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2012-02-09

Le Piano Vacheで演奏するRodolphe Raffalli

その昔、Marie Claire Japonという雑誌があった。ファッションコンシャスな輩はもちろん、たぶんフランス語を勉強していたりフランス文化が好きな人はこぞって読んでいたと思う。実際、学校の先生もこの雑誌を高く評価していたし、とにかく内容が濃くて、私も愛読していた。

さて、最近片付けWeekの一環として、この雑誌の処分に着手すべくページをパラパラめくっていたところ、国際ジャーナリストの肩書を持つドラ・トーザンDora Tauzin さん行きつけのカルチエ・ラタンのバーということで、Le Piano Vacheが紹介されているのを発見した。おお、あの場所か。

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その昔、ロドルフ・ラッファリ Rodolphe Raffalli観たさに赴いたら、夜中にブールー・フェレBoulou Ferreがやってきてセッションが始まり、大興奮したというあのお店だ。

パリでがっつり、マヌーシュ・スウィング

でもWebサイトをみたら、マヌーシュジャズの色がすっかり消えてしまって、ゴシックロックというジャンルに占拠されていた。宗旨替え? それとも今月たまたまゴシックロック月間にでもなったのか。もっとも、マヌーシュ・ジャズが聴けるお店は別にあるので、いいんだけれども、少し気になった。

Le Piano Vache, bar

ちなみに、あの動画サイトには、ル・ピアノ・ヴァッシュで演奏をするラッファリの映像がいくつかアップされている。とくに二番目の動画は、映像の捉え方にインパクトがあります。

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2012-02-08

Thomas DutroncがFRANCE 2に出演? 豪華なリハーサル風景

リハーサル風景を観るチャンスがあると、わくわくする。これから始まる本番への期待感からか。ただ、これを観る機会となると、なかなかないのが現状だ。そんななか、The Rosenberg Trioは、大変ソーシャルネットに対してまめなので、よくリハ映像などをアップしてくれて、感謝している。で、今回アップされていたのがこの映像だ。

Thomas Dutronc & Rosenberg Trio, Angelo, Romane - YouTube

コメント欄には、"Thomas Dutroncが出演するテレビ番組収録前のリハ風景"とある。映像を観ると、確かに、Thomas DUtroncにStochelo Rosenberg、Angelo DebarreにRomaneもいる。まさか、こんな豪華なメンバーで演奏しちゃったりするのだろうか。それともただ単に、楽屋でばったり出会ったのがこのメンツだった…わけないか。

ちょっと調べてみたら、放送は12月12日のFrance 2 "Vivement Dimanche"。テレビ番組がグローバルで楽しめるシステムがあればいいのにと、切に思う今日この頃。

2012-02-06

Incognito - Lowdown (feat. Chaka Khan, Mario Biondi & Stuart Zender)

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昔Incognitoを愛してやまなかった影響で、久々に動画をあさっていたら、これをみつけた。Mario BiondiにChaka Khanをフィーチャーするなんて、贅沢すぎる。

ビオンディのアルバムも愛聴しているが、こうやって改めて声を聴くと、大変色っぽいなぁ。チャカ・カーンは、今更その才能にふれるのは野暮というものだろう。

そして、同じくフィーチャーされている人として名を連ねているスチュワート・ゼンダーStuart Zenderってだれだろ…と調べてみたら、なんと、Jamiroquaiのオリジナルメンバーだったベーシストですって。ジャミロのベースサウンドってそれはそれは印象的なのだが、脱退したとは非常に残念だ。

さっそく、iTunesで買ってみようと思う。なぜって、繰り返し繰り返し聴くためにね。

2012-02-05

Jonas Bendiksen

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雑誌で見つけてちょっといいなぁと思った、Jonas Bendiksenの作品。宇宙廃棄物で遊ぶ、子供の写真だ。ファンタジーかと思いきや、実は危険なのに誰も気が付いていないという、悲しい風景である。

若手だけれども、今やマグナム・フォトの会長なんですね。

ジョナス・ベンディクセン

So leben wir

So leben wir

2012-02-04

ラテン化したジャンゴ・ラインハルトの名曲「黒い瞳Les Yeux Noirs」

先日、映画「ルビー&カンタン」で名前を認識したギタリスト、オレリアン・ブリAurelien Bouly。

Francis Veber映画とマヌーシュ・ジャズ - 空間Annex

この人が昨年出したアルバム"Latin Jazz Manouche Concept"がちょっとおもしろい。マヌーシュ・ジャズを演奏しているお仲間とともに、ラテン音楽をやってみよう!という感じなのだ。メンバーには、彼の別ユニットTarné SpilariのヴァイオリニストSharl Draganも入っている。

曲目は、ラテンジャズのラインナップに欠かせないDizzy Gillespieの"Tin Tin Deo"や、Tito Puenteの名曲"Oye como va"なども入っており、ラテン好きにはたまらない選曲だ。マンゲイラの名曲"Preciso me encontrar"では、カヴァキーニョも入っているあたり、工夫を感じる。ラテン・ジャズはパーカッションに魅力で聴くものが多いので、ちょっとその部分が弱いかなぁなんて感じる部分もあるが、少なくとも安易なアレンジではなく、彼なりに考えた「ラテン化」の試みなんだと思う。もしや、ブエナビスタ・ソシアルクラブの世界とジャンゴの世界は、案外どこかでつながっているのだろうか。

マヌーシュ・ジャズ好きが試すべきは、このアルバムに入っている"Belleville"と"Les Yeux Noirs"じゃないかと思う。"Les Yeux Noirs"は、よい具合にメレンゲになっている。ほんのちょっぴりリズムの取り方が変わっただけで、不思議なものだ。これがサルサクラブでかかっていても、みんな違和感なく踊るのではないかしら。

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グロテスク(桐野夏生)

グロテスク〈上〉 (文春文庫)

グロテスク〈上〉 (文春文庫)

グロテスク〈下〉 (文春文庫)

グロテスク〈下〉 (文春文庫)

この世のものとは思えないほどの絶世の美女ユリコを妹に持つ姉と、その姉にかかわる人々の人としての卑しさがこれでもかという感じで書かれている本。姉の同級生和恵は明らかに、あの、「東電OL殺人事件」をモチーフにしていたり、やはり同級生のミツルは、明らかに、あの、カルト宗教団体に入信していた人々のプロフィールだったりと、当時の世相を反映していて面白い。彼らが育ったというQ女子高(まあモチーフもうっすらわかる)の、下からと途中からの厳然たる差別というのも、よくわかる。

それにしても、人というのは、そこまで自分の変化に鈍感でいられるものだろうか。昼間は大手企業会社員、夜は娼婦として身を持ち崩していく和恵に、心からぞっとした…。

2012-02-01

なぜジャンゴの動画がここに?

フランスが好きでも、ジャンゴ・ラインハルトの音楽、あるいはマヌーシュ・ジャズを知っているとは限らない。私は、やはりこの音楽の名手がたくさんいるというアルザスはストラスブールにいたことがあるが、当時はまったくその存在に気がつかなかった。そして、フランス文化のプロである(先生、ざっくりとした表現でごめんなさい)我が師匠も、毎年パリに通っていらっしゃるのに、この音楽を知らなかったそうだ。そのお方もすっかりジャンゴ・ラインハルトがお気に召したようで、マヌーシュ・ジャズ関連情報を気にしているようだ。

さて、その先生から、こんな情報が来た。

「ル・モンドのWebサイトにジャンゴの動画が載っているの!」

それ自体は不思議ではない。1月23日はジャンゴの誕生日だし、それに関連付けて話題があっても不思議はない。不思議なのは、その動画が掲載された記事が少しもジャンゴと関係ない、ということなのだ。

何の記事って? 全豪オープンでジョゴビッチがナダルを打ち負かした、という記事。

Open d’Australie : Djokovic terrasse Nadal au bout du suspense | Balle de break

うーん。理解に苦しむ。記事をみたけれども、ジャンゴはもちろん、この動画で演奏されているブラジルに関連する情報すらないのだ。もしかして、実は親戚とか? まさかね。それとも、DjangoとDjokovicでスペルが似ているから、動画が選ばれてしまったのか?

まあ、この動画の素材になっているジャンゴのイラストがけっこうおしゃれだったりするので、これはこれでいっか…。

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2012-01-31

ユージュアル・サスペクツ

1995年、米、ブライアン・シンガー監督、The usual Suspects

伝説の悪党、カイザー・ソゼに翻弄される、5人の男の話。冒頭部分はちょっとまったりしているが、最後の謎解き部分がするすると糸がほどけていくようにわかっているのが気持ちいい。

ただ、なんだか急に途中から犯人がわかってしまったような気がした。わかったというよりも、昔観たときのことを思い出したというか。米国映画らしからぬ、いいサスペンス映画だと思う。

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2012-01-29

年の瀬に行われるジャンゴフェスinイタリア。Pennabilli Django Festival

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ペンナビッリという、北イタリアはマルケ州の一都市にて、ジャンゴ・フェスが行われていたのを知った。その名は通称「ペンナビッリ・ジャンゴ・フェスティヴァル」という。マヌーシュ・ジャズ系の音楽が好きな人には、ある種のにおいがする名前ではないか。

出演者で私でもわかるのは、今回Trans Europe Trioというグループ名のギターを担当しているクリスチャン・エスクーデChristian Escoudéと、ヨルギ・ロフラーYourgui Loefflerくらいか。でも、ショウケースみたいな形で、全出演者のハイライトを映した映像がアップされていた。

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ペンナビッリにある複数のジャズクラブやカフェ、ホールなどの会場で行われるようなのだが、どの会場もお客さんとミュージシャンの距離が近くて、うらやましい。二日目の映像で、Yorgui Loefflerが一瞬弾く「熊蜂の飛行」がとても印象に残った。

ところで、今回このフェスティヴァルが開催されたのは、12/28-30という、クリスマスが終わり、新年に向けた準備が行われる、大変忙しい時期にみえる。この時期を忙しいと認識するのは、日本だけなのかなぁ。でも日本では、冬休みの期間なので、普通に仕事をしていても、行こうと思えば非常に行きやすいフェスである、ともいえそうだ。

Pennabilli Django Festival | Festival Internazionale di Musica Jazz Manouche di Pennabilli, 28-29-30 dicembre 2011