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この愛は、異端。 1 (ヤングアニマルコミックス) Kindle版

4.7 5つ星のうち4.7 882個の評価

天涯孤独の少女・淑乃は古本屋で見つけた1冊の本から悪魔を呼び出してしまう。呼び出した悪魔・べリアルが提案した契約は、一つ対価を支払えば、一つ願い事を叶えてもらえるが、淑乃が死ぬまでずっと悪魔と共に過ごすという物で…。
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登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B071FFZV8G
  • 出版社 ‏ : ‎ 白泉社 (2017/5/29)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2017/5/29
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 48425 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効になっていません。
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ 有効になっていません
  • 本の長さ ‏ : ‎ 164ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 882個の評価

著者について

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森山絵凪
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カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
882グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2018年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1巻,2巻を立て続けに電子書籍で購入し、3巻がまだ出ていない事に絶望しました。
それほどまでに続きが気になって文字通り眠れなかったので1,2巻をひたすら読み返していたら夜が明けました。

ストーリーは端的に言うと「親を亡くし親戚達に酷い仕打ちを受けて死のうとしていた少女が悪魔と契約して育ててもらう」所から始まります。
悪魔に大切に育てられ、少女は大人になるにつれてそれはもう美味しそうに仕上がって行きます…

人と人ではない存在の間で理解し合えない事への葛藤、男性事情的な葛藤(詳しくは作中でお楽しみ下さい)、官能的なシーン満載なのにもかかわらずなかなか一線を超えてくれないもどかしさ、何から何までとにかく夢中になりました。

繊細な絵のタッチも好みです。
表情は可愛くも悩ましく、艶やかで柔らかそうなボディラインの女性キャラクターが非常に魅力的。
しかしなんと言っても悪魔のバアル…彼の誘惑にグッときます。仮の姿はイケメン眼鏡ですし「本来の」姿は思わずニッコリする美しさです。これではうっかり契約してしまいますね。

しかし彼は性に対して大変あけすけなので悪しからず。

次巻が楽しみで待ちきれないです。
39人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年7月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
両親の死によって多額の負債を負わされた少女・淑乃は悪魔ベリアルを呼び出してしまい、
願いを叶える代わりにこの悪魔と一生共に過ごし、体を要求されることとなる。

ベリアルはソロモン72柱の堕天使であり、当人の言葉や契約書の紋章などにもそれが表れている。
彼は無数の人間に愛を囁き堕落させながら、対価として淑乃から体や接吻を得ながら、
“愛”という物を知らないという。他ならぬ神が、彼をそう創りたもうたからであると。
しかし、知らない事を何故断言できるのだろうか? それは正しく『悪魔の証明』である。
家族ごっこと言いながらアルバムを作り撮影した動画を見ては微笑み、
淑乃に言い寄る男を悪い虫として追い払い取り殺そうとする、
淑乃を私のものにすると言い、独占しながらも甲斐甲斐しく奉仕するその姿は、
過保護な父のそれである。それは、上司であるサタンがわざわざ窘めに来るほど。

かくいう淑乃は、自身を最悪の苦境から救いあげ、
ごっことはいえ家族として暮らしてきた“愛を知らない”この悪魔をあろうことか愛してしまう。
普通の家庭を持ち、子を産み育て、老いて死ぬ、普通の人生を送りたい淑乃にとって
『結婚などお互いに何かを与えあい成立する関係。愛は無償ではない』と言う愛のない悪魔への愛は
淑乃がどれほど彼を愛そうとも、永遠に報われない片思いである。

人間と悪魔。保護者と恋人。認識の違いで擦れ違っていく二人の行く末や、
悪魔というものへの洞察、ユーモラスさ。隙あらば挟んで来るギャグパート。
絵の上手さ、漫画の上手さ、どれをとっても素晴らしく面白い漫画作品であると同時に、
タイトルに偽り無しと感じさせられる名作であると予感させてくれる今後が楽しみな一冊である。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年3月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
悪魔べリアルに魂を狙われる少女が主人公
彼女がべリアルと交わした契約の対価は
“キス”をすること

そこで終われば万人向けの純愛作品になり得たが
キスだけのみならずR指定スレスレの性的描写が
多々あるため、残念ながら万人にはお薦めし難い

けれども
作品の展開、内容、作画
どれをとっても素晴らしく
本当に非の打ち所がない

ただただ性的描写が要らないとは言わないが
少々多すぎるかなぁという印象

悪魔との異端な愛情関係はとても面白い展開だと思う
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年6月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中学一年生の夏、交通事故で両親を失った上に莫大な負債を抱えてしまった少女・淑乃。
親戚の家々を転々として辛い目に遭ってきた彼女は、ふと古本屋のワゴンセールで見つけた悪魔召喚の本を購入し、本物の悪魔・ベリアルを呼び出してしまう。
なぜかベリアルの方が色々妥協して契約を締結。
淑乃が望んだ『最初の願い』を叶えた結果、ベリアルは淑乃の保護者として暮らすことになり・・・。

───画風といい、物語の導入といい、懐かしの90年代の少女漫画を彷彿とさせる作品。
冒頭のシーンでも分かる通り、淑乃は生まれる前からベリアルに目を付けられていた上、彼女の多くの幸運も最悪の不運も全てベリアルが彼女を手に入れるために仕組んだ事なんでしょうね。
口では「人間なんて獲物でしかない。愛など抱かない、理解出来ない」と言いつつも、その行動や言動は明らかに保護者の域を超えている。
五千年に一度の逸材といわれる淑乃の魂が、それ程までに独占欲を支配するのか。
はたまた悪魔すら虜にする、愛を抱かせるような存在なのか。
想い合いつつもすれ違う二人の物語の結末や如何に・・・?
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年11月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最後の巻まで読みました。
途中、バッドエンドというか死に別れみたいになるのかと不安になりましたが、最後の巻で二人がハッピーエンドな結末を迎えたので読んで良かったです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
熱中しやすいタチではありますが、1巻を読んで止まらなくなり、3巻まで一気読みし、その後周回に突入。気づいたら半日で5回以上、繰り返し通しで読んでいました。
2巻までしか出てなくて絶望したというレビューがありましたが、大変共感です。私が読んだ時には3巻まで出てくれていて本当によかった。これから読み始める方には、まとめての購入を全力でオススメします。
3巻まで一度通して読むと、1巻からところどころ、悪魔ベリアルの言葉に伏線が張られていたこと、気持ちの動きが読めるようになり、楽しさと愛おしさが膨らむ一方の作りとなっておりました。本当、読めば読むほど楽しいです。
また、全巻通して美しく表情豊かなイラストもとても好みでした。
続きがあるとのことなので、繰り返し読みながら楽しみに待ちたいと思います。一度きりしかお支払いができないので、気持ちだけになってしまいますが、続刊のご出版を心の底から応援しています。
素晴らしい作品をありがとうございました!
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんだこれ面白いぞ!
まず絵、表紙絵からも一目瞭然だが画力が飛び抜けて傑出している。
表紙だけじゃなく中身も変わらないクオリティだ。髪の毛の描き込みなども半端じゃなく触れたくなるレベル。

ストーリーは王道で、斬新さはやや少ない。が、王道だからこそ安定感のある面白さである。
5000年に一人レベルの「至高の魂を持つ少女」の魂を目当てに悪魔ベリアルが近づく。魂が成熟するまで陰ながら護ってきたが、
少女の両親が事故死し、それを期に不幸なことが多く起こり、少女は藁にもすがる思いで悪魔召喚をしてしまう。(これもベリアルの思惑通り)

「願いを叶える代わりに口づけをし、それにより少女が心を開き、少しでも魂に触れること」がベリアルにとってのご褒美となる。という契約。
セックスこそないが、契約内容が契約内容なのでエロティックである。
ただし、画力が高すぎてエロいというよりは、ただただ美しいのである。

美術館の裸婦像を見て「美しい」と感じても「エロいなぁハァハァ」とはならんでしょう。そんな感じ。

この作者さんの続編、新作はかならずチェックするようにします。
59人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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