老ヴォールの惑星でファンになりました。
困難や想定外のことに直面するキャラクターや
色々な世界が手に取るように描かれていて
引き込まれました。
人ならぬものが感情を持つことは、
どこか怖いような憧れるような気がしますね。
少しほっこりするようなお話が入るのも魅力的に
感じました。
Kindle 価格: | ¥693 (税込) |
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アリスマ王の愛した魔物 (ハヤカワ文庫JA) Kindle版
弱小なディメ王国の醜悪な第六王子アリスマは、その類まれなる計算能力によって頭角を現していくが――森羅万象を計算し尽くす夢に取り憑かれた王を描き、星雲賞を受賞した表題作、なぜか自律運転車に乗せられる人型ロボット、アサカさんを通して、AIの権利を考察する書き下ろし「リグ・ライト――機械が愛する権利について」ほか全五篇。
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2017/12/25
- ファイルサイズ575 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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登録情報
- ASIN : B078JT42J7
- 出版社 : 早川書房 (2017/12/25)
- 発売日 : 2017/12/25
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 575 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 278ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 164,661位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1975年岐阜県生まれ。1996年、『まずは一報ポプラパレスより』で長篇デビュー(河出智紀名義)。
2003年発表の月面開発SF『第六大陸』が第35回星雲賞日本長編部門を受賞して以降、骨太な本格SFの書き手として活躍を続けている。また、2005年の短篇集『老ヴォールの惑星』で「ベストSF2005」国内篇第1位を獲得、収録作の「漂った男」で第37回星雲賞日本短編部門を受賞した。
他の作品に『復活の地』『天涯の砦』『時砂の王』『フリーランチの時代』(以上、ハヤカワ文庫JA)、『導きの星』など。
ホームページは、小川遊水池 http://homepage1.nifty.com/issui
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年3月25日に日本でレビュー済み
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バイク乗りとしては、最初のバイクの気持ちを考えるお話が好かったです。自分のバイクももっと大事にたくさん乗ってあげようって思います。
アリマス王の愛した魔物だけなにを伝えたいのか最後までよく分からなかったので☆4にしました。
アリマス王の愛した魔物だけなにを伝えたいのか最後までよく分からなかったので☆4にしました。
2018年1月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
5篇からなる短編集です。
書名になっている短編「アリスマ王の愛した魔物」は3話目にあります。計算(アリスメティック)大好き王子、アリスマが数学の魔物と組み、計量と計算で国を治めた数学冗談昔話。人力計算による巨大人工知能らしきものに吹いてしまいます。
AIを主題とした短編が2篇。
1話目の「ろーどそうるず」は2輪車の統合制御ユニットがライダーの願う最適な走りを実現するという目的を機械なりのモチベーションに昇華させ、人格的なものを持ち、各種トラブルを越えてライダーやその家族を幸せに導く話。走りへの、ライダーへの、機械の思いが熱い。大半が、統合制御ユニットからメーカー研究所設置のマザーAIへの走行記録通信報告という機械同士のやり取りですが、リアルタイムでの状況緊急連絡や危機回避行動指示のやり取りの場面は手に汗を握らされます。
5話目の「リグ・ライト ―機械が愛する権利について」は自動車の自動運転がレベル3からレベル4、そして完全自動運転に進化していく時代の話(つまり今?)。OL四季美が相続した自動運転車の車載統合AIとAI人型ロボットの関係の中で、AIがある種の人間的意識を持っているのではと疑われる事態が発生した時の話。自動車事故の際に誰が運転責任を取るのかという問題に絡めてAIにとって愛とは何かが問われます。新しい世界の到来を納得されてしまいそう。「 ちょびっツ(1) (ヤングマガジンコミックス) 」のラストを思い出しました。
2番目の「ゴールデンブレッド」と4番目の「星のみなとのオペレーター」は太陽系の小惑星帯に進出し、小惑星の地下トンネルに生活し、時に惑星間を飛び回る人たちの話。農業小惑星の住人と不時着した軍人青年との間で人種とか民族の意味が問われたり、惑星間宇宙船用宇宙港の通信オペレータが異星人コンタクトで大活躍する様子が気持ちよく語られたり、宇宙は自由ですね。
書名になっている短編「アリスマ王の愛した魔物」は3話目にあります。計算(アリスメティック)大好き王子、アリスマが数学の魔物と組み、計量と計算で国を治めた数学冗談昔話。人力計算による巨大人工知能らしきものに吹いてしまいます。
AIを主題とした短編が2篇。
1話目の「ろーどそうるず」は2輪車の統合制御ユニットがライダーの願う最適な走りを実現するという目的を機械なりのモチベーションに昇華させ、人格的なものを持ち、各種トラブルを越えてライダーやその家族を幸せに導く話。走りへの、ライダーへの、機械の思いが熱い。大半が、統合制御ユニットからメーカー研究所設置のマザーAIへの走行記録通信報告という機械同士のやり取りですが、リアルタイムでの状況緊急連絡や危機回避行動指示のやり取りの場面は手に汗を握らされます。
5話目の「リグ・ライト ―機械が愛する権利について」は自動車の自動運転がレベル3からレベル4、そして完全自動運転に進化していく時代の話(つまり今?)。OL四季美が相続した自動運転車の車載統合AIとAI人型ロボットの関係の中で、AIがある種の人間的意識を持っているのではと疑われる事態が発生した時の話。自動車事故の際に誰が運転責任を取るのかという問題に絡めてAIにとって愛とは何かが問われます。新しい世界の到来を納得されてしまいそう。「 ちょびっツ(1) (ヤングマガジンコミックス) 」のラストを思い出しました。
2番目の「ゴールデンブレッド」と4番目の「星のみなとのオペレーター」は太陽系の小惑星帯に進出し、小惑星の地下トンネルに生活し、時に惑星間を飛び回る人たちの話。農業小惑星の住人と不時着した軍人青年との間で人種とか民族の意味が問われたり、惑星間宇宙船用宇宙港の通信オペレータが異星人コンタクトで大活躍する様子が気持ちよく語られたり、宇宙は自由ですね。
2019年3月27日に日本でレビュー済み
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今後のAIとヒトの関係性はどうなっていくのか、名付けることも難しい偏執・主体、優しい少し不思議なできごと、いろいろなテーマが綺羅星のように散りばめられて素晴らしい体験をさせてくれました。ありがとうございます。
今後も楽しみにしてますので、何卒お体をお大事に。
今後も楽しみにしてますので、何卒お体をお大事に。
2020年9月6日に日本でレビュー済み
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SFとしての出来は知識がなくてわからないので、単純にお話として見たときの感想になります。
ろーどそうるずはすごく良かった。持ち主を想うバイクの心にホロリときてしまった。
それ以外はいまいちノリが合わなくて引き込まれなかった。恋愛ものが多いんだけど、ありがちな展開で、心情も深く描かれてない。読んでて共感ができないというか、ときめかないというか。大枠の展開が読めてしまうので、ちょっと退屈。
ろーどそうるずはすごく良かった。持ち主を想うバイクの心にホロリときてしまった。
それ以外はいまいちノリが合わなくて引き込まれなかった。恋愛ものが多いんだけど、ありがちな展開で、心情も深く描かれてない。読んでて共感ができないというか、ときめかないというか。大枠の展開が読めてしまうので、ちょっと退屈。
2018年7月29日に日本でレビュー済み
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どの話しも非常によく出来ており、作者の実力の高さに驚かされる。小川一水の短編集には外れと言うものが無い。天命の導に導かれるような文体に、喜びと感謝を、敬意を込めて。
2020年4月19日に日本でレビュー済み
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年単位で積読というか買ったまま放置してたけど暇な時に読み出したら止められなくなりました。人間じゃないもの同士、あるいは、人間と人間じゃないものとのコミュニケーションがメインの短編集です。日本人は物でも長く使い続けると付喪神になるというバックグラウンドがあるので共感し易いのではないでしょうか。オートバイの話は泣けました。
2018年1月4日に日本でレビュー済み
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寓話のような、それほどハードでないSFだが、丁寧に作り込まれているので文学というか良いものを読んだ気分にさせてくれる。表題作も良いが、人工知能と自動運転を真剣に考えた最後の中編も面白かった。長編も良いが、著者は短編もいいね。