ああっ!なぜ星が5個しか付けられないのでしょうか?
7つ星は付けたい号になってます。
宮田さんの付録『終盤のメカニズム』です。金子さんの本にでてくるような良作揃ってます。
木村さんの玉の手筋がまた絶品!問題も良いのですが、考え方が良い。
読み切れなかったら、『相手の選択肢が多い方に逃げろ』などなど
これ読むだけで、1~2勝稼げます。
その後の高野さんの講座。詰め将棋でおなじみの森先生の凌ぎの問題もなかなかです。
棋王戦 千田VS渡辺戦。
ある局面でプロ間で勝率が高い方が実は、不利だなんて衝撃です。
ゴキゲン中飛車を指す人。超速銀を指す人。
どちらも知ってないとやばい重要な棋譜になってます。
最新定跡講座は、横歩取りですが、中座さんの8五飛戦法なみに
空中戦法ですね。横歩取りは後手の奇襲が多くて、アマでは先手で指しにくいと思ってましたが
この先手の戦法はかなり斬新で面白い!試してみたくなる戦法です。
去年までの定跡しか知らない後手は吹き飛びますね。
かりんも新企画になってます。
プロの振り飛車からの問題! く~振り飛車党の私には良い内容です。
かりんさんには、難易度が高すぎて気の毒かも????
順位戦が終了したことで、巻頭特集もいつもに比べれば盛り上がってますが
そこでなく、里見女流の棋譜が役に立ちます。
マイナビ対上田戦、定跡書には載ってない、石田流の駒組みでまま有利に!
女流名人戦の対上田戦。高見さんの『中飛車破り一直線穴熊』で、
ゴキゲン側が不利とされている類型の局面からの攻防で
これを使うと、一直線穴熊をぎゃふん!言わせられるかも?
てな事で、私にはベストマッチで 星7個。
皆さんにも、星5個はあるでしょう。全部読めば一段強くなるよ。たぶん!
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将棋世界 2017年5月号(付録セット) [雑誌] Kindle版
※将棋世界 2017年5月号より、『別冊付録』を本誌巻末に合本しています。
※この商品は固定レイアウト型の電子書籍です。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
※お使いの端末で無料サンプルをお試しいただいた上でのご購入をお願いいたします。
※本書内容はカラーで制作されているため、カラー表示可能な端末での閲覧を推奨いたします。
稲葉陽八段、名人戦初登場!
●巻頭カラー
・第75期名人挑戦者インタビュー・稲葉陽八段「ぎりぎりの攻防をお見せしたい」 【構成】鈴木健二
・第10期マイナビ女子オープン挑戦者インタビュー・上田初美女流三段「進化の上田、母になっても強し!」【構成】下村康史
・大ヒット公開中! 映画『3月のライオン』大友啓史監督に聞く「棋士たちの感情の活劇」【構成】田名後健吾
●巻頭特集
・第75期順位戦最終局
[A級 9回戦] 明暗分かれた最終局 【記】野月浩貴八段
[B級1組 13回戦]おまたせ! 豊島、A級に【文】浅見将平
[B級2組 11回戦]若手2人が逃げきり 【文】渡部壮大
[C級1組 11回戦]大石が順位の差を生かす 【文】池田将之
[C級2組 11回戦]西尾、門倉、近藤誠が昇級【文】「関西・池田将之」、「関東・一瀬浩司」
●特集講座
・ピンチから勝つ!玉の手筋――最強の駒をうまく使おう
[Chapter1 インタビュー&実戦解説]「受け師が教える玉の妙技18」 木村一基八段
[Chapter2 講座]「格言で覚える玉の手筋」 高野智史四段
[Chapter3 次の一手]「王手のシノギ 次の一手」 森 信雄七段
●プロ棋戦
・第66期王将戦七番勝負 郷田真隆王将×久保利明九段
[第5局]「郷田、地力見せる2勝目」【文】相崎修司
[第6局※速報]「久保が6年ぶりの王将返り咲き」【文】編集部
・第42期棋王戦五番勝負 渡辺明棋王×千田翔太六段[第3局]「周到な男がなぜ準備を怠ったのか」【文】大川慎太郎
・岡田美術館杯第43期女流名人戦五番勝負 里見香奈女流名人×上田初美女流三段[第5局]終わりなき戦い【文】渡部壮大
●カラーページ
・稲葉、突き抜けて名人戦の舞台へ 第75期A級順位戦最終局
・第66回NKK杯テレビ将棋トーナメント決勝
・伊藤沙恵、逆転で挑戦権獲得 第28期女流王位戦挑戦者決定戦
・新四段誕生! 西田拓也四段&杉本和陽四段
・羽生三冠も参戦! AbemaTV 特別企画「藤井聡太四段炎の七番勝負」
・春の江の島で将棋を つるの剛士&伊藤かりんの夢のマッチ!
●連載講座
・イメージと読みの将棋観・Ⅱ 構成/鈴木宏彦
・最新定跡探査[居飛車編Vol.9] 金井恒太六段「横歩取り▲6八玉型 ― 猛威を奮う勇気流」
・[新連載]かりんの振り飛車WATCH 講師/戸辺誠七段 生徒/伊藤かりん(乃木坂46)
●その他
・熱闘!羽生将棋
・第30期竜王戦ランキング戦
・公式棋戦の動き
・昇段コース
・懸賞詰将棋(出題・若島正)、懸賞次の一手(出題・岡崎洋七段)
・詰将棋サロン(選者・及川拓馬六段) など
●付録
手筋問題集「終盤のメカニズム」 宮田敦史六段
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稲葉陽八段、名人戦初登場!
●巻頭カラー
・第75期名人挑戦者インタビュー・稲葉陽八段「ぎりぎりの攻防をお見せしたい」 【構成】鈴木健二
・第10期マイナビ女子オープン挑戦者インタビュー・上田初美女流三段「進化の上田、母になっても強し!」【構成】下村康史
・大ヒット公開中! 映画『3月のライオン』大友啓史監督に聞く「棋士たちの感情の活劇」【構成】田名後健吾
●巻頭特集
・第75期順位戦最終局
[A級 9回戦] 明暗分かれた最終局 【記】野月浩貴八段
[B級1組 13回戦]おまたせ! 豊島、A級に【文】浅見将平
[B級2組 11回戦]若手2人が逃げきり 【文】渡部壮大
[C級1組 11回戦]大石が順位の差を生かす 【文】池田将之
[C級2組 11回戦]西尾、門倉、近藤誠が昇級【文】「関西・池田将之」、「関東・一瀬浩司」
●特集講座
・ピンチから勝つ!玉の手筋――最強の駒をうまく使おう
[Chapter1 インタビュー&実戦解説]「受け師が教える玉の妙技18」 木村一基八段
[Chapter2 講座]「格言で覚える玉の手筋」 高野智史四段
[Chapter3 次の一手]「王手のシノギ 次の一手」 森 信雄七段
●プロ棋戦
・第66期王将戦七番勝負 郷田真隆王将×久保利明九段
[第5局]「郷田、地力見せる2勝目」【文】相崎修司
[第6局※速報]「久保が6年ぶりの王将返り咲き」【文】編集部
・第42期棋王戦五番勝負 渡辺明棋王×千田翔太六段[第3局]「周到な男がなぜ準備を怠ったのか」【文】大川慎太郎
・岡田美術館杯第43期女流名人戦五番勝負 里見香奈女流名人×上田初美女流三段[第5局]終わりなき戦い【文】渡部壮大
●カラーページ
・稲葉、突き抜けて名人戦の舞台へ 第75期A級順位戦最終局
・第66回NKK杯テレビ将棋トーナメント決勝
・伊藤沙恵、逆転で挑戦権獲得 第28期女流王位戦挑戦者決定戦
・新四段誕生! 西田拓也四段&杉本和陽四段
・羽生三冠も参戦! AbemaTV 特別企画「藤井聡太四段炎の七番勝負」
・春の江の島で将棋を つるの剛士&伊藤かりんの夢のマッチ!
●連載講座
・イメージと読みの将棋観・Ⅱ 構成/鈴木宏彦
・最新定跡探査[居飛車編Vol.9] 金井恒太六段「横歩取り▲6八玉型 ― 猛威を奮う勇気流」
・[新連載]かりんの振り飛車WATCH 講師/戸辺誠七段 生徒/伊藤かりん(乃木坂46)
●その他
・熱闘!羽生将棋
・第30期竜王戦ランキング戦
・公式棋戦の動き
・昇段コース
・懸賞詰将棋(出題・若島正)、懸賞次の一手(出題・岡崎洋七段)
・詰将棋サロン(選者・及川拓馬六段) など
●付録
手筋問題集「終盤のメカニズム」 宮田敦史六段
- 言語日本語
- 出版社マイナビ出版(日本将棋連盟発行)
- 発売日2017/4/5
- ファイルサイズ189148 KB
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登録情報
- ASIN : B06XL191S8
- 出版社 : マイナビ出版(日本将棋連盟発行) (2017/4/5)
- 発売日 : 2017/4/5
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 189148 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効になっていません。
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- 本の長さ : 328ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 570位将棋 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年4月3日に日本でレビュー済み
今回の電王戦で真っ先に気づいたこと。
大手企業のスポンサーが激減した。二年前、三年前の盛り上がりがウソのようだ。トヨタも日産もローソンもサークルKサンクスもソニー(プレステ)も、第二期電王戦のスポンサーとして名乗りを上げなかった。森永製菓がOKしたのは奇跡のようだ。
イカサマ冤罪についての理非曲直をウヤムヤにしたまま半年が経過しようとしている。いまだに不正を排除しうる対局規定すら未整備だ。
日本将棋連盟の行動パターンは、大手企業の広告宣伝担当者から一番嫌われるものだ。日本将棋連盟の主催するイベントのスポンサーになることで、企業イメージが低下することを恐れ難色を示されたから、大手企業のスポンサーが激減した。
イカサマ冤罪の理非曲直を明確にしない限り、状況は変わらない。
何百万回でも繰り返すが
日本将棋連盟には、一日も早く三浦九段への謝罪・補償・再発防止策の実現を望む。
将棋世界誌上で一日も早く総括記事・検証記事を掲載することを望む。
さて
佐藤会長が就任後二ヶ月が経過しようとしている。
広報戦略(話題づくり)を強化したいことだけは理解できた。
・藤井四段の七番勝負
・羽生さんの頻繁な講演・出演(人工知能との関わり)
・3月のライオンへの久保新王将の出演
などだ。
ところが、検証委員会の立ち上げはまだだし、造反組から理事を任用してもいない。
佐藤会長がイカサマ冤罪とどのように向き合う意思なのか全く見えてこない。
これでは将棋ファンの信頼を得られない(大手企業もスポンサー契約を敬遠する)。でも将棋ファンの信頼を得られなくても長期政権を維持する手立てはある。
安倍晋三は将棋文化振興議員連盟のメンバーだ。電王戦の振り駒を担当したのは有名な話だ。安倍晋三には、ハッタリと論旨のすり替えを駆使して長期政権を維持できる「卓越した手腕」がある。
佐藤会長が安倍晋三から「卓越した手腕」を伝授してもらえれば、長期政権を維持することは十分に可能だ。
もしハッタリと論旨のすり替えだけで難局を乗り切るのが愚劣だと考えるなら、イカサマ冤罪の理非曲直と四つ相撲で対峙する。それを望んでいる将棋ファンは多いと思う。
ハフィントンポスト 2017年3月24日
「将棋ソフト不正騒動、谷川前会長の兄が将棋界の未来を憂う「ファンが支えないと...」
を読んだ。当方は、兄さんが呼びかけた署名には参加しなかった。なぜなら、「真実を明らかにする」と「渡辺竜王らに適正な処分をする」は、必ずしもワンセットで必要だと思わなかったからだ。当方、「真実を明らかにする」ためなら、「渡辺竜王らを全員免責にする」こともOKだと考えている。真相を究明しなければ、再発防止は不可能だ。三浦九段のような冤罪被害者は絶対に二度と出してはいけない。全員免責で真相を究明できるのなら、「渡辺竜王らに適正な処分をする」必要は無いと思う。兄さんとは考え方に隔たりがあったので、署名には参加しなかった。意見に違いはあったけれど、弟に対して厳しい態度を表明した兄さんは尊敬できる人だと思っていた。
ただしこのハフィントンポストの記事を読んで、大いに共感できることもあれば不自然に感じることもあった。
「三浦九段の公式戦出場停止が決まり、竜王戦の挑戦者が変わった10月中旬ごろです。報道を見る限り『なんかよくわからない話だなぁ』と思った。」
「はっきりした確証もなしに疑われた三浦さんは、3カ月も公式戦に出場できなかった。もしかしたら、ずっと対局に出れない可能性もあった。将棋連盟はちゃんとした説明もなしに三浦さんという人を貶めました。にもかかわらず、記者会見は生中継されず『読み上げ放送』だけだった。きちんとした説明もせず、卑怯な態度だと思いました。」
というのは、当方も同意見だ。
谷川前会長と佐藤会長には、フェアにきちんとした説明をする義務がある。
この義務は、現在に至るまで履行されていない。
にもかかわらず
「会見の発言からは、非常に誠実な印象を受けました。署名も、私から直接手渡すことはできませんでしたが、連盟の職員を通じて佐藤会長にも届いた。佐藤会長も署名を読んでいただけているということがわかった。非常に良かったです。」
(単に署名を読んだだけであって)イカサマ冤罪とどのように向き合う意思なのか全く見えてこない佐藤会長を
「非常に誠実な印象を受けました。」
と兄さんは評価している。でも、佐藤会長は10月10日の秘密会合に出席している。この会合で佐藤会長がどんな発言をしたのか現在に至るまでハッキリしていない。当方、単に署名を読んでくれただけでは佐藤会長を評価できない。
「実は、2月19日に渡辺竜王とお会いしたんです。棋王戦第2局の翌日でした。2016年10月10日、島九段の自宅で開かれたトップ棋士たちの会合で渡辺竜王が話した内容などについて聞きました。堂々としている印象でした。会う前は批判するつもりで行ったのですが、聞いた話に納得する部分があったことも確かです。」
「渡辺竜王は『第三者委員会の見解は堅持すべき。検証がおかしいと言うつもりはない』とした上で、あくまで『棋譜の観点』からの訴えで、三浦九段であろうと誰であろうと『あれだけ材料が揃ったら言わざるをえなかった』『個人的な悪意とか恨みからではない』ことも強調していました。」
兄さんが渡辺竜王に会った2月19日は、iRONNA三浦九段独白「あいつだけは許せない」が掲載されたよりも後だ。この独白記事では、三浦さんは
「疑惑の対象となった四局のうち、二局が丸山さんじゃないですか。しかも、その前にも一局指しているんで計三局なんです。つまり、疑惑が浮上してから一番多く指したのは丸山さんだった、ということになります。その丸山さんのお話をその後に告発した人がちゃんと聞いておけば、こんなことになったのかどうか。」
と発言している。
・10月10日の秘密会合に丸山さんを参加させなかった
・久保さんと三浦さんの対局の離席時間の裏づけを取らなかった(久保さんは、豊島さんとの対局で対局時間の確認さえロクにしなかった)
にもかかわらず『あれだけ材料が揃ったら言わざるをえなかった』と強調されても説得力を全く感じなかった。
しつこいようだが
渡辺明も読んでいる漫画「カイジ」の中での非常に有名なシーンがあった(地獄チンチロ編)。
大槻班長がイカサマ賽(4・5・6しか出ない)を勝負どころで使っている疑惑のある統計データに気づいた段階では、カイジはイカサマの告発に踏み切らなかった。
実際に大槻班長がイカサマ賽を使用した現場を押さえ、外部の班長にイカサマ賽を検証してもらい、イカサマの告発に踏み切った。
もし作中にて、(イカサマの現場を押さえずに)統計データだけを根拠にカイジが告発に踏み切ったとして、渡辺明は『あれだけ材料が揃ったら言わざるをえなかった』と納得して読めるかどうか?
兄さんが「カイジ」の読者であれば、ぜひ渡辺明にぶつけてほしい質問だった。
もし公表されていない新証拠があるのなら、話は全く別だ。でも、そうでなければ渡辺明の主張に説得力を感じなかった。三浦さんに男らしく謝罪できない理由は無いと思った。
兄さんの
「ただ、ファンが連盟をバックアップしていかないと未来がない。」
という発言に賛成できなかった。将棋世界やモバイル中継の金銭的価値を紙くずにする状況を放置しておいて、連盟をバックアップしろというのはムシが良すぎる。
全部まとめて粉々に粉砕するというのも一つの選択肢だ。カンニング疑惑のある長時間対局を存続させるよりも遥かに健全だ。
イカサマ冤罪の理非曲直をウヤムヤにし続ける日本将棋連盟を支える気にはなれませんでした。
イカサマ冤罪の理非曲直と四つ相撲で対峙しない将棋世界に星四つです。
大手企業のスポンサーが激減した。二年前、三年前の盛り上がりがウソのようだ。トヨタも日産もローソンもサークルKサンクスもソニー(プレステ)も、第二期電王戦のスポンサーとして名乗りを上げなかった。森永製菓がOKしたのは奇跡のようだ。
イカサマ冤罪についての理非曲直をウヤムヤにしたまま半年が経過しようとしている。いまだに不正を排除しうる対局規定すら未整備だ。
日本将棋連盟の行動パターンは、大手企業の広告宣伝担当者から一番嫌われるものだ。日本将棋連盟の主催するイベントのスポンサーになることで、企業イメージが低下することを恐れ難色を示されたから、大手企業のスポンサーが激減した。
イカサマ冤罪の理非曲直を明確にしない限り、状況は変わらない。
何百万回でも繰り返すが
日本将棋連盟には、一日も早く三浦九段への謝罪・補償・再発防止策の実現を望む。
将棋世界誌上で一日も早く総括記事・検証記事を掲載することを望む。
さて
佐藤会長が就任後二ヶ月が経過しようとしている。
広報戦略(話題づくり)を強化したいことだけは理解できた。
・藤井四段の七番勝負
・羽生さんの頻繁な講演・出演(人工知能との関わり)
・3月のライオンへの久保新王将の出演
などだ。
ところが、検証委員会の立ち上げはまだだし、造反組から理事を任用してもいない。
佐藤会長がイカサマ冤罪とどのように向き合う意思なのか全く見えてこない。
これでは将棋ファンの信頼を得られない(大手企業もスポンサー契約を敬遠する)。でも将棋ファンの信頼を得られなくても長期政権を維持する手立てはある。
安倍晋三は将棋文化振興議員連盟のメンバーだ。電王戦の振り駒を担当したのは有名な話だ。安倍晋三には、ハッタリと論旨のすり替えを駆使して長期政権を維持できる「卓越した手腕」がある。
佐藤会長が安倍晋三から「卓越した手腕」を伝授してもらえれば、長期政権を維持することは十分に可能だ。
もしハッタリと論旨のすり替えだけで難局を乗り切るのが愚劣だと考えるなら、イカサマ冤罪の理非曲直と四つ相撲で対峙する。それを望んでいる将棋ファンは多いと思う。
ハフィントンポスト 2017年3月24日
「将棋ソフト不正騒動、谷川前会長の兄が将棋界の未来を憂う「ファンが支えないと...」
を読んだ。当方は、兄さんが呼びかけた署名には参加しなかった。なぜなら、「真実を明らかにする」と「渡辺竜王らに適正な処分をする」は、必ずしもワンセットで必要だと思わなかったからだ。当方、「真実を明らかにする」ためなら、「渡辺竜王らを全員免責にする」こともOKだと考えている。真相を究明しなければ、再発防止は不可能だ。三浦九段のような冤罪被害者は絶対に二度と出してはいけない。全員免責で真相を究明できるのなら、「渡辺竜王らに適正な処分をする」必要は無いと思う。兄さんとは考え方に隔たりがあったので、署名には参加しなかった。意見に違いはあったけれど、弟に対して厳しい態度を表明した兄さんは尊敬できる人だと思っていた。
ただしこのハフィントンポストの記事を読んで、大いに共感できることもあれば不自然に感じることもあった。
「三浦九段の公式戦出場停止が決まり、竜王戦の挑戦者が変わった10月中旬ごろです。報道を見る限り『なんかよくわからない話だなぁ』と思った。」
「はっきりした確証もなしに疑われた三浦さんは、3カ月も公式戦に出場できなかった。もしかしたら、ずっと対局に出れない可能性もあった。将棋連盟はちゃんとした説明もなしに三浦さんという人を貶めました。にもかかわらず、記者会見は生中継されず『読み上げ放送』だけだった。きちんとした説明もせず、卑怯な態度だと思いました。」
というのは、当方も同意見だ。
谷川前会長と佐藤会長には、フェアにきちんとした説明をする義務がある。
この義務は、現在に至るまで履行されていない。
にもかかわらず
「会見の発言からは、非常に誠実な印象を受けました。署名も、私から直接手渡すことはできませんでしたが、連盟の職員を通じて佐藤会長にも届いた。佐藤会長も署名を読んでいただけているということがわかった。非常に良かったです。」
(単に署名を読んだだけであって)イカサマ冤罪とどのように向き合う意思なのか全く見えてこない佐藤会長を
「非常に誠実な印象を受けました。」
と兄さんは評価している。でも、佐藤会長は10月10日の秘密会合に出席している。この会合で佐藤会長がどんな発言をしたのか現在に至るまでハッキリしていない。当方、単に署名を読んでくれただけでは佐藤会長を評価できない。
「実は、2月19日に渡辺竜王とお会いしたんです。棋王戦第2局の翌日でした。2016年10月10日、島九段の自宅で開かれたトップ棋士たちの会合で渡辺竜王が話した内容などについて聞きました。堂々としている印象でした。会う前は批判するつもりで行ったのですが、聞いた話に納得する部分があったことも確かです。」
「渡辺竜王は『第三者委員会の見解は堅持すべき。検証がおかしいと言うつもりはない』とした上で、あくまで『棋譜の観点』からの訴えで、三浦九段であろうと誰であろうと『あれだけ材料が揃ったら言わざるをえなかった』『個人的な悪意とか恨みからではない』ことも強調していました。」
兄さんが渡辺竜王に会った2月19日は、iRONNA三浦九段独白「あいつだけは許せない」が掲載されたよりも後だ。この独白記事では、三浦さんは
「疑惑の対象となった四局のうち、二局が丸山さんじゃないですか。しかも、その前にも一局指しているんで計三局なんです。つまり、疑惑が浮上してから一番多く指したのは丸山さんだった、ということになります。その丸山さんのお話をその後に告発した人がちゃんと聞いておけば、こんなことになったのかどうか。」
と発言している。
・10月10日の秘密会合に丸山さんを参加させなかった
・久保さんと三浦さんの対局の離席時間の裏づけを取らなかった(久保さんは、豊島さんとの対局で対局時間の確認さえロクにしなかった)
にもかかわらず『あれだけ材料が揃ったら言わざるをえなかった』と強調されても説得力を全く感じなかった。
しつこいようだが
渡辺明も読んでいる漫画「カイジ」の中での非常に有名なシーンがあった(地獄チンチロ編)。
大槻班長がイカサマ賽(4・5・6しか出ない)を勝負どころで使っている疑惑のある統計データに気づいた段階では、カイジはイカサマの告発に踏み切らなかった。
実際に大槻班長がイカサマ賽を使用した現場を押さえ、外部の班長にイカサマ賽を検証してもらい、イカサマの告発に踏み切った。
もし作中にて、(イカサマの現場を押さえずに)統計データだけを根拠にカイジが告発に踏み切ったとして、渡辺明は『あれだけ材料が揃ったら言わざるをえなかった』と納得して読めるかどうか?
兄さんが「カイジ」の読者であれば、ぜひ渡辺明にぶつけてほしい質問だった。
もし公表されていない新証拠があるのなら、話は全く別だ。でも、そうでなければ渡辺明の主張に説得力を感じなかった。三浦さんに男らしく謝罪できない理由は無いと思った。
兄さんの
「ただ、ファンが連盟をバックアップしていかないと未来がない。」
という発言に賛成できなかった。将棋世界やモバイル中継の金銭的価値を紙くずにする状況を放置しておいて、連盟をバックアップしろというのはムシが良すぎる。
全部まとめて粉々に粉砕するというのも一つの選択肢だ。カンニング疑惑のある長時間対局を存続させるよりも遥かに健全だ。
イカサマ冤罪の理非曲直をウヤムヤにし続ける日本将棋連盟を支える気にはなれませんでした。
イカサマ冤罪の理非曲直と四つ相撲で対峙しない将棋世界に星四つです。
2017年6月25日に日本でレビュー済み
3一銀は振り飛車的にはかなり奥の手を出している感じなので、なんとかなってくれないだろうかと思います。やっぱり4三銀成でひどい目にあうパターンなんでしょうか。
2017年5月12日に日本でレビュー済み
最新の、情報や色んなことが、見られて参考に、なりました。また来月号が楽しみです。