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2004-03-30  うたがだいすき。

[] 太陽よ、新奇なる空気よ。  太陽よ、新奇なる空気よ。を含むブックマーク

『SUN!NEO!AIR!』-スネオヘアー。スネオのインディーズ時代の最初の音源。

徹底的に内向的な自作自演屋、といった感じかな。声が今以上に華がなく、音像自体細々としてるつか狭いつか。光るものがあるのは確かだけど、その光を十分に見せられてない印象はある。ポップさと内向性のバランスも悪い。ここからどうやってメジャーの作風に辿りついたのか、その変遷は気になるところではある。

[] デフレよ、ひとの消費の歓びよ。  デフレよ、ひとの消費の歓びよ。を含むブックマーク

レコファンロケットにての消費メモ。面倒なのでAmazonリンクははらない。

『One Way』-AIRCCCDマキシ。新古200円。カップリングの「春秋」目当てだけど、これはなかなか良い曲だった。One Wayとセットで聴くとオツ。因みに「春秋」、楽々とリッピングできてしまいました。

『sheep』-山崎まさよし。『Heaven's Kitchen』-Bonnie Pink。『Topics』-MY LITTLE LOVER。各々250円だったので購入。デフレてほんとですね。レコファン池袋店には魔物が棲んでいる。その他同店で『OrangeBlue』-COIL。1000円。『Karaokejack』-石野卓球。1100円。在庫過多なのかどうか相場無視だなぁこれ。

『Welcome Morning』-chappie。シングルを発掘200円。3曲全てpal@popが手がけてる。けどやっぱり表題曲だね。因みにアルバムヴァージョンと違い作りこみ過ぎて逆にちょっと外してしまってる感はある。イトは解るんだけどもさぁ、おもちゃのちゃちゃちゃ。いや、川本真琴の「だいすき」以外飛び道具は要らないでしょ。ちゃちゃちゃ。


『45℃』-堂島孝平。マキシ200円。これはアルバムヴァージョンよりサウンドのキレが良いと思う。デモテイクと本テイクの違いでバンドの地力が理解るのも面白い。GO-GO KING RECORDERSの存在がなければ堂島クンも『黄昏エスプレッソ』の時期を境に落ち込んでいったのではないだろうか。逆に100式というバンドを従えてマンネリ感を増した某中村クンとはなんだか対極。まぁスタイル違うんで何とも言えないけど(なら言うな)。

『Everyday At The Bus Stop』-Tommy february6。やっぱ「苺畑の二人のイエスタディ」ことStrawberry Switchbladeのカバーでしょ。左右に行き交う電子音、好き勝手カヴァートミーの原点がある。

『Wallaby』『Baby Blue』-Hysteric Blue。各250円。「Dear」と「春〜Spring」が聴きたかった。今聴くと音がなんかなよちいと言うか軽いつか。ポップさてのを狙ってるのかもしれないけど、リズム隊の存在感が余りに希薄。ライヴ音源よりCD音源の方がぶ厚く聞こえるんだものさ。ジュディマリは勿論のこと、アレンジでプリプリやLINDBERGをなんとなく思い出しました、とさ。成る程、途中で自己表現とのギャップに迷走してかどうか活動休止した理由も理解らないでもない。おまけになおきは逮捕されるし。けど世間が愛想つかせても、僕は「春」が好きですよ。

2004-03-29 Day after 80’s.

[] 聞こえる。  聞こえる。を含むブックマーク

http://d.hatena.ne.jp/ykurihara/20040329#1080487280

80年生まれで85年近辺生まれの現役10代とはまた別のベクトル文化的断層を何処か抱えてるわたくしめではありますが。

さておき一番反応したのはやっぱりここ。「車谷浩司が元BAKUであることは知っているのに、スパイラル・ライフのメンバーだったことは知らなかったりする。」えー。えー。ところでこの人達てAIRが車谷だって知ってるんだろうか、なんて瑣末なことを考えてみたりして。つかAIRは聴かないんだろうな……。

85年前後生まれ、てことは高校生から大学前半くらい、てとこだけど、遅れてきた世代であるとこの僕がSpiral Life知ったのは高2。L⇔Rとの繋がりがあるてのと聴いてた富澤一誠のFM番組経由で気になって借りたのが解散の1年後。AIRとかSCUDELIA ELECTROの関係性を知ったのは更にちょっと後。そんなこんなでスパイラルを軸に未来に向かってマイペース聴いてたから、BAKUなんて固有名詞には辿り付かなかったのか。BAKUを聴いたのはその2年後。はっきり言ってたまに聞える車谷の声とギターを聴くために買ったよなものだ。谷口宗一の声は余り好きじゃない。

因みにフリッパーズギターを聴いたのも大学入ってから。コーネリアス高校の頃にちょこと聴いてたけど当時は中学の頃全盛だったオザケンとの関係なんて露知らずだったし、渋谷系なんてことばも基本的にはピチカートファイブに与えられた称号だと思ってた。(そもそも僕が本格的にJ-POPにはまる頃にはとっくに過去の遺物だった訳だし。)

92年頃、てとビーイングと頑張れロックの全盛で、TKが全盛期の一歩手前。ミスチルスピッツマイラバ等のJ-POP組のブレイクを直後に控えている。ご多分に漏れず無知な中学生だった僕はその辺りの音楽にまずのめり込んだんだとさ。CMタイアップやらカウントダウン番組の隆盛やらが始まった時期でもある。ミリオンミリオン騒がれたのもこの時期。そう考えるとこの時期に音楽に対して意識的になった世代てのは、情報として音楽を消費することを予め自然に体得できた世代なのかもしれない。つまり一番売れてる音楽ていう情報を追い、カラオケで消費する、という行動パタンがポップスを聞く、という行為に自然と取り込まれてたのではないか、て感じ?(ちょっと前のバンドブーム世代からカタログ化は始まっていたとは言え、それは「流行を追う」という文脈より「好みのBGMを選択する」という文脈に重きを置いてたのでは、と仮定。)

そう考えると「過去の音楽に遡る」て行為を、結局その「遡る」という行為自体が流行にならない限り、選択し難いそんな風土がJ-POPバブルの初期に出来あがっていたのではないか。だから「80年代回帰」と聞けば、別段80年代にその音楽を聞いてた訳ではないのにピンポイントにそれのみを聞く。その際、自分がリアルタイムに聴いてた90年代前半の音楽は彼等の意識からはスキップされるし、まして80年代音楽90年代音楽の繋がりを掘りだそう、て欲求も余り起きないのかもしれない。だって見えるの数字と売上とカラオケボックスの画面でスクロールする歌詞くらいなのもので、情報量はそれだけで飽和ぎみ、そんなじゃ繋がりなんてなかなか見えて来ないものさ。

そして、それはたぶん、自分達が追いかけてた90年代前半のJ-POPが空虚だったことをその世代が自己反省しつつ、その時代音楽には何の可能性もない、と思い込み諦めてるからかもしれない。90年初期の音楽文化ではなく、80年代後半の音楽文化である、という一種の偏見。けど、きっと80年代をリアルタイムに聞いてた方々は、80年代音楽だって立派な紛い物だった、と言い放つんだろうなぁなぁ。とかとか。つか90年代前半の音楽自体、80年代音楽の残滓から生まれてるんじゃないか。的。


つまりは単純に結局のところ、10代の80年代ブームて90年代に生きた自分達へのコンプレックスの産物だったりして。なんて思わなくもないそんな感じでありまして。実際BAKUよりスパイラルの方が美しい偽者だと思うんだけどもなぁ……。わかったよなありふれたこと書きながら、結局言いたいのはこのひとことだけだったりして。聴いてよ、スパイラル

[] 大丈夫かなメモライズ 大丈夫かなメモライズ。を含むブックマーク

上掲記事に関連してぷちめも。サブカル知識(60〜80年代知識)の豊富な10代(や20代)について。

情報を)引き出す側にとってはどうか。もっとも重要なのは、引き出す側にとっては情報が蓄積された順番や時系列的関係が存在しないことだ。検索というのは情報をヒットした順番にソートしてフラットに表示するテクノロジーだ。情報間の関係や序列はそこでは一義的には分からないようになっている。むろん後追いで色々調べたり確かめたりすることは出来るのだけど、それこそが問題で、つまり検索結果はそれだけで一つの歴史や物語を作ることが出来る情報であるわけだ。パリの旅行者にとってミシュランに載らないレストランが存在しないのと同じ意味で、検索結果にない情報歴史の一部を構成しない。

http://www.socion.net/soul/index.php?itemid=311

データベース(データとしての知識の集積+消費+物語化)と時系列の関係。図書館に通う木下先生の話を引き合いにだした室井さんの話をふと思い出したり(つまりデータが「身につく」ためには時間、更には時間に付随する身体感覚=苦労が必要、という話だったと漠然と記憶。)、「面白いけど歴史性がない」と僕の初期レポートをばさり斬ったベルントのコメントを思い出したり。

そんなこと(歴史性)に関してさまざま言われたから僕はわざわざ70年代以降のJ-POPの流れを余り面白いとは思えない(けど「使える」)宮台読みながらお勉強した訳ですよ。

ここから「情報(知識)の知恵化のプロセス」というテーマに絡めたらちょっと面白いかも、と思ったけど、思うだけで保留。

もひとつ思うのは「無視された情報の行方」という観点か。情報を切り取り再構成することを関心事として扱うデジタル文化の側面を見事に表す現象とは思うけどやはり関心は、無視された情報の持つフラジリティ。これも保留です。時間ないのてイヤですね。

2004-03-24  ねぇ、笑ってる?

[] 「いつだって/素直になりたい/ほんとは。」(サンキュマイガール)  「いつだって/素直になりたい/ほんとは。」(サンキュマイガール)を含むブックマーク

という訳で焼いてみたくるりマイベストCDがパワープレイ中。やっぱ下手にプログレ的なことやったり音響的なことやったりするより、「歌モノのポップス」[(c)車谷浩司]やった方がずっと岸田繁は素敵。つかあれだけのソングライティング力持ってて変化球投げるの勿体無いてばさ。そこへ来るとやっぱり『アンテナ』は直球と変化球の投げ分けがイマイチというか……。

確かにキレある変化球投げれるようになった、てのは次の登板機会に大きな期待持てる訳だけども。結論。最高傑作にはまだ早すぎる。限界なんてこんなもんじゃない。こんなんじゃない。

[] 「元々天体観測タイトルでした」。  「元々天体観測てタイトルでした」。を含むブックマーク

『回転銀河(1)(2)』-海野つなみ。少女マンガコーナには異色な各既刊の緑と青のカヴァーデザインに惹かれ、作家自体知ってたのもあり半ばジャケ買い。

中身は「だからぁ連作には弱いんだってば!」と言いたくなるそんなこんなな形式の学園恋愛モノ。モチーフは少女マンガやFeelYOUNG系で使いまわされきったモノだけども、それを狙った感じなく自然に描けてしまってるところがかなり好感。

以前93年作品である『ロマンスのたまご』を読んだとき感じた「少女マンガ作家にしてはセンがしっかりしすぎてるかな。」という特徴も、もっと上の読者層をターゲットにし、少女マンガとヤング誌の中間項を狙った印象を受ける今作では(画力の安定もあってか)かなりしっくり馴染んでる。物語も少女マンガフォーマットに窮屈に収まってた旧作よりずっとのびやか。キャラも魅力的。ちょっと良いモノ見つけてしまったなぁ、と思ったのでありましたとさ。ただ、ネタが出尽くしてきたとこでこのさきどう続くかちょっと未知数だけに全体的な評価は保留。てとこで。

2004-03-18  ずっと・沸騰。

[] pop@life.  pop@life.を含むブックマーク

3月はリリースラッシュの季節。レコ社決算最後の悪あがきかどうかはさておき、誰それがベスト盤出すとか最高傑作出すとか80年代リスペクトとかそんなお話だらけですね。やれやれ踊らされてたまるかてんだ。そんなで残業続きの鬱憤晴らしとばかりにタワレコで半ば勢いで7000円使ったのは誰だ?いやぁねオトナって。つか、リーマンて。


『Tommy Airline』-Tommy february6

ギリギリ確信犯な一流のB級ポップス。最早代名詞なチープでクールでフェイクな赤メガネとジャケットワークと80年代サウンド。安っぽさと奥深さの同居。音がマイナーだろうがM7thだろうが切なかろうがいなたかろうが軽妙だろうが関係なくアタマの悪い歌詞を連呼する確信犯

1stのような衝撃はないけど、流石に2度目だけあって音は1枚目より練られてるかな。確信犯具合が確実に増してる。しかしこれ、またやるとなると流石に飽きられないかな?いや、買うけどね、絶対。所謂「アイドルポップス」が停滞する中で、このポジションて貴重じゃなかろうか。巧い隙間市場を見つけたモノだわ。川瀬智子、案外就職したら面白いプランナーになってたかもしれない。


『First Beginning』-堂島孝平

ますますシティポップへの傾倒を魅せる堂島クンの移籍後初アルバム、てか。ポップであることの幸福、幸福であることのポップさ。なんとなくカラリとした印象を受け、個人的にはもう少しウェットさがあっても良かった気するけど、通して聴いたときの爽快感は確実に前作を上回ってる。これからが実に楽しみ。これで王道、て言葉覚えたら、ちょっとそろそろ金字塔打ち立ててもおかしくないんじゃないか?て感じはある。楽しみ。


既視(聴)感を巧みに用いて「一流な非A級ポップス」を演ろうとしてる点では両者共通か?堂島孝平の場合はトミーほど突き抜けてはないつか、優等生な音つか、そんな感じがするのだけども。

ともあれ、小難しくなんとなく音響的でミニマムな音素材をループさせて意味ありげな抽象的な歌詞と耳障りの良い断片的メロの連呼で最高傑作だ、と言わせようとする系とか、ギター歪ませてじゃらーんてやって若気の至り連呼する系な「アーチスト」がもてはやされぎみな気がしなくもない昨今で(決して特定のモデルはいない)彼らのように真正面に「ポップスであること」と向き合う音楽屋てのは物凄い貴重だと思う。クリエータ魂、てそゆとこに宿る気するわな最終的には。神は細部に宿る、じゃないけど。ともかく余計なお題目重ねる暇あったら、良いモノ造りやがれ、と(僕が)。

[] reality@NANA.  reality@NANA.を含むブックマーク

ところでふと妄想してみたんだけど、同発決定という設定の、NANAのブラストのデビューシングルとトラネスのシングル、CCCDなんだろうか。トラネスの場合、何となく軽薄なくせに音にはうるさいからCDで出しそうだ。リスナは余り拘らなさそう。逆にブラストの場合はファンは嫌がりそうだけどナナはどうでもいい、と関知せずヤスはヤスで法律家としての見地と政治的なアレでオトナな反応して流してしまいそう。シンも無関知でノブはそれどこではない。で、結局CCCDで発売決定。と。

あくまで妄想ね。ナナの出世欲みたいなのがどうも今の時代にそぐわないつか、「パンクスのくせにドームで演りたがるなよ」とか言いたくなるてこととかも余り気にしない方が良い。つか気にするべきではない。何せ何度も言うけど、少女マンガにリアリティを持ち込む必要性なんて別段ありはしないのだ。

2004-03-17  輪廻の果てで書き下ろす。

[] Seven blue cars.  Seven blue cars.を含むブックマーク

『青い車』-よしもとよしとも

何これ?無茶苦茶良いじゃんか。成る程、「『青い車』はフィッシュマンズである」、というComicHでのコピーは案外、よく言ったモノかもしれない。(まぁオザケン使われてるてんであからさまに渋谷系な匂いはする訳だけども。)

ともあれ、作者の画風のせいもあるけど、この共通項と差異を微妙に与えながら違った風景を描くという一種の連作という手法は(某所を引き合いに出すまでもなく)大好きだったりする。何よりポピュラー音楽へのリスペクトの仕方つのがツボですね。個人的にはね。僕がマンガ描いたらたぶんこゆの描こうと思うと思う。描かないけど、つか、描けないけど。


『君の歌がある』-いくえみ稜。

アオハルなり。いや1巻昔買って、ピンてこなくてほっぽっておいたのだけど、いくつか短編を読んでから帰ってきたら、良作ではないか、と。2、3巻まとめて購入。

紡木ほど痛くはなく切実でもなく、物語として安定しつつ、儚さといなたさは併せ持つ。この絵柄の頃のいくえみは結構好きかもしれない。まぁ正直「つくってる」て印象は拭えないのだけどもさ。別にリアリズムを追求する必要なんてモノはないのだ少女マンガメディアにおいては。


『『NANA(10)』-矢沢あい

何これ?て感じで予想通りだけどそれてどうなのつーかなんつか。ところが食傷し始めた頃にまた禁じ手使って物語に息を葺き替えさせてしまう作家だからなぁ矢沢て。けど果たしてそこに期待して良いものか……むー……。

つか、何度も言うけど、僕は大崎ナナの「狂気」の今後を目撃できればそれで良いのよ。奈々なんてナナの狂気描くための狂言師に過ぎない、てのが僕の解釈ね。たぶん周囲は、つか特に女性はそうは思わないんだろうけどもさ。まぁそれはいいや。

なんて書いたら今寮の廊下で思い切りタンブラー落として割ってしまった。なんだか虚ろに笑ってしまったよ。はっは。

2004-03-16  君が見てる/君はいない/僕もいない。

[] 今更外向的なポップス連発でも困るんだけどね。  今更外向的なポップス連発でも困るんだけどね。を含むブックマーク

『アンテナ』-くるり

期待値には遥か届かず。ととりあえず言ってしまえ。

まず、初回特典のくるり御籤は名作。このギリギリなセンス、キシダンの服部パロディなんてメじゃないね。

音もこれくらいあざとければよかったんだけどなぁ……。悪くはないので買う価値はあると思うし、繰り返せば味が出る系のアルバムとは思う。けどさ、ロックンロールをパイロットにして出す盤だぜ、そゆ期待するじゃんかー。

因みにそゆ「流れ」で考えると「ワンゲル」→「ばら花」→『Team Rock』とか「東京」→「虹」→『さよならストレンジャー』て一種の奇跡だったんよな。逆のパタンとしては「ワールズエンド」→『The World is mine』。とにかくここいらで王道に溢れた金字塔を1個打ち立てて欲しかっただけに、残念でならない。良いんだよ、良いんだけど、このタイミングで出す盤か?と。

とか言いつつこのメロウさはやっぱり嫌いになれない……あーどっちだよ……白い息は道しるべにもなりゃしない。つかもぅ、白い息も終わる季節すぐそこなんだよな。

[] 今更歌詞でテキスト論なんて読めたものじゃないよね。  今更歌詞でテキスト論なんて読めたものじゃないよね。を含むブックマーク

「さよならまた明日言わなきゃいけないな、言わなきゃいけないな。」……とここらの大好きなフレーズをく口づさみながら歌詞カード見つつ聴いててふと思ったのだよ。

くるりの新譜にはなんでか歌詞の英訳が別添でついてくるのだけど、それをぼんやり眺めてたらこの部分、こうなってた。

So long, see you tomorrow/Which I have to say.

訳すと「じゃぁね、また明日、それが僕の言わなきゃいけない言葉さ。」て感じ?

で、ここでふと気付くのですよ。大好きだと言って憚らないこの曲の歌詞、思い切り誤読してたてことに。ぉーぃぇ。 つまり、ずっと僕はこうだと思ってた。「<さよなら、また明日。>言わなきゃいけないな。」でなく「<さよなら。>また明日、言わなきゃいけないな。」

似てるよでニュアンスが全然違う。英詞が岸田繁の歌詞の意味づけに則ったものと仮定するなら、岸田は「明日逢える予定のひとに対し<さよなら、また明日。>と言う」て刹那的な感情を暗に歌ってることになる。そこには<明日には逢える>てキボウが前提としてある。

この解釈に則り全体を俯瞰するとこの曲は成る程面白い解釈ができたりする。「本当の優しさがあれば全てを失える」と言う「僕」は結局「さよならまた明日。」と言って、明日への約束をしてしまう訳ですな。歌詞の流れから「全て」てのが「あなた」を含むことは明らかなわけで、これは僕の内面と実際の言動の矛盾を意味する訳ですよ。失ったのにさよならを明日言える訳ないじゃん。つまり、これは「葛藤の歌」てことになる。

ところが僕の誤読によると解釈は180度変わってくる。これは「さよなら」を再びもう一度、明日という日に言わなきゃいけない、てことを意味する。そうすると「全てを失える」という歌詞<内面>と言動との整合性がとれる。ふたりにとって今日は最期の邂逅な訳で、僕はそれを(「あなた」はどうだか知らないけど)強く覚悟している。それは「僕」が過去に経験した「幾つかの別離の言葉」を脳裏によぎらせ、「僕」の気分をそっとブルーにしてく。今日という日、グライダーが翔ぶ空に適わぬキボウを描きながらも、明日、「僕」は「全て」を失う。この生命観と虚無感のギャップ、更に言うと失い続けた過去と現在の繋がり(輪廻感?)がこの曲のキモだ、と思ってた。これは「決意」の歌なんだ、と。ロケオンジャポン風に言うなら「旅立ちの歌」。

さて、どちらが正しいのだろう?て考えると結局答えはない、つかどうでもいいようなモノに思えてくる訳で。結局この「決意」と「葛藤」を分かつものて実に曖昧なんじゃないか、と思う訳で。例えば8の字に翔ぶグライダーを見ただけで、「僕」のとる行動は全く変わってくるかもしれない。つまりはそゆことだろう。或いは、この両方の間に揺れる主体をこの緩やかに心地よい8ビートの中に岸田が確信犯的に含んだのかもしれない。実際くるりの曲の中で「自己矛盾」てのはひとつの主題て気もしなくもない。100個ある理由が数分後には何一つない、に変わってる。歌詞に意味づけなんて不要かもしれないけど、この<曖昧さ>つかフラジリティみたいなものには大きな意味があるよな気がしてならない。

実際さ、何が正解か、なんて今でも理解ってないんだよ。たとえ、それがただしいんだ、て思ってても。理解ってるのは、僕が間違っている、という事実。間違ってたでもなく、間違うだろう、でもなく「間違ってる」。意味は現在形に宿るし、それ以上でもそれ以下でもない。て誰か言ってた。誰だろう?

2004-03-14  過飾症の君と虚言症の僕。

[] なんとなく二次創作。  なんとなく二次創作。を含むブックマーク

二次創作系少女マンガ2冊読了。『インストール』-みづき水脈 と『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd (1)』-林ふみの。原作を殆どまんまなぞった前者と、原作のゲーム版(のスジはよく知らないのだけども)を裏話的に語るという後者で、対照的な組み合わせ。

前者は完全に映画宣伝目的、なのかは知らないけど紹介本の域をでていない。多少のアレンジはあるのだけど、結局は原作の文章の持つ色気とか殆ど消え去ってしまってる。つか原作をなぞった文章が説明的に聞え説得力が失せてる。描くなら別物と割り切って描かないとつまらないだけだろー、と思わなくはない。これだったら「成長する思春期」という同テーマを描くパラキスでも読んだ方が100倍色気あるし、フィクションとして説得力があるさね。

後者はと言うとどこそこで言われてるよに同人的な色合いから抜け出てない。けど隙間隙間に、ちょっと唸らせるシーンがあって、そこそこ読ませてくれる感じ。これが破綻なく長く続いたらそれなりの愉しみは与えてくれそうだ。もっとも、その「それなり」感を超えてくれるだろうか、とかなんとか考えてみると、貞本エヴァを読んだときのようなあの独特な手触りがないことに思い当たって、一抹の寂しさが。


つまり総括して思うのだけど、それはアリなのか?て思うギリギリの境界線を前後して結局作品をモノにしてしまう実力が二次創作には必須なのかもしれない。て当たり前な話か。キシダンによる『服部のパロディなんてそんなギリギリ感に溢れててコンビニでポスターみてて楽しいすな。ただ成功してるかどうか、て観点からすると、あれは完全に確信犯で余りに付きぬけてやっちゃってるがためにむしろ反則、て気はしなくもない。やるなら車谷のよに「自己表現やってるんだぜー」て文脈でやってくれないとおもひろくないんです僕の好みからすれば。その辺りは、南Q太やまだないとを「岡崎フォロワー的」な扱いで評する大塚英志への反論としてとっておこう。他人が切開いた道を自分の道として闊歩するのは、時として自分で道を切り開くより、ずっとキツく難しいことだってことも、大いに有りうる、そんな気がするのですよ。結局のところ。

[] でっかいこと言ってみようか。  でっかいこと言ってみようか。を含むブックマーク

二次創作、で思い出したけど、マンガ原作とアニメ、とかマンガ原作や小説原作と映画、とかの関係性もこの「ギリギリのとこでモノにしてるか感」という観点からしても全く同じことだったりする。そんな訳で『ジョゼ』の話。

ジョゼと虎と魚たち』の原作を書店で立ち読んだのだけど(田辺聖子原作)ここでひとつ思い当たったことがあった。正直個人的に小説版は好みではないので、とかいう話はおいとく。けど、好みでない、という理由がそこにある、という気もしなくもない。

余り言うとネタバレになるので多くは言いたくないけど(つかジョゼはくるり好きと池脇好きかっこ笑いには絶対見て欲しい)実のトコ基本的なスタンスてのはこの2作品真逆なんである。つまり小説版は生の中にシ(終わり)を想い、映画版はシ(終わり)の中に生を見出しているて点において。そしてどちらが「生」を強調してるかて言ったら後者だったりするんだよな。僕にとってみれば。そして大事なのは、あからさまにシを強調し過ぎないことが逆に寂寥感や虚無感を強調するという事実。そしてその虚無感が今度は生命感を強調するという事実。あー巧く言えない。頭悪いよなぁ。

とにかく全く裏返しのことやりながら鮮やかさにおいて映画版は小説版を遥かに優ってる。同じことは同じ犬童一心監督池脇千鶴主演の『金髪の草原』(大島弓子原作)にも言える。虚無感と生命感の同居、ての?全ての鍵はそれなのよ。て思うのよ。映画に限った話でなく、パクリでもそうだと思うのよ。理由は大体100個くらいあって……ひとつめは……

2004-03-08  i thought we could...

[] 遠い昔のことさ……。  遠い昔のことさ……。を含むブックマーク

浜崎あゆみ代々木第一体育館。

から徒歩3分の会場で行われたライヴいきました。the pillowsSHIBUYA-AX

ピロウズは1年前メガネを壊したブリッツ以来。いやー相変わらずアツイライヴですな。スクデリアは必ずまったりする時間挟んで盛り上がるのだけども、常に直球だからなこやつら。疲れるのなんのて。

というとこなのだけども、客の盛り上がりの質が去年と若干違った気がした。客層弱冠変わったか?前はもっとオトコクサイ(女性が少ない、という意味ではなく)感じだった気がしなくもない。MCで合いの手入れる人間も余りいなかった気する。MCが前回と違いおちゃらけてたてのもあると思うけど……。んー。なんか盛り上がりはしたものの、もっと轟音と緊密な盛り上がりが良かったなぁ。大合唱とか、別に嫌いじゃないんだけども、流石に殆どの曲そうなると辟易するわな。今度ハコ変えて、川崎チッタとか熊谷VOGUEとか試してみようかなぁ。とかちょっと思ったり。……あーオトコクサイライヴ行きたい。

あ、余りライヴ本体について触れてないな。演奏の安定感は抜群で重いリズム隊に重なる轟音ギターにさわおのシャウトに前列のモッシュ、とそれはもぅ充実の内容ではありました。個人的にはも新曲よりもっとまたりな名曲演って欲しかったのだけども。川崎でやったて噂のIce Pick、聴きたかった……そんなでベストアクトは「昇らない太陽」と何時も何時もこう言ってる気するけど「Can you feel !?」で。

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axs. (20040504--)