読み始めは興味がそそられないから辛かった
とっかかりがつかめると一気に読めた
クローズドサークルのおすすめとして読んだので
物足りない感じも最初はしたが
中盤からはこんなのもアリだなと思って最後までわくわくした。
字がない絵本を読んでいるそんな感じ
Kindle 価格: | ¥667 (税込) |
獲得ポイント: | 41ポイント (6%) |
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訪問者 (祥伝社文庫) Kindle版
急死した映画監督・峠昌彦の親友・井上は、湖を一望する山中の洋館を訪ねた。三年前、昌彦を育てた実業家朝霞千沙子が不審死を遂げた湖だ。館には「訪問者に気をつけろ」という不気味な警告状が届いていた。死んだはずの「大おばちゃま」の姿を見たと主張する少女。そして冬の雷が鳴る中、新たな死体が……。やがて残されたシナリオから浮上してきた意外な真実とは?
- 言語日本語
- 出版社祥伝社
- 発売日2012/4/10
- ファイルサイズ1196 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
著者について
仙台市生まれ。早稲田大学卒。九一年、第三回日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。以後、多彩で軽やかな作風と煌めく感性で読者の圧倒的な支持を得る。著書に『不安な童話』『puzzle(パズル)』『象と耳鳴り』(以上祥伝社文庫)『ユージニア』『きのうの世界』『夢違』など。
登録情報
- ASIN : B06XH9MZGP
- 出版社 : 祥伝社 (2012/4/10)
- 発売日 : 2012/4/10
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1196 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 268ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 322,993位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1964(昭和39)年、宮城県生れ。早稲田大学卒。
1992(平成4)年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞を、2006年『ユージニア』で日本推理作家協会賞を、2007年『中庭の出来事』で山本周五郎賞をそれぞれ受賞した。
ホラー、SF、ミステリーなど、さまざまなタイプの小説で才能を発揮している。著書に、『三月は深き紅の淵を』『光の帝国 常野物語』『ネバーランド』『木曜組曲』『チョコレートコスモス』『きのうの世界』などがある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他の方のレビューが分かれたのが読んで理解できました。もう一歩何か違えばもっと面白くなっただろうにと思いました。新幹線移動の暇つぶしには良かったです。
2020年7月31日に日本でレビュー済み
タイトル通り、訪問者が次々登場。
膨れた謎がどう解決するのか期待してしまったからか、ラストで拍子抜けした。
膨れた謎がどう解決するのか期待してしまったからか、ラストで拍子抜けした。
2013年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても安く買えたので良かった。古本屋でも扱ってるところがなく、あってもこの値段では買えない。
2024年1月22日に日本でレビュー済み
最初のほうは面白くこれからどうなるのかとワクワクしましたが、終わりは無理やりつじつまを合わせたという感じで、あまりにも都合よく別の死体が出てきたり、登場人物が必要もない嘘をついていたり、女の子の言うことが不自然だったりで、とてもじゃないけど納得できずにがっかりしました。
2010年10月23日に日本でレビュー済み
個人的に抽象的な表現が多いと感じる著者ですが、本作は今までに読んだ中では珍しく ?
割合と読みやすいという印象でした。
ただ、リアリティは感じません。
10歳くらい ? の少女の考えていることとか。
いくら特殊な環境で育ったとしてもです。
あくまでも小説としては、許容範囲かもしれませんが …… 。
また、最終章が唐突な印象を受けました。
「 名無しの老人 」 を登場させた意味がよく分かりませんでした。
この人のおかげで後味は悪くはなかったのですが、行方不明者の存在について警察が調査をした場合、
「 夫 」 のことが分かってしまう可能性は大きいと感じます。
物語はそこまで至らずに終了したわけですが、真相そのものは、結局は不明ですね。
「 千沙子 」 「 真彦 」 「 夫 」 の3人の死が事故か他殺かは、どちらにもできるわけで、
ミステリとしては不満が残りますが、2時間サスペンスドラマの原作のようなものと思えば、
腹は立ちませんでしたね …… 。
割合と読みやすいという印象でした。
ただ、リアリティは感じません。
10歳くらい ? の少女の考えていることとか。
いくら特殊な環境で育ったとしてもです。
あくまでも小説としては、許容範囲かもしれませんが …… 。
また、最終章が唐突な印象を受けました。
「 名無しの老人 」 を登場させた意味がよく分かりませんでした。
この人のおかげで後味は悪くはなかったのですが、行方不明者の存在について警察が調査をした場合、
「 夫 」 のことが分かってしまう可能性は大きいと感じます。
物語はそこまで至らずに終了したわけですが、真相そのものは、結局は不明ですね。
「 千沙子 」 「 真彦 」 「 夫 」 の3人の死が事故か他殺かは、どちらにもできるわけで、
ミステリとしては不満が残りますが、2時間サスペンスドラマの原作のようなものと思えば、
腹は立ちませんでしたね …… 。
2009年5月18日に日本でレビュー済み
幅広いジャンルにわたり
独特の作風の小説を発表し続ける著者による長編小説。
若くして事故死した映画監督について取材するため
人里はなれた山荘を訪れた記者が
そこで体験する疑惑と恐怖に満ちた数日間を描いたミステリー風味の作品です。
著者の作品ではおなじみ?の
驚天動地のラスト、メタ・フィクション、SF、異能の人
―といった要素はなく、
外部から遮断された山荘、
かつて、そこで起きた不審な死と
手の内を明かさない住人たち。
そして、そこに訪れた頭脳明晰な訪問者
―と、まるで2時間ドラマのような設定とストーリー展開は
正直、少々肩透かしでしたが、
それでいて、著者ならではの読後感がじんわりと広がる
とても味わい深い作品です。
普通の推理小説だと思って読み始めると、
狐につままれること間違いなしの本作。
普通の推理小説を中心に読んできた、
著者の作品は読んだ事がない
そんな方にこそおススメしたい作品です☆☆
独特の作風の小説を発表し続ける著者による長編小説。
若くして事故死した映画監督について取材するため
人里はなれた山荘を訪れた記者が
そこで体験する疑惑と恐怖に満ちた数日間を描いたミステリー風味の作品です。
著者の作品ではおなじみ?の
驚天動地のラスト、メタ・フィクション、SF、異能の人
―といった要素はなく、
外部から遮断された山荘、
かつて、そこで起きた不審な死と
手の内を明かさない住人たち。
そして、そこに訪れた頭脳明晰な訪問者
―と、まるで2時間ドラマのような設定とストーリー展開は
正直、少々肩透かしでしたが、
それでいて、著者ならではの読後感がじんわりと広がる
とても味わい深い作品です。
普通の推理小説だと思って読み始めると、
狐につままれること間違いなしの本作。
普通の推理小説を中心に読んできた、
著者の作品は読んだ事がない
そんな方にこそおススメしたい作品です☆☆
2012年5月16日に日本でレビュー済み
これは面白かった。
著者のミステリはけっして本格ではない。
しかし、「木曜組曲」なども同様だが、ロジックの転換の妙がある。
この論理の飛躍は、ある意味、都筑道夫に似ているところがある。
いかにも、という、著者らしいミステリの傑作だ。
さて、本作はほとんど一軒家の室内でストーリーが展開する。
もちろん、室外というか屋外も少しは出てくる。
しかし、雰囲気としては舞台劇といった感じだ。
そして、何が真の謎なのか、誰が真のキーマンなのかというのが、けっこういい感じで緊張感を醸し出している。
また、登場人物たちがそれぞれいかにも裏がある、といった感じなのもまた、うれしいところだ。
著者の非ミステリ作品には重厚長大型のものがあるが、ミステリ作品はいずれも比較的コンパクトにまとまっている。
本作も昨今の長編ミステリと比べたら短い小説だが、キリッと締まった切れ味の良いものになっている。
すでに死亡した縁者をめぐってストーリーが展開するのは、「木曜組曲」と同じだ。
そしてミステリとしての完成度もまた、「木曜組曲」に匹敵するものだと思う。
著者のミステリはけっして本格ではない。
しかし、「木曜組曲」なども同様だが、ロジックの転換の妙がある。
この論理の飛躍は、ある意味、都筑道夫に似ているところがある。
いかにも、という、著者らしいミステリの傑作だ。
さて、本作はほとんど一軒家の室内でストーリーが展開する。
もちろん、室外というか屋外も少しは出てくる。
しかし、雰囲気としては舞台劇といった感じだ。
そして、何が真の謎なのか、誰が真のキーマンなのかというのが、けっこういい感じで緊張感を醸し出している。
また、登場人物たちがそれぞれいかにも裏がある、といった感じなのもまた、うれしいところだ。
著者の非ミステリ作品には重厚長大型のものがあるが、ミステリ作品はいずれも比較的コンパクトにまとまっている。
本作も昨今の長編ミステリと比べたら短い小説だが、キリッと締まった切れ味の良いものになっている。
すでに死亡した縁者をめぐってストーリーが展開するのは、「木曜組曲」と同じだ。
そしてミステリとしての完成度もまた、「木曜組曲」に匹敵するものだと思う。