ハンガリーを震撼させた連続猟奇殺人事件を映画化!
冷たく危険なダーク・サイコ・スリラー。
生身の女性を相手に不能症に陥る怪物は、屍を前に勃起した。計8人を襲撃、4人を惨殺。
1957年~67年にかけてハンガリーを震撼させた連続殺人事件、実話の映画化。田舎街マルトフで屍姦の痕の残る女性の死体が発見され、ただちに容疑者は逮捕されるも、7年後に同じ街で同様の連続殺人が始まる。容疑者の冤罪を確信した捜査官は真犯人を追うも、次々と切り刻まれ、姦された遺体が発見されていく。本国ハンガリーで数々の賞を受賞するとともに歴史的大ヒットを記録。社会主義時代の冷たい空気とともに衝撃の展開を見せた真実の物語が遂に公に曝される。
≪社会主義時代のハンガリーに出現した屍姦怪物≫ ペーテル・コヴァーチ 生年月日、出身地不明。1957年7月22日、アルゼンチン映画を鑑賞、劇中の女性暴行シーンで性的興奮を覚え、帰路女性を殺害、屍を姦した。被害者の交際相手ヤーノシュ・キリャークが逮捕、以後11年間投獄される。その間コヴァーチは67年までに女性8人を襲撃、計4人を惨殺。1967年8月11日に逮捕、死刑判決を受け1968年12月1日絞首刑となった。
素晴らしい演出。事件発生当時の空気を完璧に再現した、深い闇に覆われた世界観。-Fabien Lemercier(Cioneuropa)
凶悪な連続殺人鬼による蛮行に対する動機や背景などの説明はされない。だがそのキャラクターのほかの側面をじっくりと描き、それがゆえにとてつもなく恐ろしい作品だ。これは今年のハンガリー映画の間違いなくベスト1作品である。-Index.hu
恐怖と演出が最高レベルで成し遂げられた傑作。-Heti Valasz
素晴らしい撮影。もはやノワールといってもいい、強力な効果が発揮されている。-Filmkultura.hu
ここまで素晴らしいハンガリー映画には長年出会っていない。-Nyugat.Hu
物語の展開の素晴らしさ、描かれる時代の空気が完璧。刑事ものの構図がある中で非常に高い次元の犯罪映画となっている。-Filmtett