期待が膨らむ登場曲から高まります。5人の登場に「出た!」という独特のスター性を感じます。ぞくっとする鳥肌と言ってもいいでしょうか。そして堂々と、でもリラックスして、でも得意でもある感じで颯爽と踊り始めます。「℃-uteに出来る事は、Juice=Juiceにも出来るのではないか、最早」と思わす事実が見て取れます。
1曲目のコミカルな新曲「地団駄ダンス」にして、「色っぽいなー」と思わすものがあります。コスメのCM的色気ではなしに、もっと健康な命が宿っている美みたいなもの。ガラスケースに入ったものではなしに、町の看板娘みたいな愛着のある女性たち。いい5人です。
1曲が濃密です。捨て曲なんてない。5人ともが煽りとフェイクが出来る。
・誰よりいい歌を歌うようになった宮崎由加さん
・いいダンスを踊るのを見て欲しい植村あかりさん
・アイドルの光り方なのか、宮本佳林さんがいてこそ、やはりこの人
・天性と努力が今実っている金澤朋子さん
・高木紗友希さんはいつも高木紗友希さんらしくあるのが爽やか
どの人も、この人だけを見ていたい、と思わす求心力があります。
顎が外れる位、大きい口を開けて歌うのが似合う歌が揃うと感じます。その意味では最も参加型、参加して面白いJuice=Juiceなのかも知れません。世界中がJuiceの曲でカラオケで健康になる、熱くなる、仲間になる、恒久平和への近道になれそう。それだけ歌い易く、歌ってメリハリのばっちりある歌い甲斐ある曲が、Juice=Juiceの歌の特徴ではないでしょうか。
各曲それぞれに、独自の良さと雰囲気があり、それは演(や)る人の曲への理解があるからだと思えます。本来真面目な人の集まりのJuice=Juice、それが曲への良さに昇華されていそうです。衣装も照明もヘアや映像/音声までもトータルに良い。さあ言葉はここまで、得とご覧あれ、と言いたいです。そして有難うとも。5人のJuice=Juiceショーです!!
Ps.今、この5月の公演からひと月半後に新たに2人の若者がJuice=Juiceに入りました。カントリーガールズで言葉の使い手として抜群のボキャブラブリーを発揮していた梁川奈々美さんと、広島のスクール時代にはその後モーニング娘に入る若き日の鞘師里穂さんとも歌っていた履歴、そして研修生としては「我が(ハロー)軍の歌姫」と言われ満を持して登場の段原瑠々さんです。しかし歴史と下積みがあってもまずはボイストレーニングから基礎を再構築中。7人のJuice=Juiceにも、乞うご期待です。
Ps.2、ドライブに、ビーチに、カップルの生活に、ジョギングに、Juice=Juiceの曲がいいかも。そして受験のご褒美にコンサートかも知れませんね。
Ps.3、このDVDの公演では「衣装のセトリ」というのも1つの注目点です。最後は、デニム!これにはヤラれました笑。しかもシックにデコられていて。アンコールに楽しさと驚きをプレゼントしています。そしてこの自由さにJuice=Juiceは今「夢の途中」、のクリエイティブ感もするのでした。何回見ても飽きないこのDVD。凄くいいです。
追記:2017年11月9日
あと約10日の20日に迫った7人体制での初の武道館公演を前に、もう一度(再三笑)見返しています。もう、5人が本気で歌っている。そこに感動します。色を付けたり、抑揚を付けたり、その一節一節に工夫を超えた意匠を凝らしています。各人が各人とも。これは興奮です。そして意思1つでそれが出来る5人に涙が出そうです。格好良くて、素敵で。そして発見します。Juice=Juiceの歌のタクトを振るのは宮本佳林さんなんだと。
彼女が「この曲はこう!」と強い意思と共に、声と共に歌い出す事で、残る4人がその線で行くと気持ちを1つにする公演なんだと。宮本さんがいなければ、色んな声の人が順番に代わる代わる歌うのみのグループだけなのかも。指揮者で、ゲームキャプテンの宮本さんがいるから、このJuice=Juiceのこの公演はこんなに締まっているのだと分かります。彼女が「締まって行こうぜ!」と言っている様で。さあでは、7人の武道館公演ではどうなっているか。じっくり楽しみに聞き、レスペクトを持って集いたいです!有難う、既に素晴らしいグループだ。
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Juice=Juice LIVE AROUND 2017 ~NEXT ONE SPECIAL~ [DVD]
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フォーマット | 色 |
コントリビュータ | Juice=Juice |
稼働時間 | 1 時間 46 分 |
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対象商品: Juice=Juice LIVE AROUND 2017 ~NEXT ONE SPECIAL~ [DVD]
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Juice=Juice LIVE AROUND 2017 ~NEXT ONE SPECIAL~ [Blu-ray] | Juice=Juice LIVE AROUND 2017 ~NEXT ONE SPECIAL~ [DVD] | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.7
62
|
5つ星のうち4.7
62
|
価格 | ¥4,200¥4,200 | ¥3,784¥3,784 |
アーティスト名 | Juice=Juice | Juice=Juice |
発売日 | 2017/08/09 | 2017/08/09 |
形式 | Blu-ray | DVD |
仕様 | 通常版 | 通常版 |
曲目リスト
1 | OPENING |
2 | 地団駄ダンス |
3 | KEEP ON 上昇志向!! |
4 | この世界は捨てたもんじゃない |
5 | MC |
6 | 銀色のテレパシー |
7 | 背伸び |
8 | 裸の裸の裸のKISS |
9 | 五月雨美女がさ乱れる |
10 | Feel!感じるよ |
11 | 如雨露 |
12 | アレコレしたい! |
13 | DANCE TRACK |
14 | ロマンスの途中 |
15 | 愛のダイビング |
16 | 生まれたてのBaby Love |
17 | MC |
18 | 愛・愛・傘 |
19 | CHOICE & CHANCE |
20 | GIRLS BE AMBITIOUS |
21 | 伊達じゃないよ うちの人生は |
22 | 私が言う前に抱きしめなきゃね |
23 | Goal~明日はあっちだよ~ |
24 | 選ばれし私達 (ENCORE) |
25 | MC (ENCORE) |
26 | Magic of Love (J=J 2015Ver.) (ENCORE) |
27 | ENDING (ENCORE) |
商品の説明
[発売元]株式会社アップフロントワークス
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 80 g
- EAN : 4942463832148
- 製造元リファレンス : 43215-7793
- メディア形式 : 色
- 時間 : 1 時間 46 分
- 発売日 : 2017/8/9
- 出演 : Juice=Juice
- 販売元 : UP-FRONT WORKS(Hachama)(PC)(D)
- ASIN : B071S2Y1CT
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 78,600位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 9,720位J-POPDVD
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2018年7月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私が、Juice=Juiceを知ったのは、5人になってから…
ライブハウスやホールコンサートの経験を重ねて、歌やダンスのスキルアップも
目を見張るモノがあります。
昨年に7人体制になり、今年は、8人体制になっています。
5人でのステージを何回か見に行ったことがありますが、それぞれのメンバーの個性が溢れていて、一階席後方や二階席からも楽しめて充実感も感じられました。
7人や8人体制のJuice=Juiceになってから歌割りや立ち位置が変更され、また違った視点で楽しめるとは思いますが、私は、5人のJuice=Juiceが一番好きです!!
決して今の増員したJuice=Juiceが嫌いではありません。
それなりに良いところもたくさんありますが、ステージが特に後方の場合、声で把握しないと、私自身は、見ずらくなって楽しめなくなってしまい、現場から遠ざかっているのが残念です。
今年から8人体制になり、どうなっていくのでしょうか?
ワガママや愚痴を言っていても先に進まないので、現状に対応していかなくては…と言い聞かせている今日この頃です。
とにかく、5人ラストのライブ映像は、オススメです。
欲を言えば、1層を2層にして欲しかった…
ライブハウスやホールコンサートの経験を重ねて、歌やダンスのスキルアップも
目を見張るモノがあります。
昨年に7人体制になり、今年は、8人体制になっています。
5人でのステージを何回か見に行ったことがありますが、それぞれのメンバーの個性が溢れていて、一階席後方や二階席からも楽しめて充実感も感じられました。
7人や8人体制のJuice=Juiceになってから歌割りや立ち位置が変更され、また違った視点で楽しめるとは思いますが、私は、5人のJuice=Juiceが一番好きです!!
決して今の増員したJuice=Juiceが嫌いではありません。
それなりに良いところもたくさんありますが、ステージが特に後方の場合、声で把握しないと、私自身は、見ずらくなって楽しめなくなってしまい、現場から遠ざかっているのが残念です。
今年から8人体制になり、どうなっていくのでしょうか?
ワガママや愚痴を言っていても先に進まないので、現状に対応していかなくては…と言い聞かせている今日この頃です。
とにかく、5人ラストのライブ映像は、オススメです。
欲を言えば、1層を2層にして欲しかった…
2019年2月19日に日本でレビュー済み
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この盤の
かりんちゃんはコンディション良すぎて
「無敵」の一言です。
つまり買いです。
かりんちゃんはコンディション良すぎて
「無敵」の一言です。
つまり買いです。
2017年9月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『GIRLS BE AMBITIOUS』がいいです、実際、生で見ましたが
盛り上がりました
生歌だからのハプニングなんですが、それも楽しめるって
最高じゃないですか?
5人のころのJuice=Juiceのメモリアルです
盛り上がりました
生歌だからのハプニングなんですが、それも楽しめるって
最高じゃないですか?
5人のころのJuice=Juiceのメモリアルです
2017年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
このグループは現在あるのだろうか。残念ながら無い。だからこの作品は別世界から届いたかのように感じる。とても緻密に構成された至高の作品だが、遠い存在にも思える。
新体制のこのグループは、メンバーの個々の努力はたゆまず続けられている。現在、宮本佳林を欠いていても、やはり最も遠くまで展望を与えてくれるグループであることは変わりない。
この作品だが映像的には最近のおさえた色彩が施されているようだ。一台のカメラのワンショットで違うメンバーに焦点を合わせ直すような高度なカットが活きていて解像感もある。大型ビジョンやパネルの工夫された使用が曲ごとのファンタジック感を見事に演出していて素晴らしい。
衣装もメンバーの魅力を捉えたデザインであり、曲のセクションともマッチしている。スタッフの方が総掛かりで良いものを目指しているのが伝わってくる。それにしても優れた楽曲の宝庫であり、表現の高さに感嘆を禁じえない。
宮本佳林さんはしばらく休養されると思われるが、どんなキャラが飛び出すにせよ彼女の繊細さを隠すためのものに過ぎなかったのだと感じる。こんな真にニーチェ的な雰囲気をまとった人物だからこそ理想と苦闘されるのだろうか。
新体制のこのグループは、メンバーの個々の努力はたゆまず続けられている。現在、宮本佳林を欠いていても、やはり最も遠くまで展望を与えてくれるグループであることは変わりない。
この作品だが映像的には最近のおさえた色彩が施されているようだ。一台のカメラのワンショットで違うメンバーに焦点を合わせ直すような高度なカットが活きていて解像感もある。大型ビジョンやパネルの工夫された使用が曲ごとのファンタジック感を見事に演出していて素晴らしい。
衣装もメンバーの魅力を捉えたデザインであり、曲のセクションともマッチしている。スタッフの方が総掛かりで良いものを目指しているのが伝わってくる。それにしても優れた楽曲の宝庫であり、表現の高さに感嘆を禁じえない。
宮本佳林さんはしばらく休養されると思われるが、どんなキャラが飛び出すにせよ彼女の繊細さを隠すためのものに過ぎなかったのだと感じる。こんな真にニーチェ的な雰囲気をまとった人物だからこそ理想と苦闘されるのだろうか。
2018年2月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
5人が奏でる歌声が見事と言うしかない
宮本佳林の包み込むような歌声は非常に素晴らしい
このグループはハロプロの中で歌の実力が一番であるどころか現在数多くあるアイドルグループの中でも筆頭ではないだろうか
宮本佳林の包み込むような歌声は非常に素晴らしい
このグループはハロプロの中で歌の実力が一番であるどころか現在数多くあるアイドルグループの中でも筆頭ではないだろうか
2019年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自宅にはBlu-rayデッキなくマイカーの9インチナビで見てるのですが、さほど変わらなく綺麗に見れます。比較対象で云えば、90年代の中森明菜さんのDVDの画質を思い出して頂ければ・・。
2017年8月14日に日本でレビュー済み
目標だった日本武道館公演を昨年(2016年)11月に成功させたJuice=Juiceだが、メンバーはそれで燃え尽きる事無く、2017年2月よりライヴハウスを中心とした新たなツアーを精力的に展開。ツアーは、その後、ホール公演を中心とした「Juice=Juice LIVE AROUND 2017~NEXT ONE SPECIAL~」へとバトンを繋ぎ、本作はそのツアーよりゴールデンウィークの5月3日に中野サンプラザで行われた公演を収録した映像作品だ。ライヴハウスというメンバーの歌とダンス・パフォーマンス、そして表現力が勝負となる空間で技術を磨き、その確固たる土台と共にホール公演というショウ・アップされた舞台でメンバーが見せるパフォーマンス。今回のホール公演も、Juice=Juiceのそういった背景が凝縮されているとの見方もできる。
メンバー紹介のVTRを経て、当時の最新シングル「地団駄ダンス/Feel!感じるよ」より「地団駄ダンス」をオープニングに据え開始されるコンサート。今回のツアーは「この世界は捨てたもんじゃない」「銀色のテレパシー」といった、現時点ではCD形態には収録されていない新曲を披露しており、本作ではそれらが見聴きできるのが大きな目玉となっている。また即発のライヴ映像や配信では聴けるが、「如雨露」「Goal~明日はあっちだよ~」も貴重。全体的にはファンに馴染み深い楽曲群を中心としたメニューで、メンバーが客席に降りて歌う「アレコレしたい!」などはホールらしい演出に。また、照明効果やスクリーンの映像で宇宙空間のようなムード作り出す「銀色のテレパシー」、大空や森林のイメージ映像と共に歌われる「Feel!感じるよ」「如雨露」などもホールらしい舞台装置と連動した演出だ。
また本公演では「GIRLS BE AMBITIOUS」において、金澤朋子氏の歌詞が飛んで一部が空白で進行するという非常に珍しいハプニングが発生しており、映像作品となった本作でもその箇所が他公演のものと差し替えられたり修正されたりする事無く、そのまま収録されているのが珍しい。金澤氏の「しまった!」という表情や他のメンバーのフォローなど、ファンにとっては面白い場面が多数見られる。また公演当日は「五月雨美女がさ乱れる」に続いて、同曲のインスト・ヴァージョンに合わせて各メンバーがダンスを披露する映像が流されていたが、あくまで衣装替えの間の繋ぎという捉え方なのか、映像作品ではカットされている。商品としては、昨年の日本武道館公演を収録した映像と同じく、今作も独特の画質と色合いが採用されており、この辺りは見る側の好みによって評価が変わりそうと書いておきたい。
夢をひとつ叶えたなら、次の夢にシフトチェンジ・・・、日本武道館公演前に発表した「KEEP ON 上昇志向!!」の歌詞が、奇しくもこの時期のJuice=Juiceを投影しているようで興味深い。御承知のように、現在Juice=Juiceは新メンバーが加入して7人編成となっている。そういった点を踏まえると、本作はJuice=Juiceの歴史の中で変化の時期を収めた映像作品となった事は間違いない。
メンバー紹介のVTRを経て、当時の最新シングル「地団駄ダンス/Feel!感じるよ」より「地団駄ダンス」をオープニングに据え開始されるコンサート。今回のツアーは「この世界は捨てたもんじゃない」「銀色のテレパシー」といった、現時点ではCD形態には収録されていない新曲を披露しており、本作ではそれらが見聴きできるのが大きな目玉となっている。また即発のライヴ映像や配信では聴けるが、「如雨露」「Goal~明日はあっちだよ~」も貴重。全体的にはファンに馴染み深い楽曲群を中心としたメニューで、メンバーが客席に降りて歌う「アレコレしたい!」などはホールらしい演出に。また、照明効果やスクリーンの映像で宇宙空間のようなムード作り出す「銀色のテレパシー」、大空や森林のイメージ映像と共に歌われる「Feel!感じるよ」「如雨露」などもホールらしい舞台装置と連動した演出だ。
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夢をひとつ叶えたなら、次の夢にシフトチェンジ・・・、日本武道館公演前に発表した「KEEP ON 上昇志向!!」の歌詞が、奇しくもこの時期のJuice=Juiceを投影しているようで興味深い。御承知のように、現在Juice=Juiceは新メンバーが加入して7人編成となっている。そういった点を踏まえると、本作はJuice=Juiceの歴史の中で変化の時期を収めた映像作品となった事は間違いない。