黄昏色の詠使い9 ソフィア、詠と絆と涙を抱いて
黄昏色の詠使いIX ソフィア、詠と絆と涙を抱いて (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 細音啓,竹岡美穂
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2009/03/19
- メディア: 文庫
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「あ、あわわっ……ヘ、ヘレンちゃんどうしよう! あたし、今までこんな怖い
岩巨人 モドキ見たことないよ!」
「ミ、ミオのばか! やっぱりわたしが言ったとおりじゃない、こんな暗い道危ないって! 見なさいこのデカブツのむっつり顔、赤獅子 だって絞め落とせそうな大胸筋! 間違いない、こいつ悪人よ! わたしたちを捕まえてイロイロする気なんだ!」
「い、イロイロっ ! ? ……どどど、どういう意味なのヘレンちゃん!」
再会したアルヴィルとエイダ。鱗片を懸けてファウマと、対峙するカインツ。ファウマに加勢しようと舞台へ向かうシャオと、妨害するネイト。ミクヴァ鱗片をめぐる闘いはさらに加速する――。
ひさしぶりに名詠でうるっときました。
本当にひさしぶり。たしか研究所での vs ミシュダルあたりが最後だったんじゃないかなあ。あんまり覚えてませんけどね。それ以降はなんとなく地味ーな展開というか。あ、ちなみに”ファウマとカインツ” の方の名詠で、”クルーエルの真言?” の方は何だか微妙でした。リズムが合わなかった感じ。
以下コメント。134頁「もう、俺のことも忘れろ」 なんというフラグ……。149頁「
さて次でラスト。なんとなく、”アニメのドルアーガ2期” を思い出す展開ですが、最奥でラスボスが待ち受ける理屈が自然で、ちょっと新鮮。期待です。