大分遅くなってしまいましたが、いつも通りレビューしてみたいと思います(=゚ω゚)ノ
【SIENCE SENSOR】
〇視床下部の神経幹細胞が放出する微小なRNAが全身の老化を制御していることが判明
〇血液中のDNAから、癌細胞に特徴的にみられる遺伝子変異の検出
〇ナメクジ(!)の粘液をヒントに医療用接着剤を開発
〇土星の衛星タイタンの湖に、生命に利用できそうな「アクリルニトリル」の膜を発見
〇海水で腐食するどころか、それと化学反応を起こして強度を増す「層状鉱物」を含む古代のコンクリート
・・・最新の科学的発見と共に、古代の叡智を知ることができ、大満足です(≧▽≦)
【FOCUS】
対馬で発見されたカワウソの正体は、ユーラシアカワウソで絶滅した二ホンカワウソではなかったのは残念ですが、両者はDNA的には別種ではないとか・・・今後の研究成果に注目!
ヨーロッパ原子核研究機構(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)で、鉛イオンがすれ違う時に発生した光子同士をぶつけて観測した、「光子・光子錯乱」・・・予言後80年経って漸く検証できたばかりでなく、新粒子探索へと道が拓くか!?
【世界の絶景】
〇メサ・ヴェルデ(緑の台地)国立公園(アメリカ・コロラド州)
→断崖絶壁に岩を刳り貫いて作られた、大集落跡。
13世紀終わりまでこの地に住んでいたプエプロ族が何世代にも亘って築き上げたもので、1888年に発見されるまで600年間そのままだったとか。
〇トロルトゥンガ(ノルウェー)
→水平に突き出た岩塊が、妖精トロルの長い舌に似ているのがその名の由来だとか。太陽の微光に照らされてほのかに輝く頂上の平地は幻想的で、いくら岩肌がゴツゴツした断崖絶壁でも、敢えて登りたくなる者が後を絶たないのは分かる気がする。
【宇宙にあふれる系外惑星 第1回】
太陽以外の恒星を回る「系外惑星」。太陽系惑星の「常識」を覆す惑星の特集です。
〇ホット・ジュピター「KELT-9b」(はくちょう座)・・・惑星なのに、太陽に匹敵する灼熱の惑星!
〇スーパーサターン「1SWASP J1407」(地球からケンタウルス座の方向約420光年)・・・恒星の光すら遮断する土星の環の200倍の環!
〇スーパーアース「LHS 1140b」(地球からくじら座の方向約40光年)・・・ハピタブルゾーンにあり、地球に近い質量を持つこの惑星には、海と生命が存在する可能性大!?
・・・etc.
【再生医学の最前線 第3回】
前回までは細胞とその再生医学研究を取り上げたのですが、今回は多くの細胞からなる「組織」を移植用として製作する研究を取り上げるとのことです。
心臓に貼るとそれ自体も拍動する「心筋シート」、長持ちする上に伸縮性の高い「心筋メッシュ」、体内で本物に置き換わるコラーゲン性に「バイオ組織」、数万個の細胞から成る「細胞団子」とミクロなそれらを製作する3Dバイオプリンター・・・とどまることを知らない再生医療の技術向上には、本当に驚かされました(≧▽≦)
この技術の応用で失われた神経や臓器丸ごと再生出来るようになることを、願ってやみません!
【現代人を悩ます五大疾病 第5回】
最終回の今回取り上げるのは、2011年に厚労省が「五大疾病」の対象に加えた鬱病です。
簡易鬱病チェックシート、鬱病の症状、ストレスを感じた時のホルモン等のメカニズムと鬱病の人体への影響(脳のニューロンが壊される!)、治療法(抗鬱剤、認知行動療法その他)の解説等、鬱病について詳しく知ることが出来ました!
【Nature View】
今回は、”翼”を広げて海をゆったりと泳ぐ、ダイバー達の人気者のナンヨウマンタ。
おとなしい性格で超広角レンズによる接近撮影した姿は、まるで子機を収納する宇宙船母艦みたいですね(*^-^*)
群れのように大勢で優雅に泳ぐ姿や他の小魚達に囲まれて泳ぐ姿を見て、自然と気持ちが和やかになっていくのを感じました(*'ω'*)
【宇宙天体百科】
今回はみずがめ座とやぎ座の間にある、土星状星雲。
恒星が赤色巨星を経て、寿命を迎えたあとの姿だとか・・・現在の風潮風に言えば、恒星の「終活」か。
【Basis of Science】
今回はファン・デル・ワールス力(りょく)特集です♪
分子同士に働く力で、物理や化学をかじれば一度は聞いたことがあると思いますが、その正体は・・・”瞬間的”かつ”伝染”する電気の偏りだったとはΣ(・ω・ノ)ノ!
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Newton(ニュートン) 2017年 11 月号 [雑誌] 雑誌 – 2017/9/26
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登録情報
- ASIN : B0743485MW
- 出版社 : ニュートンプレ (2017/9/26)
- 発売日 : 2017/9/26
- 言語 : 日本語
- Amazon 売れ筋ランキング: - 109,449位雑誌 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年7月6日に日本でレビュー済み
「うつ病」については、自分が実際に闘っている病気のメカニズムを知りたいと思い、読んでみようと思いました。
発症してからいろいろな本を読みましたが、詳しいメカニズムまではあまり理解できていなかったので。
病院で新しい薬を処方されたときに、どのような薬かをネットで調べることがあります。
そのとき、セロトニンやSSRIなどの用語が出てきてわからないことがありましたが、この本を傍らに置いておけば、少しはわかるようになりそうです。
また、治療法の1つとして、認知行動療法が紹介されています。
自分は1年ほど前に半年かけて、主治医から認知行動療法による治療(というより、主治医と自分が一緒に考えるワークショップと言った方が近いかもしれません)を受け、今も日々実践中です。
最後に、一連の内容を通して、自分がマインドフルネスという手法をあまり意識していなかったことに気づきました。
うつ病になる前に、これを実践するような「スタンフォードの自分を変える教室」という本を読んでいました。
読んでから10年近く経って、すっかり忘れていましたが、実は今の自分に役に立つかもしれないと感じました。
発症してからいろいろな本を読みましたが、詳しいメカニズムまではあまり理解できていなかったので。
病院で新しい薬を処方されたときに、どのような薬かをネットで調べることがあります。
そのとき、セロトニンやSSRIなどの用語が出てきてわからないことがありましたが、この本を傍らに置いておけば、少しはわかるようになりそうです。
また、治療法の1つとして、認知行動療法が紹介されています。
自分は1年ほど前に半年かけて、主治医から認知行動療法による治療(というより、主治医と自分が一緒に考えるワークショップと言った方が近いかもしれません)を受け、今も日々実践中です。
最後に、一連の内容を通して、自分がマインドフルネスという手法をあまり意識していなかったことに気づきました。
うつ病になる前に、これを実践するような「スタンフォードの自分を変える教室」という本を読んでいました。
読んでから10年近く経って、すっかり忘れていましたが、実は今の自分に役に立つかもしれないと感じました。
2017年10月29日に日本でレビュー済み
タイムリーな記事が載っていました。
先週の台風の際に、台風上空で飛行機からドロップゾンデを投下して気象データを収集する試みがなされたと、報道されていましたが、まさにそのプロジェクトの記事が一足早くこの号に掲載されていました。
この号の記事の時点では、まだ能登半島での試験実施の段階ということでしたが、それからほどなくして実際に台風に投下ということで、最先端の話題を知ることができ、面白かったです。
台風の予報がこれまでどのように行われてきたか、台風強度の予報がなぜ難しいのか、また、ドロップゾンデのプロジェクトは最終的にどういった形で実用化を目指すのかなど、いろいろとよくわかりました。
先週の台風の際に、台風上空で飛行機からドロップゾンデを投下して気象データを収集する試みがなされたと、報道されていましたが、まさにそのプロジェクトの記事が一足早くこの号に掲載されていました。
この号の記事の時点では、まだ能登半島での試験実施の段階ということでしたが、それからほどなくして実際に台風に投下ということで、最先端の話題を知ることができ、面白かったです。
台風の予報がこれまでどのように行われてきたか、台風強度の予報がなぜ難しいのか、また、ドロップゾンデのプロジェクトは最終的にどういった形で実用化を目指すのかなど、いろいろとよくわかりました。
2017年11月12日に日本でレビュー済み
P118,P119のマンタは、なぜ私たちは襲われて食いちぎられたマンタとわかるのでしょうか?これは認知心理学の問題であり、哲学の問題かもしれませんが。