ジェット・ローラー・コースター -HDリマスター版- [Blu-ray]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | ヘンリー・フォンダ, スーザン・ストラスバーグ, ヘレン・ハント, リチャード・ウィドマーク, ジョージ・シーガル, ハリー・ガーディノ, ジェームズ・ゴールドストーン, ティモシー・ボトムズ |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 59 分 |
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
『エアポート』シリーズと『刑事コロンボ』のスタッフがタッグを組んだパニック・サスペンス超大作が、TV版日本語吹替を初収録し、待望の初ブルーレイ化!
『エアポート』シリーズの製作者ジェニングス・ラングが、『刑事コロンボ』シリーズの脚本家コンビと組んで放つパニック・サスペンス大作。名もなき爆破魔ティモシー・ボトムズと、彼を追うしがない役人のジョージ・シーガルを軸に実力派スターを配置。息詰まる攻防劇に深い情感のドラマを紡ぎだす。全米各地の有名遊園地でロケを敢行、『大地震』『ミッドウェイ』で駆使した特殊音響センサラウンドで描かれる阿鼻叫喚の大惨事も臨場感満点だ。
【初ブルーレイ化/TV版吹替初収録作品】
世界最大のジェット・コースターを狙う謎の爆破魔!
『エアポート』シリーズと『刑事コロンボ』のスタッフがタッグを組んだパニック・サスペンス超大作!
●HDリマスタリング1080pの高画質ワイドスクリーン版!
●デジタルリミックスによる5.1ch音声を世界初収録! ※DVD未収録
●2種類の日本語吹替音声(TV放映版/DVD版)を収録! ※TV版はDVD未収録
※TV版吹替音声は、一部音源の無い部分がオリジナル音声・日本語字幕となります。
●ファン垂涎の貴重な特典映像を収録! (約21分) ※DVD未収録
【ストーリー】
賑やかな夜のオーシャンビュー遊園地で、満員のジェット・コースターに仕掛けられた小型爆弾が爆発。カートが脱線して多数の死傷者が出る。園内の乗り物検査を担当する安全保障協会の調査員ハリー(G・シーガル)が現場に赴くが、今度はピッツバーグの遊園地でボヤ騒ぎが発生。2つの事件に不吉な符号を感じたハリーは、シカゴで開催された遊園地経営者の会合に出向き、連続爆破予告を送りつける謎の脅迫者から100万ドルの受け渡し役に指名されるが……。
【キャスト】
ジョージ・シーガル(『料理長殿、ご用心』)
リチャード・ウィドマーク(『刑事マディガン』)
ティモシー・ボトムズ(『ジョニーは戦場へ行った』)
ヘンリー・フォンダ(『ミッドウェイ』)
ハリー・ガーディノ(『ダーティハリー』)
スーザン・ストラスバーグ(『マニトウ』)
ヘレン・ハント(『恋愛小説家』)
[吹替キャスト]※DVD版/TV放映(日本テレビ「水曜ロードショー」)版
ハリー(ジョージ・シーガル):原 康義/小林勝彦
ホイト捜査官(リチャード・ウィドマーク):菅生隆之/森山周一郎
若い男(ティモシー・ボトムズ):鉄野正豊/東 富士郎
ダヴェンポート(ヘンリー・フォンダ):小林清志/内田 稔
キーファー(ハリー・ガーディノ):辻 親八/千葉耕市
フラン(スーザン・ストラスバーグ):玉川砂記子/朝井良江
トレイシー(ヘレン・ハント):本名陽子/冨永みーな
【仕様】
音声
1.英語ドルビーTrueHD5.1chサラウンド(リミックス)
2.日本語ドルビーTrueHD3.1chサラウンド(吹替(1))
3.日本語ドルビーTrueHD2.0chモノラル(吹替(2))
字幕
1.日本語字幕
2.吹替用字幕(1)
3.吹替用字幕(2)
【特典映像】(約21分)※DVD未収録
●トミー・クック<製作補/原案> インタビュー
●劇場予告編
●ラジオスポット
●フォトギャラリー
※商品の仕様は変更になる場合がございます。
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- 言語 : 英語, 日本語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 160 g
- EAN : 4907953036024
- 監督 : ジェームズ・ゴールドストーン
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 59 分
- 発売日 : 2017/11/2
- 出演 : ジョージ・シーガル, リチャード・ウィドマーク, ティモシー・ボトムズ, ヘンリー・フォンダ, ハリー・ガーディノ
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 英語 (Dolby Digital 5.1), 日本語 (Dolby Digital 6.1 EX)
- 販売元 : Happinet
- ASIN : B07415J52R
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 152,893位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 5,566位外国のミステリー・サスペンス映画
- - 10,311位ブルーレイ 外国映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
出演∶ジョージ・シーガル、リチャード・ウィドマーク、ティモシー・ボトムズ、ヘンリー・フォンダ、ハリー・ガーディノ、スーザン・ストラスバーグ、ヘレン・ハント、ハリー・デイヴィス、スティーヴ・グッテンバーグ
監督:ジェームズ・ゴールドストーン
1970年代に大流行したパニック映画。大まかに分けて1つは、客船転覆事故の『ポセイドン·アドベンチャー』、高層ビル火災の『タワーリング·インフェルノ』、そのままズバリの『大地震』などの災害·事故もの。もう1つは、豪華客船に爆弾が仕掛けられる『ジャガーノート』、地下鉄ジャックの『サブウェイ·パニック』などの大掛かり犯罪ものだ。
この『ジェット·ローラー·コースター』は、後者に入る作品だが、同じ'70年代に「ループコースター」や「コークスクリュー·コースター」など発展著しかったジェットコースター(英語では"Rollercoaster"言うらしい)をネタに取り上げて、大規模遊園地に仕掛けられた爆弾を巡るサスペンス大作。爆破予告をしてくる悪魔的知能犯と、危機管理に従事する検査官とFBI捜査官たちの決死の活躍を描くパニック映画だ。
公開当時、大劇場で鑑賞したが、たしか『大地震』と同じく、観客に実際の振動と大音響を体感させるセンサラウンドとかいうシステムを使って、ジェットコースターが疾走するシーンの迫力を演出していた。当該劇場は、かなりの出費だったと思うが、あのシステムは、その後どうなったのだろう。1950年代に一時期流行った立体映画(3D映画)が、すぐに廃れたが、2000年代に更に進化した形で復活したように、センサラウンドも進化して再登場するのだろうか?
[物語] 早朝、1人の若者(ボトムズ)が、遊園地オーシャン·ビュー·パークに忍び込む。数時間後、彼の仕掛けた小型爆弾がジェットコースターのレールに損傷を与え、コースターが脱線して、死者多数の大惨事となる。上司サイモン(フォンダ)に調査を命じられた検査官ハリー(シーガル)は、最近自ら検査したばかりのコースターの"事故"に不審を抱く。さらに数日後、ピッツバーグの遊園地でも不審な火災事故が発生する。
遊園地の経営者たちに面会を求めたハリーは、複数の経営者が会合していることを知る。会合に乗り込んだハリーは、犯人を名乗る男から脅迫があり、さらなる"事故"を予告し、経営陣に100万ドルの身代金の要求があったことを知る。FBIの捜査官ホイト(ウィドマーク)が乗り出してきて、"部外者"ハリーは、事件から手を引かされる。だがある日、犯人から直接ハリーに挑戦的な電話が……。ホイト捜査官もハリーを訪れ、犯人が身代金受け渡し役にハリーを指名してきたと告げ、ハリーは再び事件の渦中へ……。
身代金入スーツケースを持ったハリーと、彼をフォローするFBIや警官たちは、犯人の指示で遊園地内を振り回された挙げ句、見事にケースを奪われる。想定内ではあったが、奪われた身代金に仕掛けておいたFBIの"ワナ"に、犯人が気づいてしまう。怒った犯人は、交渉決裂を告げ、報復の爆破を予告して連絡を断つ。犯人の標的が分からず途方に暮れる捜査陣だったが、ハリーがプロの勘で予想したある遊園地の最新絶叫マシンにアタリをつけて、爆破阻止を図るが……!?
主演のジョージ·シーガルは、この当時向こうでは結構大物俳優だったが、日本では人気·知名度共にイマイチ? '66年の『バージニア·ウルフなんかこわくない』で、オスカー助演男優賞候補になり、'73年には、中年男女の純愛不倫(?)を描く傑作コメディ『ウィークエンド·ラブ』で、ゴールデン·グローブ主演男優賞を受賞(同作では、共演のグレンダ·ジャクソンがオスカー主演女優賞受賞)するが、日本ではあまり知られていないようだ。
犯人役のティモシー·ボトムズは、この数年前、青春映画『ラスト·ショー』や反戦映画『ジョニーは戦場へ行った』などの佳作の好演で注目されたが、主役級俳優としては、ちょっと地味かなぁ。ハリウッド映画史に大きく名を残すリチャード·ウィドマークとヘンリー·フォンダが脇を締めているが、失礼な言い方をすれば、すでに"過去の大物スター"。大作感のある映画だが、キャスティング的には、ちょっと弱いかも。
今回、Blu-rayで久々に見て初めて知った事実。のちに『ツイスター』や『恋愛小説家』(オスカー主演女優賞受賞)で主演級スターになるヘレン·ハントがまだ子役で、主人公ハリーの娘を演じている。のちに『ポリス·アカデミー』シリーズや『コクーン』で大物になるスティーヴ·グッテンバーグがまだ駆け出しで、メッセンジャー·ボーイ役で出演していたのも驚きでした。
[余談] 前述のジョージ·シーガル主演作『ウィークエンド·ラブ』。いきなりケンカで知り合った妻子ある中年ビジネスマンと年増のシングルマザーが、いつしか不倫関係に発展する物語。割り切ったオトナの関係と納得ずくで浮気旅行に出た二人が"マジ恋"に落ちていくホロ苦い純愛(!?)ラブコメディの傑作だった。'74年の日本公開時に見て、いつかまた見たいと思っていたのだが、残念なことに日本ではDVD化されていないようだ。どこか出してくれないかなぁ〰。
ジェットコースターでのサスペンス物?・・っと言うパッとしない触れ込み
スルーしていた自分・・・後ほど脚本が「刑事コロンボ」のあのご両人と聞き、気になっている作品レンタルされる事も無く今日に・・廉価Blu-rey販売となり飛びついた次第
豪華キャストに思わぬ
ストーリー展開後半の追い込みなどなかなか面白い!
公共機関の協力も得られるようになった今、リメイク版を望む作品。
せっかくリミックスしたTrueHDにその重低音が生かされていないのは何とも淋しいかぎり。でも、確かに音は良くなっている。この作品が未だに好きでたまらない大きな理由は、ラロ シフリンの音楽だ。"Movement From String Quartette" でのオープニングから、"Magic Carousel" でのエンディングタイトルまでメリーゴーランド(ちなみに、"Merry-Go-Round" という曲もアルバムには収録されているが本編では使用されていない)のように様々なジャンルの音楽がちりばめられている。
遊園地「キングズドミニオン」の夜明けの空撮で始まるシーン。"Calliope of Death" の美しい旋律がバックに流れる中、未だ暗い園内にそびえ立つタワーのショットは徐々に夜が明けていく中、白い木製のコースター「Rebel Yell」のコースとオーバーラップし、木製のコースを流れるようにカメラがなめていくシーンは筆舌に尽くしがたい。
DVDでは、靄がかかったようですっきりしなかった映像もクリアーになり、シフリンの曲もバックで奏でる弱い楽器音でさえはっきりと聴き取れるようになった。
この作品から、台詞や音楽も「センサラウンド」を通して録音を行ったとのことだったので、今回のリミックスで劇場でのあの興奮を再体験できるかと期待したが、効果がそれほど感じられないのは残念である。
オリジナルのフィルムに焼き付けられてしまっているのであろうノイズ(ごみ)がそのまま載ってしまっていたり、画面の一部分だけがやけにピントが甘いシーンが気になったりと残念な所はあるにしても、これだけ古い作品をここまで画も音もシャープに復活させてくれたことには大変感謝である。
なにせ、マジックマウンテンまで「レボリューション」に乗りに行ってしまうほど大好きだったのだから…
でも、こういう作品が当時中高生だった世代に引っかかるのは、この作品単体の思入れといより、名古屋では、ザ・カーという無人の黒い車が人を襲う、オカルトとパニック映画のこれまた佳作が二本立てという、このスゲえもの見れたというより、なんかお得だった記憶が今回の発売を買う買わないは別として、祝福しています。
思えば(もうただのオジサンの郷愁なので若い人読まなくていいです)ポルターガイストとキャットピープルの二本立て、コマンドーとバタリアン、サスペリア2とフューリー、ロッキー3とカリフォルニアドールズなどピザのハーフ&ハーフとは段違いの、ピザ一枚買うと、もう一枚無料とも違う、夢とはこういうことか…という興行が成り立っていたのです。
また、脚本がリチャード・レヴィンソンとウィリアム・リンクという「刑事コロンボ」のコンビであることで謎解きを堪能できる作品としても期待されたが、大した謎解きもなくサスペンスとしての盛り上がりもいまひとつだった。
ストーリーはジェットコースターのレールに爆弾を仕掛け身代金を要求するベトナム戦争帰りの若い青年(ティモシー・ボトムズ)と事件の捜査に協力することになったジェットコースターの点検担当者ハリー(ジョージ・シーガル)との駆け引きを描いたもの。
捜査に素人のハリーが主人公なので犯人逮捕より爆弾の設置されている遊園地を突き止めるところが見どころとなる。しかし、これもハリーの勘一筋で「刑事コロンボ」のような理詰めの謎解きもなく終わってしまう。
身代金受け渡しにハリーを指名し遊園地の様々なところを引きずり回すところは、同じくハリーが犯人にサンフランシスコ中を引きずり回される「ダーティ・ハリー」の設定と同じだが、緊迫感がなく残念な結果に。
ベトナム戦争の後遺症という社会性を加えたところは良いが、TVムービー中心のジェームズ・ゴールドストーン監督は上手く料理できなかったようで、全体的に地味で尖がったところがない作品となってしまった。他の出演者も渋いのにもったいなくて残念。
銘打つのなら、「フォロー・ミー」や「地球爆破作戦」、「スローターハウス5」も是非ライン・アップに入れて欲しいなぁ(パナマウント作品だったらゴメン)。