何千年と文明が遅れた星がブラスターだの光学迷彩だの持った皇国に攻め込まれるお話
剣に生涯を捧げてきた主人公はある日突然剣の時代が終わってしまう。頭ではわかっていたつもりだった事実を受け入れた時の慟哭はこのお話のハイライトの一つといえるでしょう
皇女と騎士が旅館経営に奮闘するシーン、賢いけど未成熟な養女の子育てに手を焼くシーン、喋る甲冑と語り合うシーンなど見所が多く、一気に読むことができました。
終盤の一転攻勢というかスケールがぶっ飛んでいく感じは一見の価値あり
唯一惜しいのはメイド服を着た三人の挿絵がないことでしょうか
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