ムシウタbug 8th.夢架ける銀蝶

ムシウタbug  8th.夢架ける銀蝶 (角川スニーカー文庫)

ムシウタbug 8th.夢架ける銀蝶 (角川スニーカー文庫)

読了。

"虫" とは何か。
その真実を探り当てるのは、亜梨子ではない。
他の誰かでいい。
いつか先の出来事でいい。
亜梨子はそのための――道を創ろう。
「夢の続きの、その先で――いっしょに待ちましょう」

大喰いを倒し虫憑きの未来を拓くため、亜梨子は一号指定の怪物たちをひとつに纏め上げた。リナ、ハルキヨ、かっこう――モルフォチョウ。流星群が降り注ぐなか、亜梨子と大助の最後の戦いが始まった……。


切なさ大爆発。
終わってしまった最終決戦、bug シリーズ最終巻。ムシウタ本領発揮です。それぞれの想いが、繋がり絡まり縒り集まり、一本の道になっていく様子は感動以外の何物でもありません。
以下コメント。132頁「ありがとうっ!」 泣ける。164頁「とんでもない勘違いを」 ΩΩΩ<な、なんだってー!! 208頁「皆で一緒に生きるのよ! これからも、ずっと!」 泣け (ry 234頁「亜梨子さん!」 これは不意打ちでした。完全に意識の外にいた人物ですよ。288頁「"虫" のいない世界で、また会おう」 泣 (ry


bug シリーズはコメディ寄りで、未読でも本編を読む分に大丈夫だったはずですが……これはもう無理じゃないですか? 本編がどうなったのか忘れているので、復習& bug の伏線回収のために、本編を読み返しておこうかな。