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イメージ付きのレビュー
西南戦争とは西郷教の宗教戦争！？
少し前に仕事で鹿児島に半年ほどいってまして、鹿児島といえばやっぱり『西郷どん』 以前、大河ドラマ翔ぶが如くは観たし、2018年の大河西郷どんも観たし、西郷研究の第一人者 家近良樹氏の西郷隆盛も読んだし、満を持して翔ぶが如くを手に取りました。 まず、読み出してびっくりしたのが大河ドラマでの第二部からスタートしているということ。明治維新がなって維新政府のところからスタートなんですね。大河ドラマの展開の心づもりだったのでまずそこがビックリでしたが、個人的には西郷さんが虚像として祭り上げられていく過程を知りたかったのでむしろここから10巻にわたり話が進むのならむしろ嬉しい。 自分が興味があったのは、西南戦争を起こす薩摩人の精神性てどんな感じだったのだろうということ。鹿児島行った時に感じたのは、キリスト教の教会が非常に多いってこと。逆に寺は全然ない。うちは、東京都港区で、寺が密集している三田地区周辺なのでちょっと衝撃。 で、本書の中でも指摘あったのは西南戦争と言うのは『宗教一揆、宗教戦争』的な意味合いが強いという。ようは【西郷教】っていう宗教的なカリスマのために死ぬことをいとわなかったのではないか？という。 本書ではキリスト教との関係性って触れられてはいなかったけれど、キリスト教の一神教的マインドが、信奉する対象が西郷さんに変わって起きた戦争って意味合いもあるのではないかと。 だから廃仏毀釈で、どこの藩よりも苛烈におこなったのは薩摩藩だというし、一神教的とよく言われる浄土真宗も禁止してたってのもそこら変の関係あるのかなぁと。。。 ここらへん詳しい方がいたら教えて欲しい。。。
