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kotoba(コトバ) 2018年 春号 雑誌 – 2018/3/6

4.1 5つ星のうち4.1 14個の評価

特集
ブレードランナー 2019-2049

美しくも退廃的な映像美で独自の未来を創造した『ブレードランナー』。
その正統な続編として、新たな才能と技術の粋を結集し、昨年、世に放たれた『ブレードランナー 2049』。
SFというカテゴリーにとどまらず、「人間とは何か?」という根源的な問いを投げかけてきたこの映画を
日本を代表する哲学者、映画監督、作家、科学者たちが、新たな視点で読み解く。
原作『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を見出し、
映画化へと導いた脚本家ハンプトン・ファンチャーへの独占インタビューも敢行し、
これまで作品について語られてきた伝説の真実にもせまる。

パートI ブレードランナーを読み解く
内田 樹 レプリカントの人間性について
渡辺信一郎 『ブラックアウト2022』は、いかにして生まれたのか
ハンプトン・ファンチャー独占インタビュー 創造主が語るブレードランナー秘話
荒木飛呂彦 ブレードランナーに見る、融合と境界
中条省平 メビウスから『ブレードランナー』へ―
樋口真嗣 せめぎ合う才能と合力の結晶
長谷川町蔵 ドゥニ・ヴィルヌーヴ――人間の妄執を描く男
塩澤快浩 サイバーパンクの源流
添野知生 ブレードランナー年譜

パートII ブレードランナーを科学する
松原 仁×池上高志 科学は「人の似姿」を生み出せるのか?
倉谷 滋 「ブレードランナー世界」に住めない生物学者の苦悩
吉川浩満 レプリカントに人間を学ぶ
藤原帰一 『ブレードランナー』のアメリカ

パートIII フィリップ・K・ディックの作品の魅力を探る
清水直樹 ディックの作品は、なぜ古びないのか
小川 哲 伊藤計劃とフィリップ・K・ディック
阿部重夫 レイチェル「妊娠」考
大森 望 『ブレードランナー』を観た後に読みたいフィリップ・K・ディック作品ガイド
[新訳]フィリップ・K・ディック 「彼女が望んだ世界」

[対談]
布施祐仁×三浦英之 ジャーナリストはどのように『日報隠蔽』に斬り込んだのか
亀渕昭信×鈴木敏夫 ぼくたちはどのように働いてきたか

[インタビュー]
堀内進之介 人工知能時代に私たちはどう生きるのか?

[連載]
大岡 玲 写真を読む
山下裕二 美を凝視する
高坂はる香 インドはオペラを歌う~西洋クラシック音楽で大国を読む
井出 明 ダークツーリズムと世界遺産
泉賢太郎 生痕化石を探せ! 地層ブラブラ
池澤夏樹 理科のレッスン
浜 矩子 通貨という不思議
井手英策 新自由主義と僕たちの自由
高野秀行×清水克行 世界の名著とハードボイルド読書会
四方田犬彦 女王の肖像
松本 修 方言分布図でたどる日本の心
川添善行 空間を再考しよう
鹿島 茂 テンプル騎士団の遺産
久世番子 文豪カフェーめぐり

[kotoba倶楽部]
著者インタビュー 平野 晋『ロボット法――AIとヒトの共生にむけて』
大村次郷 悠久のコトバ
山口 進 人は何を食べてきたか
町山智浩 映画の台詞

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B079PDJS6V
  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2018/3/6)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2018/3/6
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 14個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2018年3月7日に日本でレビュー済み
カッコイイ漆黒の表紙に、銀で書かれた『ブレードランナー』の文字。
この表紙を見ただけで即購入を決めましたが、
内容に関しても大満足でした。

なによりも脚本家ハンプトン・ファンチャーの独占インタビューがよかったです。
ファンチャーによる『ブレードランナー』製作裏話は
いままで読んだことのない話が盛りだくさんで、
非常に興味深い内容でした。

論者もバラエティ豊かで、特に内田樹さんの
レプリカントを通して「人間らしさとは何か」について書かれた記事には
とても考えさせられました。
これだけでも十分、買う価値があると思います。

『ブレードランナー』研究の集大成といっていい出来栄えで、
ファンはもちろん、映画を1度しか観ていないという人でも
満足できる内容でした。
これを読むと『ブレードランナー』を、もう一度見返したくなります!
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ブレードランナーについての評論(映画の解釈学)は35年間でなんにも進歩しなかった、という見本のような特集。
2018年4月15日に日本でレビュー済み
228ページの冊子(次号予告がP226)で、
P10〜P77がブレードランナーについての記事。
P78〜P113がフィリップ・K・ディックの記事。
P114P115は2049のモノクロ写真。
そのうち
読んで面白かったのは
P24〜P31のハンプトン・フィンチャーのインタビューのみ。

他はアニメ監督の撮影見学のお話、
特撮監督やジョジョの漫画家の感想。
ファンであれば楽しめるかも。

思想家やライターの感想文は退屈。

メビウスの名をタイトルに使用した文学者の記事は
ポール・M.サモン の「メイキング・オブ・ブレードランナー」の引用を
使っただけの残念なテキストで
こんなんで金とるなと思いました。

ハンプトン・フィンチャーのインタビューは面白かったけれど、
それ以外は
1,440円支払って
映画本編に関わった人の「言葉」でない、
映画を見ただけの人の「感想」を読まされる感じの雑誌でした。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年3月18日に日本でレビュー済み
 『kotoba』の2018年春号(31巻)は「ブレードランナー」特集である。
 2017年に公開された『ブレードランナー2049』を受けてのものだが、最初の『ブレードランナー』についてもたっぷりと語られている。
 思想家の内田樹が「ブレードランナーの人間性について」とメインテーマについて論じたり、脚本のハンプトン・フェンチャーの独占インタビューが載っていたり、荒木飛呂彦が熱く語っていたり、松原仁と池上高志が科学が「人の似姿」を生み出せるか議論したり。盛りだくさんである。
 いずれの論者も『ブレードランナー』への熱い思いをもっており、また真剣に論じているのがおもしろい。
 ブレードランナー以外の記事も充実しており、高坂はる香「インドはオペラを歌う」として知られざるインドのクラシック音楽界を紹介したもの、井出明「ダークツーリズムと世界遺産」として今後の流行を予測したものなど、魅力的なラインナップだ。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年3月7日に日本でレビュー済み
「ブレードランナー」は、学生のときにハマッて以来、何度も見た。もちろん新作の「ブレードランナー2049」も見た。そして、また「謎」が増えた。
パンフを買い、ユーチューブで町山氏のコメントを聞き、でも「謎」は解けぬどころか、「思えばあのシーンは何のメタファーなんだ?」と増えていくばかり。

この雑誌、「2019」も「2049」も書いてあるということで買ってみた。
人工知能研究者の松原仁氏と人工生命学者の池上高志氏の対談は、あるシーンの読み解きなどもあり「ああ、あの動物はそういうことか」と納得。
脚本家のファンチャーのインタビューは変人感満載、「ブラックアウト2022」の渡辺信一郎監督のインタビューは制作裏話が盛りだくさんで面白かった。

ほかは映画そのものの紹介というより、著名人がそれぞれ自分なりの「ブレードランナー考」を披露している。
みな「ブレードランナー愛」に溢れた記事で、ディストピアというより、ファンとしては「ユートピア」な感じである。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年3月11日に日本でレビュー済み
『ブレードランナー2049』が公開されて初めて出た本格的な『ブレードランナー』特集。
執筆陣の名前を見て購入しました。
内田樹や藤原帰一、吉川浩満の深い考察には、目を見開かされる思いでした。
倉谷滋の生物学的な視点も、そこを観るか、と虚をつかれた感じです。
しかし、なんと言っても驚いたのはハンプトン・ファンチャーのインタビューがあったこと。
前作『ブレードランナー』と『ブレードランナー2049』両方の脚本に携わったキーマンですが、今まで彼が本音で語ったこのようなインタビューを読んだことがありませんでした。
『ブレードランナー』史に太字で刻まれるインタビューだと思います。
大森望の、フィリップ・K・ディック短編新訳もなかなかの趣。
永久保存版になるかと。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年3月7日に日本でレビュー済み
シンプルな表紙は内容に自信があるためか。
ブレードランナー2049をふまえて、シリーズの世界観、テーマを掘り下げた特集。
とくに私の購買欲をかき立てたのはゴジラ論の倉谷滋氏のブレードランナー世界の発生学論とフィリップ・K・ディックの文庫未収録作品の新訳、そしてハンプトン・ファンチャーのインタビュー。
ファンチャーのインタビューは一体どれだけのお金がかかっているのだろう。
ブレードランナー好きは是非買うべき一冊だ。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年3月8日に日本でレビュー済み
2019だけではなく、2049も網羅した内容なので、総復習のつもりで購入。個人的には、原案者ファンチャーのインタビューがぶっ飛んでて気に入った。
作品の暗いトーンに合わせたビジュアルも、映画の余韻を味わえて良いかも。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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