠川桃音 真広佳奈 古舘寛治
監督・脚本・編集│深田晃司 『歓待』『ほとりの朔子』『さようなら』
主題歌│HARUHI「Lullaby」(Sony Music Labels Inc.)
小説│「淵に立つ」深田晃司著(ポプラ社刊)
撮影:根岸憲一(J.S.C) 録音:効果:吉方淳二 美術:鈴木健介 音楽:小野川浩幸 サウンドデザイナー:オリヴィエ・ゴワナール スタイリスト:村島恵子
配給:エレファントハウス、カルチャヴィル 英語題:HARMONIUM 2016年/日本・フランス/日本語/ヨーロピアン・ヴィスタ/DCP/119分
助成:文化庁文化芸術振興費補助金
©2016映画「淵に立つ」製作委員会/COMME DES CINEMAS
発売元・販売元バップ
提供:「淵に立つ」製作委員会
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 83 g
- EAN : 4988021145916
- 監督 : 深田晃司
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 59 分
- 発売日 : 2017/5/3
- 出演 : 浅野忠信
- 販売元 : バップ
- ASIN : B06VWWWVXH
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 83,569位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 4,112位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
など 私は この作品は
観る側の 視感を 深く考えさせられる
素晴らしい 内容でした
内容が 曖昧や ラストが 理解出来ない
そこが、観る側の創造性を 高めました。
内容が しっかりしすぎたり
ラストに ちゃんと 落ちが有り過ぎたり
(ネタばれになったらすみません)
すると まるで 連載ドラマの
結果待ちみたいだなぁと 私の視感ですが
なんかなぁ・・・
思わせぶりの連続で、
結局なんにも・・・
"家族を描きたい"とか書いてありましたが
えっ?どこが?
ってな感じ。
謎めくというより、思わせぶりが多くて
しかも何一つ解明されないまま終わる。
すべてが"思わせぶり"な残念作。
人の本心の深いところについて語った作品であり
気分転換には全く向かない作品。
落ち込んでいるときとかは注意な感じです。
主なストーリーとしては、浅野忠信さんが平凡な家庭に現れ
刺激剤のようになって筒井さんと浅野さんの本心があふれ出し
最終的には古館さんの嘘も露呈したという話。
筒井・古館夫婦の子供の姿はそのまま筒井さんのインナーチャイルド。
ちょっとしたきっかけで
無意識層の嘘や欲望が露呈していく「淵に立つ」、という話でした。
これは、脚本も手懸けた深田晃司監督が学んだ映画美学校のテキスト、講義と関係があるかも。
我々は物語に対して、つい安易に自らに都合が好い結論を求めたがる傾向があるが、それは模範解答など有り得ない曖昧な日常生活への反動を、人が創る虚構の構造自体に仮託したがる習性にも似たものがあるからだと思う。
古舘寛治が扮する利雄は、加担した罪の償いをしなかったための罰を受けたと解釈できるが、これはプロテスタントである妻の章江、彼女と共に食事前に祈りを捧げる娘の蛍との対照性を強調する伏線が有効に機能し、目立った罪を犯していない二人も巻き込まれるという運命の形態は、深田監督が言う“家族の不条理”として、充分に納得できる。
しかし、この作品の肝は、やはり、浅野忠信が演じる刑務所帰りの八坂(象徴的な命名? 日本的な八百万の神とゴルゴダの丘へ続く坂を十字架を背負ってのぼらされるキリストという両義性?)。
章江ばかりではなく古い友人の利雄や幼い娘に対しても丁寧な敬語を遣い、極めて真っ当な礼節を身につけていて、遺族にも深く陳謝しているかのように視える態度を示しながら、川遊びにおける冗談とも本音とも受け取れる発言、その後の一線を超えた諸行動・・・。
章江が蛍を抱いて飛び込もうとする河の橋梁で見掛ける八坂の幻は、人道に悖る行為を重ねつつそれらを超越したありとあらゆる決定権を有し、ある時は大洪水で人類及び生き物のほとんどを滅ぼし、バベルの塔を建設しようとした傲慢さに俊厳な鉄槌を喰らわした絶対神のようではないか。
利雄が章江に八坂との関係を言う場面の創り過ぎ的あざとさ、太賀が振られた役の孝司のキャラクター設定における都合の好さ、凶行に出くわした古舘の演技など、ちょっと首を捻るシーンは少なくもないが、興信所の報告を受けて八坂に似た男を探しに行くところや、川遊び時のフォトとラスト間際の構図等、かなり詰めてプロットを構成したものであることは確か。
この映画が持つ毒、尖ったナイフを突き付けて来るような戦闘性は決して嫌いではなく、人間ドラマやサスペンス、ミステリーのファンは勿論、この手のジャンルを端から敬遠しがちな熱烈なアクションやホラー、オカルトのマニア、ヤクザ映画を好む方々なんかにも、是非是非先入観を持たずに観て欲しい1本。
複数で観賞後に話す時間を設ければ、各人のこれまでは知らなかった意外な側面、前から伝わってはいたが明確に把握することができなかったところが少し視えて来たり、如実に解ってしまう場合もアリですよ。
町工場を営む核家族の元に、夫(古館寛治)の友人(浅野忠信)で出所したばかりの男がやってきて・・・というお話。
画面にあまり動きのない、なんか不思議なテンポの前半。 浅野忠信は相変わらず、ものすごいセリフ棒読み。 結構ヒドイと思うので、起用しないでほしい。 あの娘ぼくがこれくらい大根役者だったらどんな顔するんだろう?
奥さん役の筒井真理子は色気があってとてもよい。 ブラウスのボタンを一番上まで止めて、その上にカーディガンとかも最高だった。 56歳には見えない美しさ。 後半のやつれ方と、洋服の総ベージュ化のリアリティもすごかった。
後半の無理矢理な展開に、テンションが上がらず。 自分の行いの罰とか、そういう考え方も暗くて好きじゃなかった。
演じる俳優達の雰囲気にただただ惹き込まれる。一人がすごいのではなく、みんなすごい。
ただ、ストーリーがなぁ。。。なんか消化不良で終わるよなぁ。。。