黄昏色の詠使いX 夜明け色の詠使い

読了。

……クルーエルさん、見てますか。
こんなに、こんなにたくさんの人が集まってくれたんです。
学園の友達も、先生も、知りあいも――そして、あれだけ憎んでたはずの人も。
僕と。
そしてクルーエルさんの力になってくれるために。

“キミが来てくれるのを信じてる”――そう告げて消滅したクルーエル。彼女を救うためセラの塔へ挑むネイトを待っていたのは、“名詠式が存在する世界そのもの” だった――。詠う召喚ファンタジー、クライマックス!


うーん。
正直ついていけなかったというか、むしろ前はどこが面白かったんだろう……とか思ったり。詠が綺麗だなってのはあったと思うんですが、それはさすがにもうお腹いっぱいです。いろいろと醒めていたのは事実で、第二部あたりの設定のおひろめ大会あたりでそうなったのも確かなんですが……いま思うと、どこかの2chまとめでこのシリーズの本文を携帯で撮ったものが紹介されてて、「厨二すぎるだろwww」 とか言われてたのを見た瞬間から「ああ……確かにこれ厨二だなあ」 って思ったのがキッカケだった気がします。


まあ区切りもいいので次作は見送り……とか思ってたんですが、あとがきの紹介文見るとちょっと面白そうかなと思ったり。これは感想待ちかなー。