タイトルがアイドルだからと。騙された。まんまと。
これは、アイドルになるためのお話で、人類全てがアイドルで偶像だという話。突飛すぎて何回も読んでしまった。これは、SF好き、ラノベ好きは一度は読んでおかないと損する歴史的な作品集だと思う。
エヴォリューションがーるず、暗黒声優と、サブカル的な題材を持って描かれているが、そのどれもが深すぎて自分の価値観が崩壊してしまうような作品だった。
SF小説だというが、実は文はそこまで難しくない。
一度、手に取り読んでみて欲しい。
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最後にして最初のアイドル (ハヤカワ文庫JA) Kindle版
「神狩り」以来42年ぶりにデビュー作で星雲賞を受賞した表題作をはじめ、オタク文化と暴走する奇想が脳を揺さぶるSF、全3篇。
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2018/1/25
- ファイルサイズ4636 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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登録情報
- ASIN : B0798S7N12
- 出版社 : 早川書房 (2018/1/25)
- 発売日 : 2018/1/25
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 4636 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 271ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 40,073位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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SF作家
2016年、ハヤカワ・SFコンテスト「特別賞」を受賞しデビュー。
2017年7月、「最後にして最初のアイドル」は第48回星雲賞日本短編部門を、同年8月には、第16回センス・オブ・ジェンダー賞「未来にはばたけアイドル賞」を受賞している。2019年7月には「暗黒声優」で第50回星雲賞日本短編部門を受賞した。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年12月5日に日本でレビュー済み
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"これは一人の少女が最高のアイドルになるまでを描いた小説である。"2018年発刊の本書はラブライブの2次創作リライトにして【42年ぶりのデビュー作での星雲賞受賞】でも話題となった表題作他、アイドルや声優、ソシャゲといったオタク文化を容赦なく取り込んだ新感覚"実存主義的ワイドスクリーン百合バロックプロレタリアートアイドルハードSF"短編集。
まず未読な方に最初に言っておきたいのは"にっこにっこにー"と某ラブライブの矢澤を彷彿とさせる【ライトノベル風の表紙に騙されてはいけない】という事に尽きます。先入観なく手にとってほしい。
ええ、本書は確かにアイドルや声優、ソシャゲを題材にしてます。なのですが【予想の斜め上をいく(多少人を選ぶ)倫理観なきグッチャグッチャ展開】にしながらも、確かに『銀河を股にかける兎に角壮大なスケール』難解な単語で畳み掛けてくる正統派ワイドスクリーン・バロックSFとして"気持ちよく"収録の3作全て【頭をシェイクして終結させてくれて】とても驚かされると思います。
また、そんな本作内容とは別に集中と緩和のアップダウンを織り交ぜた独特のリズミカルな文体には文書が先にあって対象を視覚的に描写する。というよりは、まるでニコニコ動画の様に【映像が先に存在して、それを著者の流れる弾幕解説で共有している様な感覚があって】こちらも紙の本離れと言われつつも子供の時からyoutubeやSNSで動画ネイティブな世代らしい表現なのかなあ。と個人的には思ったりしました。
『ラブライブ!』や『アイカツ!』そして『けもフレ』や『まどマギ』に反応する誰か、あるいはオタク文化がメジャー化した結果としての日本独自SF展開に興味ある人にもオススメ。
まず未読な方に最初に言っておきたいのは"にっこにっこにー"と某ラブライブの矢澤を彷彿とさせる【ライトノベル風の表紙に騙されてはいけない】という事に尽きます。先入観なく手にとってほしい。
ええ、本書は確かにアイドルや声優、ソシャゲを題材にしてます。なのですが【予想の斜め上をいく(多少人を選ぶ)倫理観なきグッチャグッチャ展開】にしながらも、確かに『銀河を股にかける兎に角壮大なスケール』難解な単語で畳み掛けてくる正統派ワイドスクリーン・バロックSFとして"気持ちよく"収録の3作全て【頭をシェイクして終結させてくれて】とても驚かされると思います。
また、そんな本作内容とは別に集中と緩和のアップダウンを織り交ぜた独特のリズミカルな文体には文書が先にあって対象を視覚的に描写する。というよりは、まるでニコニコ動画の様に【映像が先に存在して、それを著者の流れる弾幕解説で共有している様な感覚があって】こちらも紙の本離れと言われつつも子供の時からyoutubeやSNSで動画ネイティブな世代らしい表現なのかなあ。と個人的には思ったりしました。
『ラブライブ!』や『アイカツ!』そして『けもフレ』や『まどマギ』に反応する誰か、あるいはオタク文化がメジャー化した結果としての日本独自SF展開に興味ある人にもオススメ。
2021年11月1日に日本でレビュー済み
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小林泰三がオマージュされてて嬉しかった。
気持ち悪い描写もとても良い。
気持ち悪い描写もとても良い。
2021年8月5日に日本でレビュー済み
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一気に読めた。
デビュー作と思って読むと前半文章荒削り?これでいいのか?不安に思うほどシンプルかつハイテンポだけど、用語が難しいけどロジカルに書いてあるので、ぐいぐい読めた。
描写がややグロありだけど自分には耐えられるレベルでした。
デビュー作と思って読むと前半文章荒削り?これでいいのか?不安に思うほどシンプルかつハイテンポだけど、用語が難しいけどロジカルに書いてあるので、ぐいぐい読めた。
描写がややグロありだけど自分には耐えられるレベルでした。
2019年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
むちゃくちゃグロいです。好きな人は好きでしょうし、グロくてエグくてハードなSFが読みたい時にはいいですけど、心の準備ができてない状態でこの世界に突入するのは、つらいです。説明文に、注意書きをしておいて欲しかった。
それと、キャラとして登場する人物が全員(殺す方も殺される方も狂うのも)女(の子)です。そういうのが苦手な人にもお薦めしません。
宇宙規模のぐちゃぐちゃの狂気と知性、止め処のない独占欲と愛、埋没の恐怖を、ほんわかコンテンツの表皮の内側に見出していく作品です。
それと、キャラとして登場する人物が全員(殺す方も殺される方も狂うのも)女(の子)です。そういうのが苦手な人にもお薦めしません。
宇宙規模のぐちゃぐちゃの狂気と知性、止め処のない独占欲と愛、埋没の恐怖を、ほんわかコンテンツの表皮の内側に見出していく作品です。
2019年12月19日に日本でレビュー済み
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「エヴォリューションがーるず」途中までと解説を読んでの感想。
アイドル、ネトゲという若者文化をスタート地点としてSF世界へ読者を半ば強引に誘うやりかた。
書き手のハイテンションについてさえいければ楽しめるはず。
1作目はエヴァンゲリオンの行く果て、豪華な人類崩壊のさらにその先をすら描いている。
2作目は筒井康隆「幻想の未来」を思わせる幻想っぷりが小気味よかった。
ヴァーユ、ディヤウス、ガナパテ...ネーミングセンスがイイ!
そして、この作品に眉をしかめつつSF大賞を受賞させたSF界の重鎮たちの柔軟さ。
なお、自分はこうしたアイドルやゲーム文化隆盛の時代にあっても全く面白みを感じることなくスルーし続けてきたいわば「川向こうの」人種だが、この小説は大いに楽しんだことを報告差し上げたい。
そして、もし、自分が何かの拍子でビブリオバトルに参加することがあれば、迷わずこの本を選ぶだろう。
アイドル、ネトゲという若者文化をスタート地点としてSF世界へ読者を半ば強引に誘うやりかた。
書き手のハイテンションについてさえいければ楽しめるはず。
1作目はエヴァンゲリオンの行く果て、豪華な人類崩壊のさらにその先をすら描いている。
2作目は筒井康隆「幻想の未来」を思わせる幻想っぷりが小気味よかった。
ヴァーユ、ディヤウス、ガナパテ...ネーミングセンスがイイ!
そして、この作品に眉をしかめつつSF大賞を受賞させたSF界の重鎮たちの柔軟さ。
なお、自分はこうしたアイドルやゲーム文化隆盛の時代にあっても全く面白みを感じることなくスルーし続けてきたいわば「川向こうの」人種だが、この小説は大いに楽しんだことを報告差し上げたい。
そして、もし、自分が何かの拍子でビブリオバトルに参加することがあれば、迷わずこの本を選ぶだろう。
2019年1月3日に日本でレビュー済み
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なんなんだろうねーこれ、と思いながらも途中から笑って読んでました。
楽しめる人には楽しい、読めない人には(たぶん一生)読めない、そんな代物。
オタクとハードSFというところで壁があり、すっ飛ばしの文章が「オレの読んでた小説じゃない!」になり。
冒頭で「途中から笑って」と書いたけど、そこに至るまでには結構ツラかったです、わたしも。
くすぐられてる、マニアに。
どこかの時点でそう感じたんですね。
その後は難しい説明部分も「ま、いいか」とテキトーに流して、突っ込めるとこはそれなりに叩いて読めるようになりました。
好きな人は好きだろうなー、こういうの。
好きでない人は読まなくていいよ、くらいの潔さがある。
気にしておかないと、いつの間にか「好きでない人もムリに面白がってしまう」小説家になっているかもしれないので、要注意だな。
楽しめる人には楽しい、読めない人には(たぶん一生)読めない、そんな代物。
オタクとハードSFというところで壁があり、すっ飛ばしの文章が「オレの読んでた小説じゃない!」になり。
冒頭で「途中から笑って」と書いたけど、そこに至るまでには結構ツラかったです、わたしも。
くすぐられてる、マニアに。
どこかの時点でそう感じたんですね。
その後は難しい説明部分も「ま、いいか」とテキトーに流して、突っ込めるとこはそれなりに叩いて読めるようになりました。
好きな人は好きだろうなー、こういうの。
好きでない人は読まなくていいよ、くらいの潔さがある。
気にしておかないと、いつの間にか「好きでない人もムリに面白がってしまう」小説家になっているかもしれないので、要注意だな。
2018年12月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み終わった後に思ったのは「すごいものを読んでしまった」という一言。
あまり理系では無い自分ではついていけないような、濃い知識の波や、常識を飛び越えた発想力にとても刺激を受けました。
難しい言葉のオンパレードに自分が読み進められないんじゃ無いかと思いましたが、
それを身近なアイドル、ソシャゲ、声優という要素が巧みに入ることにより一気に読み進められてしまう作品になっていて
(文体もとても勢いがあり読みやすかったです)最後は感動して目が潤みました。
あまりSF小説は読んだことが無かったのですが、SFのイメージを変える作品だと思いました。
これは短編三つが入った本ですが、作家さんのページから「エボリューションがーるず」「最後にして最初のアイドル」の二つは単品購入できると思いますので失敗したく無い方はそちらからどうぞ!
あまり理系では無い自分ではついていけないような、濃い知識の波や、常識を飛び越えた発想力にとても刺激を受けました。
難しい言葉のオンパレードに自分が読み進められないんじゃ無いかと思いましたが、
それを身近なアイドル、ソシャゲ、声優という要素が巧みに入ることにより一気に読み進められてしまう作品になっていて
(文体もとても勢いがあり読みやすかったです)最後は感動して目が潤みました。
あまりSF小説は読んだことが無かったのですが、SFのイメージを変える作品だと思いました。
これは短編三つが入った本ですが、作家さんのページから「エボリューションがーるず」「最後にして最初のアイドル」の二つは単品購入できると思いますので失敗したく無い方はそちらからどうぞ!