前作のアルバムである日本海夕日ラインを聴いて気に入ったのでこの柳都芸妓を買って聴いてみましたが、期待を裏切られることはありませんでした。
むしろ期待以上だったかもしれません。
タイトルから昔ながらの日本的な曲調をちょっと想像しましたが、そんなことはなくて、完全にポップ調の曲が多いです。
まだよく聴きこんではいませんが、芸妓がテーマの曲も6曲目の「NEO 古町小唄」くらいかと思います。
特に印象に残った曲について書きます。
3曲目「想い出はプロローグ」・・・街で偶然すれ違った昔の友達、男の子の友達でしょうか、「久しぶりだね。」って声を掛けそびれたけど、気持ちは完全に離れてしまったわけじゃない、という感じの曲です。
4曲目「サンディー」・・・恋が終わって、いつも海岸で二人で聞いてた波の音を今日は一人で聞いている気持ちを歌った曲です。
「これからもずっとずっと この街で暮らしてく」
という歌詞のところ、3曲目の曲でも感じるのですが、東京など大都市周辺では成立しづらいような、新潟という地方都市ならではの感覚が新鮮に感じます。
6曲目「NEO 古町小唄」・・・「チン・トン・シャン」という合いの手が好きです。笑