2012-02-04
ラテン化したジャンゴ・ラインハルトの名曲「黒い瞳Les Yeux Noirs」
先日、映画「ルビー&カンタン」で名前を認識したギタリスト、オレリアン・ブリAurelien Bouly。
Francis Veber映画とマヌーシュ・ジャズ - 空間Annex
この人が昨年出したアルバム"Latin Jazz Manouche Concept"がちょっとおもしろい。マヌーシュ・ジャズを演奏しているお仲間とともに、ラテン音楽をやってみよう!という感じなのだ。メンバーには、彼の別ユニットTarné SpilariのヴァイオリニストSharl Draganも入っている。
曲目は、ラテンジャズのラインナップに欠かせないDizzy Gillespieの"Tin Tin Deo"や、Tito Puenteの名曲"Oye como va"なども入っており、ラテン好きにはたまらない選曲だ。マンゲイラの名曲"Preciso me encontrar"では、カヴァキーニョも入っているあたり、工夫を感じる。ラテン・ジャズはパーカッションに魅力で聴くものが多いので、ちょっとその部分が弱いかなぁなんて感じる部分もあるが、少なくとも安易なアレンジではなく、彼なりに考えた「ラテン化」の試みなんだと思う。もしや、ブエナビスタ・ソシアルクラブの世界とジャンゴの世界は、案外どこかでつながっているのだろうか。
マヌーシュ・ジャズ好きが試すべきは、このアルバムに入っている"Belleville"と"Les Yeux Noirs"じゃないかと思う。"Les Yeux Noirs"は、よい具合にメレンゲになっている。ほんのちょっぴりリズムの取り方が変わっただけで、不思議なものだ。これがサルサクラブでかかっていても、みんな違和感なく踊るのではないかしら。
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この世のものとは思えないほどの絶世の美女ユリコを妹に持つ姉と、その姉にかかわる人々の人としての卑しさがこれでもかという感じで書かれている本。姉の同級生和恵は明らかに、あの、「東電OL殺人事件」をモチーフにしていたり、やはり同級生のミツルは、明らかに、あの、カルト宗教団体に入信していた人々のプロフィールだったりと、当時の世相を反映していて面白い。彼らが育ったというQ女子高(まあモチーフもうっすらわかる)の、下からと途中からの厳然たる差別というのも、よくわかる。
それにしても、人というのは、そこまで自分の変化に鈍感でいられるものだろうか。昼間は大手企業会社員、夜は娼婦として身を持ち崩していく和恵に、心からぞっとした…。









