1.命燃やして恋せよ乙女
スターライトステージにて結成されたユニット『宵乙女』による今楽曲。
メンバーの平均年齢が26才(または24才)というお姉様達による楽曲は、まさかの演歌であった。
メロウなトランペットの音色に続いて聞こえるのは、これまた演歌ではお決まりの前口上。
そんな始まりを裏切ることなく、曲の多くの部分でいい意味での”演歌っぽさ”を感じることが出来ること請け合いだ。
メンバーの声質が似ているとは言い難いが、それぞれの歌い方に味があり、聞いていてこれがまたとてもおもしろい。
演歌だからと敬遠していた人も、Master+の譜面が嫌いだった人も、是非聞いてもらいたい一曲だ。
2.マイ・スイート・ハネムーン
佐久間まゆによる2曲目のソロ曲。
作詞・作曲・編曲は、前のソロ曲であるエヴリデイドリームでも作曲を務めた滝沢俊輔氏が担当している。
さらに曲中のピアノ演奏は、まゆの声を担当する牧野由依氏によるものという力の入れようである。
エヴリデイドリームのキーワードが”あなた”だとすれば、今楽曲のキーワードは”あなたと私”もしくは”二人”ではないだろうか。
まゆからの一方的な想いが綴られていた前曲と違い、今楽曲は、「あなたと私で幸せな未来へいける」といったような趣となっている。
また、注目すべきポイントは歌詞だけではない。
どこかで聞いたような曲の構成や、旋律が聞こえてきたりと、涙なしには聞くことが出来ないポイントが目白押しである。
この曲は、”エヴリデイドリーム”を聞いてからの視聴をおすすめしたい。
(前曲の旋律があるってことは、アレは白昼夢じゃなくて。エヴリデイドリームは、エヴリデイ・ドリームだったんだなって。)
3.Lunatic Show
原曲は星輝子と白坂小梅の二人で歌われている。
このバージョンではそこにKBYDのメンバーの三人を加え、KBKYZD(カワイイボクとキノコ野球ゾンビどすえ)というユニットでの歌唱となっている。
正直、デレステでプレイした時は「なんでこの5人で歌ったんだ。」とあまりよい感情を抱いてはいなかったのだが、
聞いているとこれはこれで楽しくなってくるのである。
もともと、カッコイイというよりは、かっこよく明るい楽曲だったためだろうか。
また、曲中のとあるポイントではその楽しさの恩恵を大いに味わうことが出来る。是非楽しもう。