Amazon.co.jp: 【Amazon.co.jp限定】Friends Again(ジャケステッカー): ミュージック

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※Amazon.co.jp限定特典ステッカー(ジャケット写真)付(数に限りがあります)

2017年、シャムキャッツの新機軸は“プレーン・ロック"。各プレイヤーの個性がおこす奇跡的な化学反応と、今日的なポップミュージックと共振する新しいモードがここから立ち現れる。
昨年、自主レーベルを立ち上げ、バンド史上に輝くアンセムとなったシングル「マイガール」と、楽曲のバラエティに富んだEP『君の町にも雨はふるのかい?』をリリースしたシャムキャッツ。
そんな彼らが果敢な“音楽的冒険"をへて超待望のフルアルバム『Friends Again』をリリースする。
様々な市井の情景を切りとった前アルバム『AFTER HOURS』〜EP『TAKE CARE』では、ネオアコとオルタナティヴロックの幸福な邂逅を実現させたシャムキャッツが、新作『Friends Again』では“プレーン・ロック"を展開。
シンプルで深みのあるフレーズを重視した大塚のベース、タイトな響きがロック黄金期を彷彿とさせる藤村のドラム、情感豊かなソロが耳に残る菅原のエレキギター、そして、牧歌的ながらどこか寂しいニュアンスを残す夏目のアコースティックギター。
今作ではかつてないほど各プレイヤーの個性が際立っている。
今にもどこかへ飛んでいってしまいそうな喜びや、時の流れにひたり寄ってくる悲しさ。じっくり耳を澄まさなくても、音楽はいつだってそばで鳴っている。

登録情報

製品サイズ ‏ : ‎ 12.4 x 14 x 1 cm; 60 g
メーカー ‏ : ‎ TETRA RECORDS
EAN ‏ : ‎ 4560434567518
レーベル ‏ : ‎ TETRA RECORDS
ASIN ‏ : ‎ B071J8DMCW
ディスク枚数 ‏ : ‎ 1

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だから

近代ネオアコの大名盤

2018年7月10日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

シャムキャッツの自主レーベル「TETRA RECORDS」から、初のフルアルバムはアコギを主軸としたシンプルなネオアコモード。
『マイガール』までで魅せてきた衝動を、違うアプローチから消化したような、実にAOR的といえるアルバムだが、これが非常に粒揃いの名盤。

惰性で生きる毎日は、どうしようもなく愛おしい日常なのだ。『Coyote』を、『Riviera』を聴いて、そう思わずにはいられない。

僕はシャムキャッツを聴きながら
生きるのが好きだ。
ありがとうシャムキャッツ

5人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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悠遊（ゆーゆー）

退屈な日常に寄り添う、穏やかで優しい歌ごころ

2018年9月1日に日本でレビュー済み

捻くれて棘があって、鋭いくせに繊細で。
デヴューした頃の初期のシャムキャッツには退屈な日常をかき乱してやろう、面白いことをしてシーンに一石を投じてやろうとする気骨のようなものが感じられました。

それを音楽面で結実させたのが〝なんだかやれそう〟の狂騒的なギターロックであり、〝落ちつかないのさ〟の脱臼したかのような鋭角的なギターリフであって、また、それをコンセプトの面で結実させたのが、『都市の中に日常を切り取り、ストーリーテリングとともにギターポップに落とし込む、という〝AFTER HOURS〟というアルバム』であったはずです。

しかし、『〝AFTER HOURS〟〝Take Care EP〟の頃にコンセプトのためにバンドに対する締め付けをつよくしすぎて、バンドが仕事になってしまった』というジレンマから、〝Friends Again〟とタイトルに掲げた本作では、繊細でナイーブな方向性へ舵をとり、退屈な日常に寄り添うかのような穏やかで優しい歌心を前面に打ち出しています。

アコースティック・ギターを中心に据えることを念頭に置いてアルバム制作を進めたそうで、フロントマンである夏目さんは、どこか斜に構えた目線のひしゃげたギターロック的なソングライティングを封印して、爽やかで柔らかなフォークロックを演じています。
サブ・ソングライター的な立ち位置だった菅原さんも本作では5曲を提供し、ヴォーカル曲では彼の本来の資質にあった穏やかで優しい歌ものを披露しています。

夏目さん、菅原さんのお二人の曲作りの方向性の一致から、これまでのシャムキャッツの作品の中（〝たからじま〟、〝AFTER HOURS〟など）で、《普遍的なソングライティングの質》、《アルバム全体を通しての雰囲気の統一感》では1番このアルバムが優れていると感じました。

また、フォークギターを基調とし、シンプルなプレイに徹したベース、タイトなビートを叩き出すドラムスに、菅原さんと夏目さんが交互にプレイするギター（ヴォーカルを取るほうがアコギ、そうでない方がエレキギターをプレイ、エレキの音色はシャムキャッツではおなじみの音）を加えたフォーピースの演奏は、音が選り抜かれていて風通しが良く、かつ、かちりと決まっていて、単純に音として浴びて気持ちいいものになっています。

歌詞の面では〝AFTER HOURS〟以降の群像を切り取った物語的な歌詞世界を踏襲していて、それをさらに深めています。
2人の男がゆっくりとマンションの屋上に登って行く姿を淡々と描写する夏目さんの〝花草〟や、夕方の恋人のことを「オシロイバナみたい」と描写する菅原さんの〝Four O’clock Flower〟がメロディーとストーリーテリングの巧みさで素晴らしい出来です。

総じて、アーシーでフォーキーなシャムキャッツ版の〝ハチミツ〟と言ったところでしょうか。

5人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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ttt

朴訥とした、だが冒険的なアルバム

2017年6月21日に日本でレビュー済み

このアルバムには「過剰さ」は何もありません。
今までシャムキャッツにあったようなアップテンポの曲はありませんし、ロック的な歪んだギターはほとんど消え、ベースの陰で暴れるようなプレイも抑え気味になり、サウンドの装飾も最小限になりました。
その結果残ったのは、4人の生々しい演奏によって奏でられる「いい曲」、それだけです。
印象として派手ではありません。しかし今の音楽界にいる中でこういった形式を選んだのはむしろ冒険的なのではないかと思います。
一聴時には「（今までより）地味」という感想が出てくるやもしれませんが、何度も聴いていけばその一言で済ませていいような作品ではないことはわかると思います。
なんせ前述したように曲がいいのです、とても。
どの曲も、弾き語りしてもいい曲なんだろうなと思わせるグッドメロディーです。
それを更にビルドアップするバンドの演奏はオーバーダブも最小限で「派手」ではないものの、どれも「的確」です。
特にギターの菅原氏のプレイは、情熱的に弾き倒すようなタイプではありませんが、時折入るソロやフレーズのどれもが感情を揺さぶるような秀逸なものばかりです。
また菅原氏は今作では収録曲の半数近くを作曲しており、今までのメインの夏目氏に対するサブライター的な立ち位置から脱却したように思います。
と、こう書いていると菅原氏がメインのアルバムのように思えてしまいますが聴いてみれば実際はそんなことありません。
誰が上だの下だのという序列がないのが友達という関係性です。
今作のタイトルである「Friends Again」という言葉は、作品におけるメンバー4人が曲に対してそれぞれ同じ重要度を持っていることも示しているように感じます。

今、邦バンド界隈のメインストリームでは一聴時にどれだけインパクトを与えられるか、が重要になっている気がします。
そうした観点ではこのアルバムはその逆を向いているように思われる作品かもしれません。
でも実際は、そういったメインストリームのバンドを主に聴いている人にも何か訴えかけられるような普遍的な良さが詰まっている作品だと思うのです。
なんせ曲がいいので(2回目)。

26人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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ロックンロールおじさん

ただただ良いアルバム

2017年10月14日に日本でレビュー済み

最初聴いたときは「たからじま」のイメージで聴いていたのでえ？同じバンド？とビックリした覚えがあります。
そこまで思い入れがなかったのでさらっと何曲か聴き、地味なアルバムやなーと思いそっ閉じし、また何かの拍子で「ファニーフェイス」のフレーズが頭に流れてきて聴いてみて、またやめてを繰り返すうちに全編聴きたくなり今では愛聴盤になってます。

たからじまの頃のような荒々しい感じも好きだったのですが聴き慣れてくるとこっちの方が断然いいですね。どんな気分なときにもスッと入ってくるような、長く聴けるアルバムだと思います。

何も予定のない休日に本でも読みながらゆっくりリピートして聞き流していたいようなアルバム。

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MAISON

名盤

2017年7月29日に日本でレビュー済み

今年発売されたアルバムの中で一番聴いています。アルバム全体に哲学を感じます。
「Coyote」のPVがYoutubeにあるので、聴いたことない人はぜひ。それが気に入れば買いだと思います。
「Four O’clock Flower」「October Scarf」が個人的にすごく好きで、ゆったりとしたサニーデイ・サービスが好きな人なんかにオススメ。歌詞も肩の力が抜けていて良い。

6人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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ぽめ太

名盤！

2017年11月8日に日本でレビュー済み

シャムキャッツはサマーハイくらいから知っていたのですがあまりはまらず、新譜がでてたのでなんとなく聴いてみるか～、くらいでかけてみたら大ハマりしました。おまけ的な最後の曲以外すべてがリードトラックと言っていいくらいの出来だと思います。インタビューを読む限り、解散も視野にちらついた時期を乗り越えての、いい意味での肩の力の抜け方をしたのかな～と感じます。ジャケも良い。タイトルも良い。まごうことなき名盤！！なんとなく行きたい方へ、暖かそうな場所へ行く時に聴いてます。

4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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デグー

新しいシャムキャッツ

2017年6月24日に日本でレビュー済み

ほかの方も言われてるように、今までのシャムキャッツのようなキャッチーさやドリーミーな雰囲気はなく、一度聴くだけではパッと来なくてわかりにくいアルバムかもしれない。
けど何度か聴くうちにメロディーの良さに気づき、勢いで作ったものではなくバンドメンバーが良い空気感を共有して作ったことが伝わってくる。
音楽的には全然違うけど、個人的にはwilcoあたりの手触りに近い気がした。
忙しい毎日の中でこの音楽に身をゆだねるのは簡単なことではないかもしれないけど、時間があるときにでもゆっくりと聴いてほしい。そんな1枚。

12人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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公開名なし

シャムキャッツの最高傑作

2017年6月23日に日本でレビュー済み

安らげる家のようなアルバム。必要最低限の音で最大限の美しさを表現している。個人的な感想としてはティーンエイジファンクラブを思い出した。長く聴ける名盤の誕生。

15人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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