最近はやりの1回しか遊べない謎解き、脱出ゲームです。
コンポーネントはカード、説明書、ストーリー上の冊子、解読用円盤で、作りは綺麗で雰囲気が出ます。カードに落とし込まなければいけない都合上、文字が若干小さいこともあります。
ボードゲームと違ってルールを憶える必要が無いので、この手のものになれていない人にとっても楽しめる内容だと思います。中学生でもいけると思いますが、謎解きが行き詰まったらダレるでしょう。ダレたらヒント見るのも手かと思います。
他と違って解読用の円盤がこっています。解読した答えを入れていくと小窓に数字が現れる仕組みです。「解読したらシナリオカードXを開くこと」と直接書いても良いのですが、円盤があるお陰で、自分でダイヤルや鍵を回している感じになるため気に入りました。
遊ぶ工夫、プレイ時間、主観ですが難易度、movie rockの脱出ゲームとの比較、を以下に書きます。
ネタバレなしですが、難易度が高い低いと書くとそれでも嫌な人もいるので分けます。
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・遊ぶ工夫
箱に「内容物に書き込んだり、折ったり破ったりもします」と明記してあります。こちらはPCのプリンターでコピーしました。二人でやっていたので、ストーリー用の冊子もコピーして再現しました。取り合いになったらケンカですから笑。A4サイズに拡大することも出来るので、プリンターが手元にあれば活用するのを勧めます。がんばって書き写すという手段もあります。
・プレイ時間
ヒントを見ない、ストーリーを朗読する、単独行動にならないように会話する、とやっていると2時間半かかりました。それでも2回ヒントを見ました。まぁ、上記のように冊子を再現したりと、それも含めて遊んでましたので、正味2時間くらいでしょうか。プレーヤーは一般成人です。週末友達と遊ぶ題材とするとちょうど良いと思います。
・主観ですが難易度
簡単な謎もあれば複雑な謎もあり、難易度がばらけていました。種類も違う謎がちりばめられていたので飽きません。
遊んだ後の満足感はmovie rock社の脱出ゲームシリーズよりありました。アチラは高難易度に挑む!って感じなので、本商品とは若干毛色が違いますね。ストイックに取り組みたい人はmovie rock(「DEPARTURE」、「トレジャーオブダンジョン」など)の方がやり応えあるかもしれません。どちらもヒント見れば次に進めます。movie rockの回し者ではありませんが、あちらは値段が安いのが本当に感動です。
余談ですが、翻訳がグループSNEで本当に良かったと思います。めちゃくちゃな誤訳はありません。というか、自分としては誤訳は全くないと思う。グループのゲーム愛を感じます。何度も遊んでチェックしたんだろうなぁ〜。第2段も当然予約しましたよ!
プレイヤー数 | 6人 |
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電池使用 | いいえ |
電池付属 | いいえ |
メーカー推奨年齢 | 12歳以上 |
発売日 | 2017/9/28 |
梱包サイズ | 18.4 x 13.2 x 4.1 cm; 249.48 g |
ASIN | B074P9GGTV |