小さい章ごとのタイトルでもある「お題」に対し、三流のやり方、二流のやり方、超一流のやり方が一言で書いてあり、まるで大喜利のようで面白かったです。
例えば、休暇時の電話対応。
三流「休みなので」と断る (ウンウン、これ分かる)
二流「休みですが」と対応する (ウンウン、そこまではやるな)
超一流「仕事中です」とウソをつく(えーッ！そうくるかーっ(驚))
そんな風に盛り上がりながら、なんで、なんで？とページをめくっているうちに、読了してしまいました。
体を休め、メンタルを整えるためのやり方もなるほどと思うところが多かったです。
それと同時に、そんなことは、二流も三流もやっているよね、ということも。例えば入浴。同じ行為なのだけれど、超一流は毎日のルーティンでも「自発的、戦略的」に行い、
体は休んでも頭の中は停止させないのだそうです。
「ライフワークバランス」という言葉が浸透するに従って、私達は「休む」とは「仕事とは全く別な事をするもの」という固定観念が出来上がっているのだなと感じました。
著者のおススメは「ワークライフブレンド」という考え方。
人生に全ての面で最高のパフォーマンスを出すための休日ありかた、とのこと。
人生の目的と仕事の目的がリンクしてくると、超一流へ近づけるのかなと思い至らせる本でした。
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