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NHKスペシャル ドキュメント太平洋戦争 DVD BOX (新価格)
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商品の説明
内容紹介
NHKが誇るドキュメンタリーシリーズ「NHK特集」「NHKスペシャル」
大型ドキュメンタリーの不朽の名作を新価格で連続リリース!
★第1弾は、1992~93年に放送され、大きな反響を呼んだNHKスペシャル「ドキュメント太平洋戦争」。
太平洋戦争のターニングポイントとなった戦局や出来事から日本の敗因を徹底検証し、
歴史の教訓を探る6回シリーズ。
「ドキュメント太平洋戦争」は、その完成度とインパクトの強さからシリーズをめぐって様々な意見が寄せられ、
単に当時の戦場での問題ということを超えて、今日の私たち日本人に多くのことを問いかけた。
インパール作戦の裏でどのようなことがあったのかを追った「第4集 責任なき戦場」は、文化庁芸術作品賞を受賞し、
改めて内外からの高い評価を受けた。
キャスター:山本 肇
語り:長谷川勝彦
音楽:式部 ©DATAM POLYSTAR Co.,LTD.
※現存するマスターの状態により、お見苦しい部分、お聞き苦しい部分があります。また、一部に痛ましい映像がありますが、番組の趣旨および当該映像・資料の歴史的価値を尊重し、できるだけそのまま収録しています。あらかじめご了承ください。
○1992年12月~1993年8月にNHK総合テレビで放送されたNHKスペシャル「ドキュメント太平洋戦争」(全6回)を収録。
第1集 大日本帝国のアキレス腱 ~太平洋・シーレーン作戦~
第2集 敵を知らず己を知らず ~ガダルカナル~
第3集 エレクトロニクスが戦を制す ~マリアナ・サイパン~
第4集 責任なき戦場 ~ビルマ・インパール~
第5集 踏みにじられた南の島 ~レイテ・フィリピン~
第6集 一億玉砕への道 ~日ソ終戦工作~
ドキュメンタリー/セル/315分/片面一層/6枚組/4:3/カラー(一部モノクロ)/ステレオ
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
太平洋戦争での日本の敗因を徹底検証する『ドキュメント太平洋戦争』のBOX。太平洋・シーレーン作戦、ガダルカナル島の戦い、インパール作戦、レイテ島の戦いなど、分岐点となった戦局や出来事を分析し、歴史の教訓を探る。全6集を収録。
内容(「Oricon」データベースより)
太平洋戦争のターニングポイントとなった戦局や出来事から日本の敗因を分析し、歴史の教訓を探るシリーズ全6回をDVD-BOX化。
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 200 g
- EAN : 4988066225949
- 時間 : 5 時間 15 分
- 発売日 : 2018/7/27
- 出演 : 山本肇
- 販売元 : NHKエンタープライズ
- ASIN : B07CNWLNN6
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 6
- Amazon 売れ筋ランキング: - 19,651位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 297位ドキュメンタリー (DVD)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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凡そ30年前の1992-93年に放映された全6話のNHKスペシャルは、今も第一級の日本人を戒める警告書だ。
当時、世界を席巻したメイドインジャパンや金余りのバブル絶頂期に積極化した海外M&A投資等に対して欧米からの怨嗟の声が高まっていた時期だ。
経済に自信を深め、慢心を呈し始めた国民意識に危機感を感じたNHKが、84年刊行の、第二次世界大戦の敗戦を社会学的アプローチで考察した野中幾次郎共著の「失敗の本質」を題材に、“日本人が忘れかけている性質的弱点”が、残念ながら現代社会にも受け継がれているのではと問い掛けた力作だ。NHKスペシャルらしい骨太で真面目なドキュメントがBOXで手に入るのが有難い。
戦後半世紀が経過し、東西冷戦が終わったことで、米ソの機密文書が次々に公開されたタイミングでもあり、調査を通じて米国を始めとした連合国と枢軸国、とりわけ日米の戦略合理性の格差や冷徹なパワーポリティクスの実像が取材可能になった事も幸いした。
映像や証言、資料に基づいた内容からは息づかいが聞こえるようで生々しい。映像の中の人々は全て演者ではない普通の国民達であり、間違いなく戦禍の中で必死に生きていたのだ。
兵站確保や海上物資輸送ルート維持の軽視、科学技術応用や情報戦の遅れ、国際政治に対する現実主義の外務省とご都合主義の軍部の見解相違からの敗戦受諾の遅れ、情緒的で楽観的な意思決定と合議制による曖昧な責任回避体質、そして民主制議員が干渉できない統帥権に基づく天皇直属の大本営や陸軍省・海軍省の組織設計上の過ちが赤裸々に五時間にわたって克明に描写される。
兵士・市民の死体の山々、沈没船や戦闘機の残骸、痩せこけた投降兵等の衝撃的な映像には目を奪われる。作戦ではガダルカナルでの戦力逐次投入で三度失敗した夜間突撃作戦、兵站破綻が判っていて止められなかった無謀なインパール作戦、アウトレンジ作戦を暗号解読とレーダーで読まれて罠に陥ったマリアナ沖海戦、本土決戦の時間稼ぎに国民を楯とした沖縄戦に、本来目的を忘れて戦術主義に走りやすい国民性が滲み出る。
特に、大東亜共栄圏と言う理念と南方資源確保の実利に揺れる戦略性の曖昧さは、植民地支配を糾弾してフィリピンから追い出した筈の米国と変わらない傲慢な支配体制を敷いて知識層を弾圧し、ゲリラ蜂起を促した。現代でも独立を後押ししたタイやマレーシア同様に日本への支持は高いもののフィリピンとの歴史は知っておくべきだろう。
日露戦争の成功体験から金科玉条とされた当時の大艦巨砲主義は陳腐化し、機動艦隊や潜水艦と駆逐艦による戦術で後手を踏んだが、それは現代でも“モノ作り”に拘りIT産業で遅れをとった日本産業界に重なる。
また強気一辺倒で過去の成功者の声が圧倒的な軍部の独走は、所有と経営の分離が進まず、既存役員による意思決定が慣習的で変化を嫌う国内企業体質に重なるのが解る。
科学と統計を無視した精神主義と敗戦を認めない終わり方の不在。国際政治への無理解と机上の空論を形容詞で修飾しただけの戦術により、最も従順で弱い立場の軍属と市民併せて100万人以上の犠牲と国土・産業の壊滅と言う破滅を残した。
新型コロナウィルスも民度の高い国民性なら何とかなると言う戦術は、黒船を最初に見た明治時代の様に一度目は効いても、日清日露の勝利に慢心してしまった後の二度目は効かない。
本作はそんな日本人の奥底に横たわる慢心と曖昧さ、その反省を挙げて“外圧でしか変われない”を繰り返すDNAを今に学べる貴重な教材だろう。風化させるには余りに惜しいドキュメントとして終戦記念日を迎える夏にこそお薦めします。
古い作品なので作り方に、やや違和感はありますが、最近の左、一辺倒の報道ステーションやZEROなどを見慣れた若い方々には、ぜひアンチテーゼとしておすすめします。
旧日本軍の太平洋戦争の動きを6集に分けて作成されています。日本軍の歴史的失敗を淡々と描いています。映像などもNHKであるので持っているものも、集めることもできたのでしょう。
これを見てあなたは何を感じるでしょう?
・戦中の日本人の愚かさを徹底的に描く自虐
・「どうすれば勝てたか」ではなく、「いかにして負けたか」の一点張り
・勝つためのヒントを探していく発想が皆無で、反省になっていない
・92年という制作年代もあるが、考証が古い。軍令部は大艦巨砲主義を素朴に信じていたわけではない
・視聴後、げんなりとする
・視聴後、日本人としての、明日へのやる気が湧いてこない
・国営放送として、アメリカにどうすれば勝てたか、を考証する勇気はないのか
一言で言うと、日本人がアメリカに対して持つ、ある種の劣等感を、ビデオ化したような作品。
過去のあやまちに学び、今後に活かそう、なんてことをビデオは言っているが、反省猿のような卑屈な編集方針こそが問題。
ただ1枚のDVDに1時間弱の収録であるから、1枚あたり3000円(オリジナルの値段では4000円近い)の費用はやはり高すぎると感じる。もっとこの様な内容のDVDをより多くの国民に観てもらい、嘗ての様な日本にならないことを反省してもらう材料とすることを目的とし、念頭に置くのであれば価格の点で少し考慮すべきであった。理由は公共放送の位置づけを与えられたNHKだからこそ作成できたDVDであると思うので、利益奔走に走るのは如何かと考える次第である。これは経済大国の傲慢さに警鐘を鳴らされているのであれば、自らも自省すべき事項と感じるからである。