良い天気

ハロワからの帰りがけ。
あとは桜を迎え入れるだけ。本当に良い天気。

とりあえず最初に思い浮かべた言葉だけど、口にしておきながら、「『良い』天気って何やねん?」とふと疑問に思ったりする。
誰が決めたのか知らないけれど、否応なく変化せざるを得ない己の時々の状況に対して、『良い』『悪い』なんて抽象的な言葉・価値観が押しつけられている。カンカン照りにしようが、大雨ザーザーにしようが、そんなの私の勝手でしょう。いい迷惑だ、放っておいて欲しい。もし天気に意思があるとしたら、そんな感情を抱いているかもしれない。
しかしどう理屈をこねたって、きっと一般的大多数のヒトが下す結論は覆ったりしないだろう。良い天気は良い天気に決まっている、良い天気としか言いようがない。万が一、仮にも、この世の全員が『良い天気』というフレーズを一斉に忘れてしまったとしよう。そうであったとしても、『良い』という言葉が失われないのであれば、きっと誰かがまた『良い天気』という言葉を口にするに違いない。だって、良い天気は良い天気じゃないの。



・・・取り留めもなく思うままに書きはじめたら、変に肥大化してしまった。おかしなところで脱線して、そっちが本題みたいになってしまうのは自分の悪いくせだ。でも、これはこれで良い気もする。

本当はもっと別のことを書こうと思ってたけど、まあいいや。