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日本語全史 (ちくま新書) Kindle版

5つ星のうち4.3 90個の評価

日本語の全史を一冊でたどる初めての新書。日本語の変遷を古代(前期・後期)/中世(前期・後期)/近世/近代という時代ごとに、総説・文字・音韻・語彙・文法の五つに分けて整理していく。日本語は世界の言語の中でも比較的、古代からの変遷が少ない。であればこそ、現代語との関わりのなかで、日本語史を記述していくことが可能となるのだ。日本語の変遷の全体像がわかるだけでなく、現代の一部の慣用表現や方言などに残る過去の日本語の痕跡をたどっていく謎解きとしても楽しめる一冊。
この本はファイルサイズが大きいため、ダウンロードに時間がかかる場合があります。Kindle端末では、この本を3G接続でダウンロードすることができませんので、Wi-Fiネットワークをご利用ください。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B071XVMG7K
  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (2017/4/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2017/4/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 13.6 MB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 本の長さ ‏ : ‎ 417ページ
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.3 90個の評価

著者について

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沖森 卓也
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2023年2月19日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    勉強にりました。読み潰したらまた購入したいです。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年4月20日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    すでに電書で持っていて、布教用に買ったのですが、現物は厚くて重いですね。とりあえず読みたいという方はKindle版を買うことをお勧めします。
    内容としては、日本語の変遷について経時的に追っています。言語学としての日本語学、日本語史を知りたい方、Wikipediaの「日本語」の記事を読んでびっくりしてしまった方にはお勧めです。沖森氏は「はじめて読む日本語の歴史」で知りましたが、同じテーマながら、本書の方が全体として充実していると思います。特に近世以降は前著に比べ充実していると感じました。その代わりなかなか読むのが大変です。新書ではありますが、予備知識のない方が一気に流し読みするのには向きません。覚悟を決めて着実に、かつ混乱したらわかるところまで戻るつもりで読むべきです。しおりをたくさん用意し、必要ならそのしおりにメモを書いた付箋を貼っておくと良いでしょう。その意味でも好きなだけブックマークを付けられるKindle版が楽だとは思います。
    7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年8月19日に日本でレビュー済み
    本書を通じて、古典文法から現代文法へ変化していくさまを辿ることができます。学校では古典文法と現代文法を別個に学習しますが、この二つは連続体です。
    たとえば上二段・下二段動詞はそれぞれ上一段・下一段へ合流します(「落つ」→「落ちる」等)。「死ぬ」「往ぬ」のナ行変格動詞は四段活用に合流し、最終的に五段活用となります。おおよそ鎌倉~室町時代にこのような変化が徐々に起こったことがわかります。
    また、語源についても豊富に取り上げられています。「をり」は「ゐ(居)」+「あり」、「はべり」は「はひ(這)」+「あり」である(p70)、「から」は「柄」に由来する(p100)。また、係り結びは、倒置法に由来する(p104)など、目から鱗の話も沢山あります。
    大人向けではありますが、平易な言葉で書かれており、高校生でもギリギリ読めると思います。むしろ古典を勉強している時に副教本として読むのも良いかもしれません。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2021年4月4日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    レポート作成のため購入。

    当初はKindle版にしましたが、巻末の索引が使えないので(あるのだがKindleのページと対応せず)、結局紙の方も買いました。
    20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2019年10月30日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    著者の気配りは感じられるが、まだ入門書としては難しい面がある。
    しかし、全貌を津亜かむためにはよい本だと思った。
    13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2017年7月10日に日本でレビュー済み
    元々言葉や語学に興味があるので、とても興味深い書でした。

    時代区分自体が議論の対象になるようですが、本書では次の区分が用いられています。
      古代前期、古代後期、中世前期、中世後期、近世、近代
    内容は時代区分ごとに、総説、文字表記、音韻、語彙、文法 という項目で構成されています。では、どんなことが書かれているかを目次から見ると・・
     近世江戸時代は、・近代語の発達 ・文字の庶民への普及 ・現代語の音韻確立 ・漢語による訳語の創造 ・近代語法の整備などが説明されます。
     近代として語られる明治以降では・共通語の普及 ・文字施策の浸透 ・外来音の影響 ・漢語・外来語の急増などの説明があります。
    37人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2022年1月3日に日本でレビュー済み
    齋藤茂吉に次のようなよく知られた短歌があります:

      めん鷄ら砂あび居たれひつそりと剃刀研人(かみそりとぎ)は過ぎ行きにけり

    この一首の第2句がなぜ係り結びでもないのに「砂あび居たれ」と已然形になっているのか、ということについて、これは万葉集に見られた語法を用いたものであろうと品田悦一はその著『齋藤茂吉』で指摘していました。

     本書では、『万葉集』にある次の歌:

      大舟を荒海(あるみ)に漕ぎ出で八舟たけ我が見し子らがまみは著(しる)しも
     
    が引用され、そこでは第3句末尾の「たけ」が、舟を操る、漕ぐの意を表す動詞「たく」の已然形であることが指摘されています。本書著者によれば、この已然形は「〈ど〉〈ども〉を補って逆接の確定条件に解釈できる」とのことです。

     評者なりにこの歌の現代語訳をすると「大船を荒海の沖へと他の多くの船といっしょに漕ぎに漕いだのだけれども、それでも岸で見た私の小さな子どもらの姿は眼前にいるかのようにその目元までくっきり鮮明なままだ!」となるかと思います。
     その解釈で引用歌を読めば、上の句におけるいま自分の乗る「大」舟、眼下の「荒」ぶる海、周囲に並ぶ「八」船(「八船」とは「多くの船」の意)と下の句における後に残してきた小さい「子」らの愛らしい「まみ(目もと)」の対比が歌のポイントになっていることがよくわかります。遠く離れても、愛しく大事なものはいまだ脳裏にありありと現前しその細部まで鮮明なままだというわけです。そこにはまた、わが愛しい子らの姿を心に刻んで危険な海に船出するのだとあらためて気持ちを引き締める思いがあるのでしょう。

     ここから茂吉の歌も「めん鷄らは砂浴びしているけれども…」と逆接確定条件でまず解釈できます(鶏は、砂や土に寝ころんで、激しく身もだえするように体を砂や土にこすりつける習性があり、歌にあるのはその光景なのでしょう)。

     ただ本書の著者は、上の『万葉集』の一首にみられる已然形の語法は「むしろ、ここでは『漕ぎに漕いだのだ!』というように、一旦強く言い切った表現であると見るべきで、語気を強めるという働きが本来のものであると認められる」とこの語法のあらたな解釈を提示しています。
     そうすると、著者のような語法解釈では、茂吉の歌は、砂浴びしているめん鷄らの激しい動を已然形で「一旦強く言い切っ」て「語気を強め」たあと、ひっそりとその横を通り過ぎてゆく剃刀とぎのひんやりとした静を対比させていると読めなくもないということになるでしょうか。
     もう少しいうと、第二句「砂あび居たれ」の万葉調の已然形で「めん鷄らは羽をバタバタさせて激しく砂浴びしている!」と語気がいったん強く高潮したあと、第三句で語勢が一転、切りかわるように「ひつそりと」という古典和歌に使われない促音の入った擬態語がひつそりつづいて景も一転する、この二句切れと直後に置かれた第三句、万葉調の已然形と口語調の擬態語との対比的対照的な語勢が一首のなかでとてもよく効いているといえます。そしてくりかえし現れるラ行音、とくに「り」音が一首の底を流れ、動と静の前後対照的なふたつの景を統一的に結んでいるかのようです。

     ただしかし、万葉集の歌もそうですが、茂吉の歌も上の句と下の句との対比が歌の重要なポイントだと考えれば、用いられた已然形の語法はどちらも「大船を荒海の沖へと漕ぎに漕いだのだけれども」、「めん鷄らは砂浴びしているけれども…」とやはり逆接確定条件でとらえるほうがいいのではと思えてきます。

     また、たとえば「やま」や「かわ」や「はな」が多くの人に和語(やまとことば)であることが自明のように思われていますが、それはいいとして、本書によれば、しかしある語が和語(やまとことば)であるかそうでないかはじつは簡単には決められないものがあるようです。
     たとえば、いっけん和語のようにみえる「かみ(紙)」とか「てら(寺)」は、前者については中国語の字音「簡(かん)」、後者は古代朝鮮語の「チョル(=寺のこと)」に由来するとのことです。
     まあそういえば、「馬」は動物名として「うま」、競馬(けいば)のような漢字の成語では「ば」と読みますが、「バ」はもちろんのこと、一見和語っぽくみえる「ウマ」もじつは中国音[ma]に由来する字音でしたね。

     日本語の歴史の概略を通史的にごくおおざっぱにつかむには山口仲美『日本語の歴史』(岩波新書)があり、それより詳しく、かなり専門的な内容もふくんだ大学の教科書として放送大学教材の同題の本がありますが、本書は後者よりもさらに網羅的でより専門的なところがあります。
     その分、通しで読むにはちょっとシンドイところがあるので、まずは自分の興味のある時代を読んでみるとか、各時代ごとに文字表記・語彙・音韻・文法の項目別の解説があるので気になる項目のみをピックアップして時代別に通覧するとかすれば、400ページを越えるこの大冊繙読にとっかかりができるのではないでしょうか。
     評者には、文法の項目がやや煩雑な印象で、興味深かったのは、すでに知っていることも多くありましたが、文字表記そしてとりわけ音韻の項目でした。
    18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2017年4月8日に日本でレビュー済み
    特に古代(平安時代くらいまで)の日本語については発音の変遷が重要なのか、発音の話が大きなウェイトを占めるのだが、
    国際音声記号に基づいてアルファベット表記を用いており、また拗音・連声など日本語学の専門用語も頻出するため、
    さらっと説明されただけではすぐに「ng韻尾ってなんだっけ」という具合になるため非常に読み辛い。
    新書なのに分かり易さより正確さに偏りすぎている。
    45人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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