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生きている理由 (講談社文庫) Kindle版
伝説の美女・川島芳子はなぜ男になったのか?史実の「はいからさんが通る」は危険で謎多し。滅び行く清の王女は国を去り、日本で川島芳子として育てられた。後に日本の大陸進出を邁進する闘士として、東洋のジャンヌ・ダルクと持て囃された彼女が、なぜ十代で女を捨てて男になると宣言し、「男装の麗人」に変貌したのか? 国家を巡る思惑の狭間で生きる少女の数奇な恋と運命。激動の青春篇!
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2017/10/14
- ファイルサイズ3061 KB
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商品の説明
著者について
松岡 圭祐
まつおか・けいすけ
1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーになる。代表作の『千里眼』シリーズ(大藪春彦賞候補作)と『万能鑑定士Q』シリーズを合わせると累計1000万部を超える人気作家。『万能鑑定士Q』シリーズは2014年に綾瀬はるか主演で映画化され、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞し、2017年には第2回吉川英治文庫賞候補作となる。累計100万部を超える『探偵の探偵』シリーズは、北川景子主演によりテレビドラマ化された。著書には他に、『水鏡推理』シリーズ『黄砂の籠城(上・下)』『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』『ジェームズ・ボンドは来ない』『八月十五日に吹く風』『ミッキーマウスの憂鬱』などがある。本年で作家デビュー20周年をむかえる。
まつおか・けいすけ
1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーになる。代表作の『千里眼』シリーズ(大藪春彦賞候補作)と『万能鑑定士Q』シリーズを合わせると累計1000万部を超える人気作家。『万能鑑定士Q』シリーズは2014年に綾瀬はるか主演で映画化され、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞し、2017年には第2回吉川英治文庫賞候補作となる。累計100万部を超える『探偵の探偵』シリーズは、北川景子主演によりテレビドラマ化された。著書には他に、『水鏡推理』シリーズ『黄砂の籠城(上・下)』『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』『ジェームズ・ボンドは来ない』『八月十五日に吹く風』『ミッキーマウスの憂鬱』などがある。本年で作家デビュー20周年をむかえる。
登録情報
- ASIN : B0763GC9TB
- 出版社 : 講談社 (2017/10/14)
- 発売日 : 2017/10/14
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 3061 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 344ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 207,604位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作『千里眼』シリーズは累計628万部を超える人気作となった(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 万能鑑定士Qの事件簿IV (ISBN-13: 978-4043836451 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年4月3日に日本でレビュー済み
レポート
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歴史的事実に基づいたフィクションとして、面白く、勉強になった。やや残念だったのは、後半のストーリーがあまりにも劇的すぎてフィクション感が強かった。ちょっと無理に盛り上げすぎたかなという印象が残った。
役に立った
2017年11月19日に日本でレビュー済み
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他の2作と同様に「これはどこまで真実で、どこからがフィクションなのか。。。」という不思議な読後感。
中国と日本の狭間で翻弄される主人公の運命を思うと、悲しくなります。
私はこういった歴史ストーリものが苦手で、フィクションが好きでした。
ですが、この著者の新作は山崎豊子さんの作品にも負けない出来栄えです。
山崎豊子さんの「二つの祖国」が大好きですが、それに次ぐ推薦本となりました。
主人公が愛新覚羅溥儀とあって「げんなり」するシーンが印象的でした。
中国と日本の狭間で翻弄される主人公の運命を思うと、悲しくなります。
私はこういった歴史ストーリものが苦手で、フィクションが好きでした。
ですが、この著者の新作は山崎豊子さんの作品にも負けない出来栄えです。
山崎豊子さんの「二つの祖国」が大好きですが、それに次ぐ推薦本となりました。
主人公が愛新覚羅溥儀とあって「げんなり」するシーンが印象的でした。
2022年4月4日に日本でレビュー済み
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川島芳子を題材にしたあらゆる小説の中でも、今作は素材を活かせていない感が強かったです。経歴をプロットに落としこむため脚色が必要なのはわかりますが、その脚色の仕方がいけません。素材を殺してます。
川島ファンでない方にはエンタメとして純粋に楽しめると思います。
自分は川島芳子関連の書籍なら可能な限り読み尽くす川島芳子マニアです。
高貴なピエロ、賢くも愚か、自己愛の塊なのに自分を大切にしない、己の滑稽さを自覚しながらももはや後戻り出来ない悲しさ、そういった、物悲しい矛盾に満ち満ちた魅力を一片でも描いてくれていれば嬉しかったのに…。魅力的な異常者のはずが、ここで描かれる芳子はただ、読者の共感を得るために作られた、ただの平均的な感性を持つ一般人です。
「川島芳子は男になりたい!」並みにぶっ飛んだ脚色もせず、中途半端にリアリティのある描き方をするだけに、どうもモヤモヤを抱いてしまいます…
原作愛のないアニメを見ているようでした。
他にも様々な歴史上人物を題材に、小説を描いているようですが、(他2冊読みましたが)
元ネタへの愛はあるのか、今作を経て、疑問を感じずにはいられません。
本当は★1を付けたいのですが、川島芳子に少なからず脚光を浴びせてくれた感謝を込めての★3です。
川島ファンでない方にはエンタメとして純粋に楽しめると思います。
自分は川島芳子関連の書籍なら可能な限り読み尽くす川島芳子マニアです。
高貴なピエロ、賢くも愚か、自己愛の塊なのに自分を大切にしない、己の滑稽さを自覚しながらももはや後戻り出来ない悲しさ、そういった、物悲しい矛盾に満ち満ちた魅力を一片でも描いてくれていれば嬉しかったのに…。魅力的な異常者のはずが、ここで描かれる芳子はただ、読者の共感を得るために作られた、ただの平均的な感性を持つ一般人です。
「川島芳子は男になりたい!」並みにぶっ飛んだ脚色もせず、中途半端にリアリティのある描き方をするだけに、どうもモヤモヤを抱いてしまいます…
原作愛のないアニメを見ているようでした。
他にも様々な歴史上人物を題材に、小説を描いているようですが、(他2冊読みましたが)
元ネタへの愛はあるのか、今作を経て、疑問を感じずにはいられません。
本当は★1を付けたいのですが、川島芳子に少なからず脚光を浴びせてくれた感謝を込めての★3です。
2018年3月1日に日本でレビュー済み
粛親王善耆の14番目の王女、顯仔こと川島芳子。彼女が、松本連隊 山家亨少尉との恋愛を通して、苦悩を抱えながらも、やっと生きていることの理由に、何とかその“手触り”を感じ始めた、そんな作品。
一見、山家やカンジュルジャブの気持ちを解いしていないように見えるところも、実は彼女のアイデンティティーの欠如からくる果てしないな孤独が原因。王女なのか、玩具なのか、一人の少女なのか、自分と回りがごちゃごちゃで、どうしていいのかわからない。なのでラストで男装という不器用極まりない手段で周囲を気遣いつつ自らの足で立とうとする姿は何とも健気です。それに山家が応じたときに、芳子は生きている理由にようやく触れ、それを生きていく理由へと変えていく道のはじに立ったのかもしれません。
この作品は、 前半は史実を意識し、後半は想像力をはためかせてるような印象です。歴史上の大事件を見せ場に持ってくるとこは、ちょっと驚かされました。意味を変えて行く玩具の存在。その物質的価値を芳子とセットで、都合よく利用しようと執着し続ける川島浪速。彼は時代の変化に目を伏せ、満蒙独立にしがみつく。今回のストーリーにおいては山家たちの世界をを掻き回す存在。そして、駒を奪取しようとする国民党の殷。彼らとのゴタゴタを振り切ってのラストは毎度の作品の如く、やっと一息つけるといったかんじです。
忘れてはならないのが、与謝野晶子や新婦人協会。女性の立場向上に尽力したであろ方々。主人公たちが実際の面識があったかは知りませんが、芳子ともども、彼女たちの苦労の日々は
昔よりは良くなった現代の女性のあり方のなかにしっかり溶け込んでいることを願ってやみません。
また興味深いのはファションと女性の視点。
女性の躍進として、そして戦時中には動きやすい故の男性化。これはもちろんそうですが、“マスキュラン”。男性風な中で引き立つ女性性。
これは心理学のアニマ・アニムスを想起させて
一歩話に奥行きが出た感じがする。
この作品における歴史、史実としての部分に関してはよく知りませんが、良くできた作品という気がします。
一見、山家やカンジュルジャブの気持ちを解いしていないように見えるところも、実は彼女のアイデンティティーの欠如からくる果てしないな孤独が原因。王女なのか、玩具なのか、一人の少女なのか、自分と回りがごちゃごちゃで、どうしていいのかわからない。なのでラストで男装という不器用極まりない手段で周囲を気遣いつつ自らの足で立とうとする姿は何とも健気です。それに山家が応じたときに、芳子は生きている理由にようやく触れ、それを生きていく理由へと変えていく道のはじに立ったのかもしれません。
この作品は、 前半は史実を意識し、後半は想像力をはためかせてるような印象です。歴史上の大事件を見せ場に持ってくるとこは、ちょっと驚かされました。意味を変えて行く玩具の存在。その物質的価値を芳子とセットで、都合よく利用しようと執着し続ける川島浪速。彼は時代の変化に目を伏せ、満蒙独立にしがみつく。今回のストーリーにおいては山家たちの世界をを掻き回す存在。そして、駒を奪取しようとする国民党の殷。彼らとのゴタゴタを振り切ってのラストは毎度の作品の如く、やっと一息つけるといったかんじです。
忘れてはならないのが、与謝野晶子や新婦人協会。女性の立場向上に尽力したであろ方々。主人公たちが実際の面識があったかは知りませんが、芳子ともども、彼女たちの苦労の日々は
昔よりは良くなった現代の女性のあり方のなかにしっかり溶け込んでいることを願ってやみません。
また興味深いのはファションと女性の視点。
女性の躍進として、そして戦時中には動きやすい故の男性化。これはもちろんそうですが、“マスキュラン”。男性風な中で引き立つ女性性。
これは心理学のアニマ・アニムスを想起させて
一歩話に奥行きが出た感じがする。
この作品における歴史、史実としての部分に関してはよく知りませんが、良くできた作品という気がします。
2018年4月4日に日本でレビュー済み
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今に通じるあの時代を強く感じました!。愛の物語だったのですね感動しました。是非とも映像化を強く望みます。そして世界に発信していただきたいと思います。
2018年8月16日に日本でレビュー済み
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男装の麗人である川島芳子について、よく知らない中で読みました。
その後に諜報活動をしていたのか定かではないですが、活劇あり、
淡い恋愛ありで、これはこれでいいのではと思いました。
その後に諜報活動をしていたのか定かではないですが、活劇あり、
淡い恋愛ありで、これはこれでいいのではと思いました。
2017年10月27日に日本でレビュー済み
近代史(明治、大正、昭和初期、100年くらい前)には疎いので、「黄砂の籠城」同様、序盤がかなりつらかったです。
ですが、芳子が日本に渡ってきたところから、一気に引き込まれてしまいました。
正直言って、川島芳子と李香蘭の違いすら分かっていない状態で、読み始めました(恥ずかしながら…)。
時代的な予備知識としては、「黄砂の篭城」とテレビドラマ「流転の王妃」くらいです。
男装の麗人として知られる川島芳子が、何者で、なぜ男装の麗人となるに至ったのか。
よく分からなかったので、あれこれ検索したり、wikiもチェックしたけれど、とにかく謎だらけ。
読後は、「こういう解釈もある」というより、「つじつまを全部合わせると、こういうことになるのではないか!」と納得しきってしまった。
時代が劇的に変化するときには、必ず、養父のような人が出てきます。
他人の為ではなく、すべて自分の為。
過去の栄光と権力にすがろうとする人。
川島養父がいたおかげで、芳子は生きながらえたのだろう。
でも、すっきりしない作品(史実に基づいているので仕方ないのだけど)でした。
ここまででもかなり波乱万丈の物語なのに、
この後、カンジュルジャプと結婚し、離婚し、諜報活動にかかわった容疑で戦後に処刑。
しかもその処刑されたのは偽物だった・・・という説まである。
来年に続編が出るようですが、とても楽しみです。
・・・とはいえ、12月にも新刊が出るようです。
このすごい発売ペースにただただ驚いています。
ですが、芳子が日本に渡ってきたところから、一気に引き込まれてしまいました。
正直言って、川島芳子と李香蘭の違いすら分かっていない状態で、読み始めました(恥ずかしながら…)。
時代的な予備知識としては、「黄砂の篭城」とテレビドラマ「流転の王妃」くらいです。
男装の麗人として知られる川島芳子が、何者で、なぜ男装の麗人となるに至ったのか。
よく分からなかったので、あれこれ検索したり、wikiもチェックしたけれど、とにかく謎だらけ。
読後は、「こういう解釈もある」というより、「つじつまを全部合わせると、こういうことになるのではないか!」と納得しきってしまった。
時代が劇的に変化するときには、必ず、養父のような人が出てきます。
他人の為ではなく、すべて自分の為。
過去の栄光と権力にすがろうとする人。
川島養父がいたおかげで、芳子は生きながらえたのだろう。
でも、すっきりしない作品(史実に基づいているので仕方ないのだけど)でした。
ここまででもかなり波乱万丈の物語なのに、
この後、カンジュルジャプと結婚し、離婚し、諜報活動にかかわった容疑で戦後に処刑。
しかもその処刑されたのは偽物だった・・・という説まである。
来年に続編が出るようですが、とても楽しみです。
・・・とはいえ、12月にも新刊が出るようです。
このすごい発売ペースにただただ驚いています。
2018年5月5日に日本でレビュー済み
読みにくい。
東野圭吾、小野不由美、宮部みゆき、村上春樹、作品に慣れていると…読み進めていくのが難しい。
ハリーポッターの翻訳が悪すぎて魔法が出てくるイメージができない感じにいていた。
児童書と比べたらダメか。
コレに時間さくなら、大岡昇平やスティーグラーソンを再度読んだ方が良かった。
描写薄っぺらくて…史実うんぬんより、のめり込みが難しい作品
東野圭吾、小野不由美、宮部みゆき、村上春樹、作品に慣れていると…読み進めていくのが難しい。
ハリーポッターの翻訳が悪すぎて魔法が出てくるイメージができない感じにいていた。
児童書と比べたらダメか。
コレに時間さくなら、大岡昇平やスティーグラーソンを再度読んだ方が良かった。
描写薄っぺらくて…史実うんぬんより、のめり込みが難しい作品