まずポージング。今にも強力な拳を突き出しそうな構えで、顔付きもアニメ絵そのまま。顔がいいというのは結構フィギュアにとって大切ですよね。このフィギュアの顔は素晴らしいと思いますので顔の再現度を気にしている方がいたらそこは心配御無用だと思います。
そしてマフラーの躍動感とボリューム。結構な存在感があります。付け替えパーツのブーストパンチとパイルバンカーも主人公立花響のかっこよさを引き立ててます。
とても飾り映えのするフィギュアだと思います。
ここからは星を1つ減らした理由になります。
まず1つ目、頭に装着しているツノのようなものの片方、先端が波打ってしまっていました。このフィギュア、先端が鋭く尖っている部分が多く組み立て時等扱いには注意が必要です。開封の時点で波打っていたのでマイナス要素です。
2つ目に取り付けパーツの噛み合わせ不良。マフラーパーツの取り付け部の凸側が、バリが残ったような状態でそこを処理しないと取り付けられませんでした。更には台座の凸。右足は問題なく取り付けられましたが左足は台座の突起が足裏の穴にはまりませんでした。これは通常足パーツもパイルバンカー付き足パーツも両方ともです。明らかに台座側の突起が太いようでした。左足を固定できなくても本体自体は右足固定のみで自立しますが…。台座の突起をヤスリか何かで細くすればうまくはまるのかなと思います。
不満点はこの2点でした。あとは先述の通り取り扱い時注意なんですが、尖っている部分があるということだけでなくマフラーや装備等がABS(?)なので折れる可能性があります。パーツを付け替える際等注意しないとマフラーとパイルバンカーはポッキリ逝ってしまいそうです。
星は4つですが、『思いつきを数字で語れるものかよ!(劇中の響のセリフより)』です。