℃-ute 解散から3ヶ月が経ちます。
最後の海外ライヴとなった、メキシコ公演とパリ公演のDVDを通して見ましたが、解散前のライヴとはいえ、新しいライヴDVDを見ると、やっぱり凄い5人組だったと実感しました。
本作品は、4月16日のパリ公演と、翌日のファンミーティングなどを収めた2枚組です。
disc1は、ライヴ本編、約90分。
フランスのファンも熱い!それに応える℃-ute のパフォーマンスも気合いが入ってるし、そんなライヴを楽しんでいるのが伝わります。
メキシコ公演のDVDもそうでしたが、熱いファン、それを受けてのメンバーのパフォーマンス、それをドキュメントとして楽しむのが、海外ライヴのDVDの醍醐味です。
編集も海外ライヴならではの楽しさ。
ステージ横や2階からのカット、日本のツアーライヴDVDでは見られないアングルが満載です。
また、本作はどうしたわけか、ヴォーカルトラックの音質がほんの少し悪いです(5人とも)。まあしかし、℃-uteのラスト海外ライヴのドキュメント作品として楽しむぶんには支障ありません。
ハイライトは、アンコールのファンからのサプライズです。そういうことがあったことは知ってましたが、バックステージのメンバーの様子も収められていて、感動的でした。メンバーにも、ファンにも、最高の思い出となるライヴになったことが伝わるDVDです。
衣装は、アンコールのツアーTシャツも含めて4種。アンコールのTシャツ以外はメキシコ公演と同じです。
disc2はオフステージ、約61分。
1日目は約6分。パリをぶらぶら、食事。
2日目は約14分。ライヴ当日。凱旋門、エッフェル塔、会場入り、リハーサル、メディア取材、開演前のファン、終演後のメンバーのコメント。リアルタイムの感激が伝わります。
ここで、客席のフランス人女性ファンのコメントが入っているのですが、これが素晴らしい。亡くなった櫻井孝昌さんの名を出してくれて、感激しました。2015年のメキシコ公演にも櫻井さんは大きく関わり、その姿はDVDにも残ってますが、あらためて℃-uteの最後の海外公演のDVDに、櫻井さんの名前が刻まれたことは、すごく大きなことです。ありがとう。
終演後のファンのコメントも、すべてが感動的です。
3日目は約40分。ファンミーティングが収められてます。
ファンからの質問と回答(まさかの岡井ちゃんと愛理ちゃんの不仲説への言及、そして愛理ちゃんのはっちゃけ!)、抽選会、2曲ライヴ、ハイタッチ会、NOLIFEの取材、ファンのコメント、メンバーのコメント。
セットリストも衣装も、メキシコ公演とほぼ同じなのですが、全然飽きない。
あらためて、ファンあってのライヴ、それは一期一会だと感じたDVDでした。