とらドラ・スピンオフ2！ 虎、肥ゆる秋

とらドラ・スピンオフ2! 虎、肥ゆる秋 (電撃文庫)

読了。

「高須くんってばなんだってのよー、ほーら大河は今日もいつもどおり、ほっそり、華奢な……」
振り返り、実乃梨は笑いながら大河を見つめた。
大河は、目を逸らした。
「……おや……？ 大河の様子が……」

短編集2。

面白かったです。
今は無き光景であるかつての話や、本編の補完話、独身(30) の新人研修時代など。特に補完話である「春になったら群馬に行こう！」 が良かったですね。本編の最新刊では凄い引きで終わってますが、その直前で発覚した衝撃の事実についての話です。
63頁「一人、そのままスタジオで、泣いた」 泣ける。119頁「自分のひょうたんも知らないヒトに」 意外としっかりしたツッコミが（まれに） 入るのがちょっと驚きです。147頁「彼女取り替えるなんて、揉めるに決まってんじゃん」 予想外2。意外と考えて……ないと思いますが、本能的にしても良い所を突いてますよね。156頁「来んなよバ――――カッ！」 あばばばばば （ry　

寒カラシニコフ。次も期待です。