軽い!ちっちゃい!写りが良い!
そんな、評価が多数寄せられている単焦点レンズ界隈(一部除く)
軽いのに写りが良いという矛盾に私は懐疑的な印象を受けざるを得なかったのです。
ただ安いし、中学生の時から使っているKISS X5のキットレンズの絵は見飽きたので
なんとなくで買ってみました。
数日後到着。
箱開封、うーん、軽い
キットレンズの軽さも相当ですが、これは軽すぎます。(50g軽い)
「無を取得ってこういう状態を指すのか~」なんて思いました。
装着、チープ・・・
今までは入門機&キットレンズながらズームリングや、IS切り替えのスイッチなども相まって
一応、「一眼レフですよ」という体裁は保てていましたが
短くズームリングもなくAT/MTスイッチしかない本レンズは、ギリギリ保てていた一眼レフ像を
「月まで写せるのそれ?」みたいなコンデジへと様変わりさせてしまいました。(SX70的な)
花形レンズフードも一緒に購入していたので、それを装着すれば一眼レフっぽさは取り戻せました。
(フードはネジが馬鹿になり使えなくなりました!!!
ので、レンズの購入と同時に合わせ買い対象のHAKUBAレンズフードを買うとヨロシ)
とはいえ、初めての単焦点レンズです。
結構ワクワクしてファインダーを覗きました。
・・・普通です、というより焦点距離が変えられないんじゃキットレンズにも劣るじゃん。
そんな第一印象、撮影した写真を見たら手のひらクルーです。
「めっちゃボケるじゃん!!!」
部屋で叫ぶ20代男性。
腐っても一眼レフ、キットレンズのボケ具合で割と満足していましたが
F2の被写界深度の浅さを舐めてました。
もちろんF値がボケ具合に関わるのは知っていましたよ?
ただ、F3.5とF2がここまで違うとは思っていませんでした。
その日からずっと付けっぱなしです。
軽いし、明るいのは正義です。
焦点距離が唯一不安要素でしたが、全く問題なく撮影に臨めます。
よく考えたらスマホのカメラで撮影する時も自分で動いて構図を決めますしね。
何より撮影が楽しい!
今なら胸を張って言えるでしょう。
【軽い!ちっちゃい!写りが良い!】
と、褒めちぎるのはここまでです。
もちろん、中華の安いレンズなのでビルドクオリティに多少問題があります。
鏡筒部分がガタガタします。
めっちゃガタガタします。
MFでピント合わせをしようものなら、フォーカスリングから手を離しただけでピントが狂います。
隙間のせいかと思い、カーボンシートを貼ってみましたが意味なかったです、かっこよくはなりましたが。
次にフレアがすごいです。
キットレンズでは出なかったシチュエーションでフレアが出ます。
しかしレンズの味と言ってしまえば好印象。
あと、Lightroom等でレンズ補正する場合
ときどきレンズプロファイルが自動で選択されないときがあります。
なぜ・・・?
最後に最悪の症状をご紹介します。
沼に落ちます、いや引きずり込まれます。
よく聞くと思います、「このレンズでこれだけ映るならあのレンズなら・・・」っていうあれです。
それぐらい良いレンズなんです、まさにレンズ界のゲートウェイレンズ。
でも高価なレンズってそれなりのカメラを持っていて初めて意味があると思うんです。
私の場合、使用カメラがKissX5なので、Lレンズとか買ったところで活かしきれないんですよ。
だったら、カメラを買い換えるしかないじゃないですか。
このKissX5で考えれば8年以上は使うわけです。
なら、安物は買いたくないんです。
気がつけばα7R IVとSIGMA 14-24mm F2.8 &SIGMA 35mm F1.2を買う準備を始めてしまいました。
ちがう・・・私は・・体が勝手に・・・・
コノレンズハ オワリノハジマリ
オマエモモウ ニゲキレナイ
それでは皆さん。
私は一足先に行きますね。
どこへ・・・ですか?
ははっ、言わせないでくださいよ。
ヨドバシカメラへ・・・ですよ。
【おわり】
ブランド | YONGNUO |
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ズーム倍率 (デジタル含む) | 定焦镜头 |
焦点距離 (広角側) | 50 ミリメートル |
焦点距離 (望遠側) | 50 ミリメートル |
F値 (広角側) | 2 f |
F値 (望遠側) | 22 |
測距点 | 对比度检测 |
レンズタイプ | 単焦点レンズ |
種類 | 標準レンズ |
レンズ構成 | 標準 |
レンズマウント | キヤノン EF |
梱包サイズ | 10.5 x 10 x 9 cm; 300 g |