慶応の三田会はなぜ強いのか?なぜ近江商人は成功しやすいのか?華僑でも温州出身者が富裕層になりやすいのはなぜか?トヨタがGMに勝てたのはなぜか?
対象がバラバラなのでちょっと散漫な印象もあるが、「コミュニティーの力」が整理されており、面白い視点の本。
たんに集って協力しあえばいいわけではなく、「リワイヤリング」(固くなりすぎたコミュニティにあそびをもたせて、外部の人間をとりいれながら、新しい情報を入れる)という内部凝縮性・外部探索性のバランスが必要な点や、コミュニティメンバーの4類型(現状維持Passive recipient/動き回りActive mover/ジャンプJumper/自立型independent)の点、現地企業のコアにはタッチせずあくまでニッチな領域に入って共存を求める点、など注目点いっぱい。
イタリア・プラートの繊維業の復活は知ってたけど中身がほとんど温州からの移民になっていたのははじめて知った。
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コミュニティー・キャピタル論~近江商人、温州企業、トヨタ 、長期繁栄の秘密~ (光文社新書) Kindle版
最新の社会ネットワーク理論と綿密なフィールド調査に基づき、特定のコミュニティーにおけるメンバー間の「同一尺度の信頼」がもたらす〝つながり力〟に着目。「三方よし」で知られた近江商人、近年、国際的に大活躍する温州人企業家のネットワーク、さらに、高い競争力を維持するトヨタのサプライチェーンなど、優れたパフォーマンスを示すコミュニティーの特徴とは? ビジネスのヒントを探る一冊。
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2017/12/20
- ファイルサイズ4755 KB
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登録情報
- ASIN : B077YYGZGZ
- 出版社 : 光文社 (2017/12/20)
- 発売日 : 2017/12/20
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 4755 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 329ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 211,684位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,326位光文社新書
- - 26,335位ビジネス・経済 (Kindleストア)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年1月13日に日本でレビュー済み
近江商人や中国の温州市出身の事業者は同郷人として同じ価値観を共有し、事業で成功した人間が若者の面倒を見て、その仲間のコミュニティを維持・拡大し、お互いの成功を助け合うことでコミュニティの価値を高めることで知られている。本書では、こうしたコミュニティの構成員の間でやりとりされる価値をコミュニティ・キャピタルと位置付け、そのメカニズムを考察している。
温州人企業家がZaraやH&Mを含めた、欧州のアパレルビジネスのサプライ・チェーンの中で大きな役割を担っていること、トヨタを始めとする自工会のメンバーが東日本大震災で被災した、ルネサスの那珂工場の復旧に尽力した事例など、具体的な事例を挙げて解説している。
人と人のつながりが常に大きな価値を生む、という訳ではないが、一定の環境の下で価値を創造するコミュニティ・キャピタルは地域、企業、或いは一定の目的を持って集まる集団の価値を高める可能性を秘めている。
温州人企業家がZaraやH&Mを含めた、欧州のアパレルビジネスのサプライ・チェーンの中で大きな役割を担っていること、トヨタを始めとする自工会のメンバーが東日本大震災で被災した、ルネサスの那珂工場の復旧に尽力した事例など、具体的な事例を挙げて解説している。
人と人のつながりが常に大きな価値を生む、という訳ではないが、一定の環境の下で価値を創造するコミュニティ・キャピタルは地域、企業、或いは一定の目的を持って集まる集団の価値を高める可能性を秘めている。
2018年3月14日に日本でレビュー済み
ネットワーク研究の日常生活への応用を考える上で、とても良い本だと思います。
両先生の前著「遠距離交際と近所づきあい」(NTT出版)ならびに「コミュニティ・キャピタル」(有斐閣)の内容がコンパクトにまとめられており、それに加えて、近江商人と、東日本大震災のケースも追加されています。
「遠距離〜」と「コミュニティ〜」はとても面白い本なのですが、なんせ分厚い本なので、読むのに時間がかかってしまいます。
今回出版された本は、新書ですので、彼らの学説がコンパクトにまとめられており、手短に読み切ることができます。
両先生の前著「遠距離交際と近所づきあい」(NTT出版)ならびに「コミュニティ・キャピタル」(有斐閣)の内容がコンパクトにまとめられており、それに加えて、近江商人と、東日本大震災のケースも追加されています。
「遠距離〜」と「コミュニティ〜」はとても面白い本なのですが、なんせ分厚い本なので、読むのに時間がかかってしまいます。
今回出版された本は、新書ですので、彼らの学説がコンパクトにまとめられており、手短に読み切ることができます。
2018年1月4日に日本でレビュー済み
今年の読み初め?はこちらの本。仲間と共にいかに繁栄するコミュニティをつくるのか、についての知見が近江商人や中国温州出身の企業家集団の研究から記述されている。第一線の研究者が書いているので新書にしては結構ハードな内容ですが、読む価値はあると思います。