原作が出た時も誤解している人がいましたが、これはコメディーではありません。人間関係の機微がすばらしく表現された純文学の映画です。エンターテインメントではないので、そういう見方をした方にはしんどいかもしれません。
登場人物の会話がとても面白くて引き込まれました。
桐谷さん、菅田さん、川谷さんの演技がすばらしく、ずっと観ていたいと思いました。「こういうヤツ、おるよなぁ」と思いながら観ていました(私は芸人ではありません)。
あと、映像も美しいです。というか、照明が印象的です。
純文学が映画化されたものは、だいたい辛気臭いのですが、これはテンポが良く、冗長なシーンがありません。
こねくり回した監督の自己満足の邦画が多いのに辟易していましたが、こういうのでいいんです。こういうのが観たいんです。
「おい、俺の自転車」
「うそつけ」
のくだりは原作にはなかったと思うのですが、これは板尾監督が考えたのでしょうか。ここ最高です。
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フォーマット | 色, ワイドスクリーン, ドルビー |
コントリビュータ | 木村文乃, 川谷修士, 高橋努, 菅田将暉, 加藤諒, 山崎樹範, 板尾創路, 三浦誠己, 日野陽仁, 桐谷健太 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 1 分 |
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メーカーによる説明
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火花 Blu-ray スペシャル・エディション(Blu-ray2枚組) | 火花 DVD スタンダード・エディション | |
カスタマーレビュー |
5つ星のうち3.8
146
|
5つ星のうち3.8
146
|
価格 | ¥3,762¥3,762 | ¥3,164¥3,164 |
製品仕様 | Blu-ray | DVD |
発売日 | 6/13/2018 | 6/13/2018 |
商品の説明
■又吉直樹の芥川賞受賞作が待望の映画化! 300万人が笑って泣いた、青春物語! !
■アホで愛おしいふたりの芸人を、菅田将暉・桐谷健太が熱演! !
■板尾創路監督でしか描けなかった、圧倒的なまでのリアル感!
【映像特典】
(本編ディスク:本編121分+映像特典)
予告編集
【ストーリー】
若手コンビ「スパークス」としてデビューするも、まったく芽が出ないお笑い芸人の徳永(菅田将暉)は、営業先の熱海の花火大会で先輩芸人・神谷(桐谷健太)と出会う。神谷は、「あほんだら」というコンビで常識の枠からはみ出た漫才を披露。その奇想な芸風と人間味に惹かれ、徳永は神谷に「弟子にしてください」と申し出る。神谷はそれを了承し、その代わり「俺の伝記を作って欲しい」と頼む。その日から徳永は神谷との日々をノートに書き綴る。
2年後、徳永は、拠点を大阪から東京に移した神谷と再会する。
二人は毎日のように呑みに出かけ、芸の議論を交わし、仕事はほぼないが才能を磨き合う充実した日々を送るように。そして、そんな二人を、神谷の同棲相手・真樹(木村文乃)は優しく見守っていた。
しかし、いつしか二人の間にわずかな意識の違いが生まれ始める―
【キャスト】
菅田将暉 桐谷健太
木村文乃
川谷修士 三浦誠己 加藤諒 高橋努 日野陽仁 山崎樹範
【スタッフ】
原作:又吉直樹「火花」(文春文庫刊)
監督:板尾創路
脚本:板尾創路、豊田利晃
主題歌:「浅草キッド」(歌:菅田将暉×桐谷健太)
©2017「火花」製作委員会
発売元:よしもとミュージックエンタテインメント/販売元:東宝
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 60 g
- EAN : 4988104117045
- バリアフリー音声ガイド: : 日本語
- 監督 : 板尾創路
- メディア形式 : 色, ワイドスクリーン, ドルビー
- 時間 : 2 時間 1 分
- 発売日 : 2018/6/13
- 出演 : 菅田将暉, 桐谷健太, 木村文乃, 川谷修士, 三浦誠己
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1), 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
- 販売元 : 東宝
- ASIN : B07BLZD1PK
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 85,197位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 4,182位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年12月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前半は売れない芸人の悲哀ばかりが目に付いて、ちょっと疲れました。
でも最後まで見たら、とてもいい映画でした。悲しいだけで終わらなくてよかった。
ぜひ最後まで見てください!
普段お笑いとかほとんど見ませんが、もう少し笑えるところがあってもいいかなと思います。
笑えるシーンがもう少しあったら、メリハリがついていい気がします。
主人公のお二人はとてもいい演技。しいて言えば、かっこよすぎ。
まあ最近お芸人さんはかっこいい人多いですけど。
でも最後まで見たら、とてもいい映画でした。悲しいだけで終わらなくてよかった。
ぜひ最後まで見てください!
普段お笑いとかほとんど見ませんが、もう少し笑えるところがあってもいいかなと思います。
笑えるシーンがもう少しあったら、メリハリがついていい気がします。
主人公のお二人はとてもいい演技。しいて言えば、かっこよすぎ。
まあ最近お芸人さんはかっこいい人多いですけど。
2020年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
(以下、物語の進展に関するネタバレは無しで)
原作は文庫化の折に読んだ、ドラマは見ていない。
菅田と桐谷、監督は板尾、芸人が出演、
それだけかも…という色眼鏡も多少あり(スイマセンデシタ)
まったく期待せずに観た映画だが、傑作だった。
演技・演出も大変よかった。こりゃ評価も高かろう。
しかし他人様の評価の分布は「あっれーーーーー!?」
星2、星5、星3、星1、星4、星2、星4、星1、
めっちゃ割れとるやん。
割れすぎて、ヒトデが均一に降り注いだ感じさえある。
副主人公である「神谷」という特異な人物、
その狂暴な純粋さが周囲へ及ぼす不穏や主張の表現を
観客が許容できるか否か。そこも評価割れの要因かと。
それって、まるで漫才そのものではないか。
同じネタを観て、ギャハハと大笑いする人、
「こういうの好きやない」と不快感を顕わにする人。
この映画化は「火花」として大成功なのだ。
演技や掛け合いはもちろん、原作との違いも楽しめた。
エピソードの取捨選択や改変、終盤に挟んだ空想シーンも(1:46:42)。
コレを映画館の大画面で…と思うと、少なからずゾッとするがw
監督は原作者の先輩だと聞く。きっと互いに良き理解者なのだろう。
作中の、徳永と神谷がそうであるように。
さて、エンドロール主題歌は作詞作曲ビートたけし「浅草キッド」。
歌うのはもちろんこの二人、板尾と又吉です。張り切ってどうぞー!
原作は文庫化の折に読んだ、ドラマは見ていない。
菅田と桐谷、監督は板尾、芸人が出演、
それだけかも…という色眼鏡も多少あり(スイマセンデシタ)
まったく期待せずに観た映画だが、傑作だった。
演技・演出も大変よかった。こりゃ評価も高かろう。
しかし他人様の評価の分布は「あっれーーーーー!?」
星2、星5、星3、星1、星4、星2、星4、星1、
めっちゃ割れとるやん。
割れすぎて、ヒトデが均一に降り注いだ感じさえある。
副主人公である「神谷」という特異な人物、
その狂暴な純粋さが周囲へ及ぼす不穏や主張の表現を
観客が許容できるか否か。そこも評価割れの要因かと。
それって、まるで漫才そのものではないか。
同じネタを観て、ギャハハと大笑いする人、
「こういうの好きやない」と不快感を顕わにする人。
この映画化は「火花」として大成功なのだ。
演技や掛け合いはもちろん、原作との違いも楽しめた。
エピソードの取捨選択や改変、終盤に挟んだ空想シーンも(1:46:42)。
コレを映画館の大画面で…と思うと、少なからずゾッとするがw
監督は原作者の先輩だと聞く。きっと互いに良き理解者なのだろう。
作中の、徳永と神谷がそうであるように。
さて、エンドロール主題歌は作詞作曲ビートたけし「浅草キッド」。
歌うのはもちろんこの二人、板尾と又吉です。張り切ってどうぞー!
2022年9月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
*ネタバレありです。
あまり面白くない映画だった。始まりは螺旋状に絡み合う花火を見ながら漫才師をやろうと言う二人の会話。ここは感傷的で良く、続くシーンでお祭りの様子をじっくり映してゆくのも懐かしい感じが出ていて良かった。この祭りで、主人公が相方と漫才をしていて、その声が小さくて背景音に聞こえるまでも良かったけれど、漫才自体が中心に映されるようになると、そこから途端につまらなくなった。
正直会話とストーリーがつまらないので風景を淡々と映す場面が一番面白いんだけれど、この映画の映像は明るすぎるか暗すぎるかのどっちかで、明暗どちらの場面でもものの細部(机の傷だとか紙のよれだとか、アスファルトのシミだとか)があまり映らず、そのせいで小道具・大道具すべてがプラスチックに見えて安っぽかった。見始めはそれが綺麗に見えたものの、しばらくして目がなれると安っぽさが目についてだめになる。自然が映るシーンは安っぽさが無くていい。
モノローグは気取っていて、無理に難しいことや哲学っぽいことを言おうとしていて、それが逆に主人公が陳腐な人間であることを強調していて良かった。そんな性格だからこそ主人公は師匠となる「先輩」に惹かれたのだと思う。
「先輩」は漫才師だが才能がなく、だからこそ普通の漫才をやるだけなら他の漫才師に負けるので、奇をてらったことをやっている。笑いとは何か、と「先輩」は大いに語るけれど、その意見は抽象的でありきたりで、あまり興味がわかない。「笑いってこんな難しかったっけ」とか、地獄のミサワのようなセリフも吐く。でもこの「先輩」はいつも主人公におごってくれる、面倒見の良い人でもある。そんなふうに、駄目で薄っぺらいからこそ、精一杯見栄を張っている「先輩」のキャラクターが好きだった。
主人公は、自分がおそらく駄目だけれど見栄を張れない性格だから、思い切りやれる「先輩」に惹かれたのだと思う。冒頭の祭りで「先輩」が「お前も地獄! お前も地獄!」と叫び、お笑いとも言えない事をやっていたのを見ただけで主人公は「先輩」を慕い、最初のうちはなぜなのかわからなかった。でも、上に書いたような人物像が見えてきて、その理由がわかるようになった時は面白かった。
ここまで「先輩」と主人公の人物像に対して良いように書いたけれど、こんなダメっぷりが最後まで改善されないのがかなりキツい。始めは自分の痛々しさと重ねて面白いけど、ずっと見せられ続けると飽きてくる。
途中までは青春の青臭さを描いた映画なのかな、と思ったけれど、どうやら違うみたい? 駄目な先輩の駄目なところを指摘する人がいないため、先輩はずっと駄目なまま。主人公と「先輩」は挫折するけれど悲壮感はないし、反省もしない。自分たちの痛々しい部分を終始全肯定している。だから主人公は最後に勘違いした漫才をやって(正直ここは見ていられなくて飛ばした)、先輩は豊胸手術をして、それを山場に持ってきて「凄いでしょ」って感じに映すので、一体この映画は何なのだろうと思った。青春への皮肉を描きたかった?
演出の点も、雨のシーンではやたら人が走り回るし、夏の夕暮れではひぐらしが鳴くし、唐突に突っ込まれる「なんでやねん」も、あまりにもベタな演出で、「ギャグなのかな?」って思うような所が結構あったけれど、それが逆に真面目なシーンだったりして、チグハグな印象を受けた。
感想文を書くために飲酒しながら全部見たけれど、正直、酒がなかったら途中で止めていたと思う。もう終盤かな? と思ってシークバー見たらまだ半分だったし。とにかくモノローグと会話シーンが退屈で苦痛で、役者さんの演技も不自然に見えるし、ストーリーの動きがないしで、あまりおもしろいとは思えなかった。
*上記を書いて他の方のレビューと原作小説のあらすじを見ました。原作では「先輩」って才能があって笑いを突き詰めている描写なんですね。本当に驚きました。小説の「火花」は書店で数行立ち読みして、気取った文章が嫌いで棚に戻したので全部は読んでいませんが、原作者の思いと映画監督の受け取り方が違うから映画はちぐはぐな描写になってしまったのかも知れませんね。
あまり面白くない映画だった。始まりは螺旋状に絡み合う花火を見ながら漫才師をやろうと言う二人の会話。ここは感傷的で良く、続くシーンでお祭りの様子をじっくり映してゆくのも懐かしい感じが出ていて良かった。この祭りで、主人公が相方と漫才をしていて、その声が小さくて背景音に聞こえるまでも良かったけれど、漫才自体が中心に映されるようになると、そこから途端につまらなくなった。
正直会話とストーリーがつまらないので風景を淡々と映す場面が一番面白いんだけれど、この映画の映像は明るすぎるか暗すぎるかのどっちかで、明暗どちらの場面でもものの細部(机の傷だとか紙のよれだとか、アスファルトのシミだとか)があまり映らず、そのせいで小道具・大道具すべてがプラスチックに見えて安っぽかった。見始めはそれが綺麗に見えたものの、しばらくして目がなれると安っぽさが目についてだめになる。自然が映るシーンは安っぽさが無くていい。
モノローグは気取っていて、無理に難しいことや哲学っぽいことを言おうとしていて、それが逆に主人公が陳腐な人間であることを強調していて良かった。そんな性格だからこそ主人公は師匠となる「先輩」に惹かれたのだと思う。
「先輩」は漫才師だが才能がなく、だからこそ普通の漫才をやるだけなら他の漫才師に負けるので、奇をてらったことをやっている。笑いとは何か、と「先輩」は大いに語るけれど、その意見は抽象的でありきたりで、あまり興味がわかない。「笑いってこんな難しかったっけ」とか、地獄のミサワのようなセリフも吐く。でもこの「先輩」はいつも主人公におごってくれる、面倒見の良い人でもある。そんなふうに、駄目で薄っぺらいからこそ、精一杯見栄を張っている「先輩」のキャラクターが好きだった。
主人公は、自分がおそらく駄目だけれど見栄を張れない性格だから、思い切りやれる「先輩」に惹かれたのだと思う。冒頭の祭りで「先輩」が「お前も地獄! お前も地獄!」と叫び、お笑いとも言えない事をやっていたのを見ただけで主人公は「先輩」を慕い、最初のうちはなぜなのかわからなかった。でも、上に書いたような人物像が見えてきて、その理由がわかるようになった時は面白かった。
ここまで「先輩」と主人公の人物像に対して良いように書いたけれど、こんなダメっぷりが最後まで改善されないのがかなりキツい。始めは自分の痛々しさと重ねて面白いけど、ずっと見せられ続けると飽きてくる。
途中までは青春の青臭さを描いた映画なのかな、と思ったけれど、どうやら違うみたい? 駄目な先輩の駄目なところを指摘する人がいないため、先輩はずっと駄目なまま。主人公と「先輩」は挫折するけれど悲壮感はないし、反省もしない。自分たちの痛々しい部分を終始全肯定している。だから主人公は最後に勘違いした漫才をやって(正直ここは見ていられなくて飛ばした)、先輩は豊胸手術をして、それを山場に持ってきて「凄いでしょ」って感じに映すので、一体この映画は何なのだろうと思った。青春への皮肉を描きたかった?
演出の点も、雨のシーンではやたら人が走り回るし、夏の夕暮れではひぐらしが鳴くし、唐突に突っ込まれる「なんでやねん」も、あまりにもベタな演出で、「ギャグなのかな?」って思うような所が結構あったけれど、それが逆に真面目なシーンだったりして、チグハグな印象を受けた。
感想文を書くために飲酒しながら全部見たけれど、正直、酒がなかったら途中で止めていたと思う。もう終盤かな? と思ってシークバー見たらまだ半分だったし。とにかくモノローグと会話シーンが退屈で苦痛で、役者さんの演技も不自然に見えるし、ストーリーの動きがないしで、あまりおもしろいとは思えなかった。
*上記を書いて他の方のレビューと原作小説のあらすじを見ました。原作では「先輩」って才能があって笑いを突き詰めている描写なんですね。本当に驚きました。小説の「火花」は書店で数行立ち読みして、気取った文章が嫌いで棚に戻したので全部は読んでいませんが、原作者の思いと映画監督の受け取り方が違うから映画はちぐはぐな描写になってしまったのかも知れませんね。
2022年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
*芸人だったり、芸人に関わってる人、芸人を深く愛している人以外に一体どこまで伝わるのか?
*芸人を美化したい意図が強すぎてきつい。
*何も知らない人が見たら、日常会話でもずっと芸人はボケ続けるんだと勘違いされそう。
*そもそもスパークスの2人の絆をぜんぜん深く描いてないので2人の最後の漫才が全然効いてない。
菅田将暉の演技だけが際立つばかり。
あそこで感動させたいなら、そこまでのフリがまるで間違っている。
*終盤、井の頭公園でのマキの姿を見せる必要性を感じない。
全体的に話の筋があっちこっちブレすぎてて「何を見せられてんの?」って思ってしまう。
それが鑑賞後のスッキリしない気持ち、モヤモヤにすべてつながっている。
劇団ひとり監督の『浅草キッド』のほうが2000倍面白い。
*芸人を美化したい意図が強すぎてきつい。
*何も知らない人が見たら、日常会話でもずっと芸人はボケ続けるんだと勘違いされそう。
*そもそもスパークスの2人の絆をぜんぜん深く描いてないので2人の最後の漫才が全然効いてない。
菅田将暉の演技だけが際立つばかり。
あそこで感動させたいなら、そこまでのフリがまるで間違っている。
*終盤、井の頭公園でのマキの姿を見せる必要性を感じない。
全体的に話の筋があっちこっちブレすぎてて「何を見せられてんの?」って思ってしまう。
それが鑑賞後のスッキリしない気持ち、モヤモヤにすべてつながっている。
劇団ひとり監督の『浅草キッド』のほうが2000倍面白い。
2022年3月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
登場人物の会話の多い映画で、それが良いテンポを作り出していた。さすが漫才師にスポットを当てた映画だけある。それぞれの人物のキャラクターが自分の中にスッと入ってきて最後まで大変面白く視聴した。
師匠と弟子の関係である、神谷と徳永。昭和の芸人然とした神谷と芸人にしては真面目な徳永。二人は全く違うキャラクターなのだが、いい師弟関係を築いていた。
最初は師匠を尊敬していた徳永であったが、下積みの芸人に訪れる試練。それが二人の間にすれ違いを生んでしまう。
やりたいことをどう表現するか?換言すれば、『世間』とどう折り合いをつけるか?これが出来ない生粋の芸人肌の神谷はどんどん周囲と乖離し徳永からも一喝されてしまう。そんな中でも一切反論出来ない神谷に哀愁を感じてしまった。
漫才師だけに限らず、夢を追う人や夢を諦めた人にも見てほしい映画である。
『芸人に引退はないねん』徳永に送った神谷の言葉だ。花咲かない夢を追う日々にも意味はあったと信じて生きていけよ、そんなメッセージを感じた。
師匠と弟子の関係である、神谷と徳永。昭和の芸人然とした神谷と芸人にしては真面目な徳永。二人は全く違うキャラクターなのだが、いい師弟関係を築いていた。
最初は師匠を尊敬していた徳永であったが、下積みの芸人に訪れる試練。それが二人の間にすれ違いを生んでしまう。
やりたいことをどう表現するか?換言すれば、『世間』とどう折り合いをつけるか?これが出来ない生粋の芸人肌の神谷はどんどん周囲と乖離し徳永からも一喝されてしまう。そんな中でも一切反論出来ない神谷に哀愁を感じてしまった。
漫才師だけに限らず、夢を追う人や夢を諦めた人にも見てほしい映画である。
『芸人に引退はないねん』徳永に送った神谷の言葉だ。花咲かない夢を追う日々にも意味はあったと信じて生きていけよ、そんなメッセージを感じた。
2019年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小説は、あまりのストーリーの平坦さにくじけて、途中で挫折しました。
映画は頑張って最後まで見ましたが、お金を払ってまで見たい内容ではありませんでした。
売れない漫才師の悲哀と葛藤を綴った物語です。
純文学のテーマとしてはありだと思います。
でも、ほとんど沈みっぱなしの漫才師の生活を、誰が映画で見たいと思うでしょうか。
少なくとも私は見たいと思いません。
話題性が先行しての映画化なのでしょうが、残念な結果に終わっています。
映画は頑張って最後まで見ましたが、お金を払ってまで見たい内容ではありませんでした。
売れない漫才師の悲哀と葛藤を綴った物語です。
純文学のテーマとしてはありだと思います。
でも、ほとんど沈みっぱなしの漫才師の生活を、誰が映画で見たいと思うでしょうか。
少なくとも私は見たいと思いません。
話題性が先行しての映画化なのでしょうが、残念な結果に終わっています。
2022年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
菅田君の漫才を川谷君がしっかり支えていて間のとり方とか違和感がない
芸人の悩みとか すごい良く出てて文句ない作品だと思う
板尾の作品はこれまであまり好きではなかったがカメラワークとかカット割りも
素晴らしかった 久々に感動した
芸人の悩みとか すごい良く出てて文句ない作品だと思う
板尾の作品はこれまであまり好きではなかったがカメラワークとかカット割りも
素晴らしかった 久々に感動した