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我らがパラダイス Kindle版

3.8 5つ星のうち3.8 194個の評価

細川邦子(48)は兄・三樹男(53)に憤っている。父・滋(82)の面倒をみるというから、兄夫婦に実家を明け渡したのに、父のぼけがはじまった途端、兄嫁・登喜子(56)が家出をしたというのだ。嫁にガツンと言えない頼りない兄に父を任せるわけにいかない……期せずして、邦子の介護の日々が始まった。
田代朝子(54)は看護師の仕事を辞し、寝たきりの母・チヅ(78)の介護中。そこに、リストラされた弟・慎一(53)が転がり込んできた。職探しもしない弟のために家計は逼迫、朝子は広尾にある高級介護付きマンション「セブンスター・タウン」で働きはじめる。
丹羽さつき(52)はセブンスター・タウンの従業員。80間近の父・貢と、母・ヨシ子はともに元気で、周囲にうらやましがられるほどだったが、父にがんが見つかり、闘病むなしく死去。母の老いもにわかに進み、さつきの平穏な日々は終わりを告げた……。
坂道を転げ落ちるように悪化する父の認知症。より時給のいいパートを探し、セブンスター・タウンで働きはじめた邦子が目にしたのは、入居費8000万円をやすやすと支払い、ホテル並みの施設で悠々と暮らす豊かな老人たち。母を手頃な施設に入れることに決めた朝子も、老いた母と困窮していくさつきも、自らの状況と、セブンスター・タウンの住人たちとの「格差」に愕然とする。いつしか3人は力を合わせ、親を空き部屋に住まわせたり、ぼけた入居者と自分の親をすりかえたり、それぞれの危機を乗り越えるため、一世一代の「計画」を企てる!
はたして「貧者の逆転劇」の結末は??
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登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B06XNS4QJX
  • 出版社 ‏ : ‎ 毎日新聞出版 (2017/3/17)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2017/3/17
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 1771 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 194個の評価

著者について

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林 真理子
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1954(昭和29)年、山梨県に生まれる。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。82年のエッセイ集「ルンルンを買っておうちに帰ろ う」がベストセラーとなる。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞を受賞。95年「白蓮れんれん」で第8回柴田錬三郎賞、98年「み んなの秘密」で第32回吉川英治文学賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 本朝金瓶梅―お伊勢篇 (ISBN-13: 978-4167476359 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
5つのうち3.8つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
介護と重い題材と思いましたが、スッキリ面白く脚色され、
TVのドラマが如何なるのか楽しみです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年8月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
老後の在り方を考えさせられる本でした
2017年6月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
林さんは上流の方やお金持ちとのお付き合いが多いためか、金持ちの振舞いがうまく書かれていて面白く読ませます。ただ、それほど登場人物は多くないのに人物の区別が付かなくなって来るのは、構成に問題があるのかと思ってしまいます。最後の方は他の評者もお書きになっているようにハチャメチャです。そのままほっぽり出してしまうのですから無責任と言えます。
読んでいて思ったのは、これを映画化したら面白そうだということです。欠点も映画ならもっと上手くやれるでしょう。後妻業に続くヒットになるかも。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
速さ真理子さんの本は面白くて好きです。介護を舞台に様々人達の葛藤を面白おかしかく書かれてて深刻な現状なのに笑えました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主役の3人の発想がありえないほど自己中心的で、まったく共感できなかった。
コメディにしても、不快すぎて少しも笑えない。
林真理子さんの作品はほとんどすべて読んでいるファンですが、もうがっかりとしか言いようがないです。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんでこんなに世の中の隅々まで知っているの??と思わずにいられない作者の人間観察力とそれを書く描写力に、改めて脱帽です。それに加えて、実際の介護現場の悩みや切迫感がリアリティを持ってせまってきて、その部分が大変読み応えがありました。
ただ、それだけに、あまりに現実離れした成り行きと結末に、多くの方と同じように落胆を禁じ得ません。エンターテインメントのつもりでしたら、少なくとも笑えませんでした。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年2月16日に日本でレビュー済み
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とても綺麗で、とても安く良かったです。本の内容もどうなっちゃうの?と思いながら、楽しく読めました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
セブンスター・タワーという超高級介護付き老人ホームで働く3人の女性たち。
この老人ホームは一人の入居料が8600万円というとてつもない高額である。
したがって、そこに入居する老人たちは、引退前に功成り名を遂げた大金持ちばかりである。
方や主人公の3人の女性たちはごく平均的な一般庶民。既婚者も独身者もいるが、一生懸命に働いても、老後はこんな高級なところには住めない女性たちである。
この住民と労働者の貧富格差を埋めて、自分たちの親を何とかこの高級住宅に住まわせようとの虚々実々の策略が始まる。
本書を読み始めた時には、平均的な庶民が抱える親の介護問題を中心に最後までシリアスなストーリー展開をするものと思っていた。3人の女性のうちの一人の家族構成や性格描写は驚くほど私の家族と似たところがあるのである。
ところが、ストーリーは思わぬ方向に展開する。セブンスターに住む老人たちと自分の親たちとの入替工作がはじまる。もちろん、合法的にやるには、自分たちの資力では及ばない。そこを、どう策略を巡らせるか。
この辺からストーリーはまるでスラップスチック喜劇を見ているように、ありえない方向に展開する。
ネタバレになるから、これ以上は書かないが、以前三浦しおんの「あの家に暮らす四人の女たち」を読んだ時にもそうだったのだが、まじめに老人問題を取り扱った小説と思って読んでいると、とんでもない展開になる。
ただし、著者の筆力で、読みだせば面白くて一挙に読んでしまうことだけは請け合います。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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