X570 I AORUS PRO WIFI+Ryzen 7 3700Xとの組み合わせです。
PCを組み上げた当初、NZXT KRAKEN M22+Noctuaを試してみましたが、ケース内の水冷ホースの取り回しが悪い上に、ケース内が窒息気味になるのかさっぱり冷えませんでした。
しかも、しばらく使ってみると、PCの電源が突然落ちてしまう現象が時折起きていて頭を抱えていました。CPUID HWMonitorで観察してみたところ、CPU温度が稀に100℃を超えてしまうケースがあり、どうやら保護回路で電源を落としてしまっていたようです。ファンをNoctuaに換装してもCPUの温度が高く静粛性もイマイチだったため、NZXTの使用は諦め、しばらくの間、標準のWraith Prismを使うことにしました。
Wraith Prismは知り合いのケースを組み立てた時に試していたので、さほど煩い印象は無かったのですが、いざ自分で組み立ててみると、まぁ煩いの何のって(笑)、これは酷い。
試行錯誤の末、BIOSで、CPUコアの電圧を1.225V→1.000Vまで下げても問題なく安定稼働が確認できたので、クロックはそのままに、コア電圧は下げて使うことにしたところ、CPUのアイドル温度が50℃台もあったのが46℃まで下がり、Wraith Prismも静かになりました。
しばらくこの状態で満足していたのですが、もう少し改善できないものか??と今回、大手裏剣3と、be quiet! 120mm PWM SHADOW WINGS 2 プレミアムとを組み合わせることにしたのです。
その結果、色々と良い方向へ結果が出たので共有したいと思います。
まず、ヒートシンクがWraith Prismより大きくなっったことで、マザー全体を冷却できているようで、特にVRM周りの温度が平均で一気に15℃くらい下がりました。CPUファンの回転速度はアイドル時で780回転ほど。ここまで回転数が低いとほぼ無音状態です。
CPUのアイドル時の温度も43~44℃で推移しています。M.2を2基入れていますが、どちらも51℃くらいで安定するようになり、最初に組み立てた当初が65℃、ピーク時で80℃近くになっていたのが嘘のようです。M.2は、途中、長尾製作所のSS-M2S-HS01を背面に、SS-M2S-HS02のサイドレールを片方外したものを前面に組み込んで10℃くらい温度が下がりましたが、今回ヒートシンクとファンを大手裏剣3+be quiet!に換装したことで、さらに2~3℃下がっています。今はピーク時も2基ともに50度台で推移するようになっています。
おまけに、GPU(2060super)もアイドル時35℃だったものが33℃まで下がり、これは全般良好な仕上がりかなと言う感じです♪
当初心配していたVRM周りのカバーとの干渉も全く問題なく、このモデルで大丈夫ということは、B550のAORUSでも恐らく問題無いものと思います。この組み合わせにたどり着くまで結構大変でしたが、これなら夏本番でも大丈夫そうです。オススメですよ♪
ブランド | サイズ |
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メーカー | サイズ |
製品サイズ | 12.2 x 12.2 x 6.9 cm; 475 g |
商品モデル番号 | SCBSK-3000 |
メーカーにより製造中止になりました | いいえ |
商品の寸法 幅 × 高さ | 12.2 x 12.2 x 6.9 cm |
電圧 | 12 ボルト |
ワット数 | 95 W |
同梱バッテリー | いいえ |
商品の重量 | 475 g |