ライトノベルの楽しい書き方 4

ライトノベルの楽しい書き方 4 (GA文庫)

ライトノベルの楽しい書き方 4 (GA文庫)

読了。

顔、小さい。
目ぇ、でかい。
そして、紫外線を浴びているにもかかわらず、なぜか反則じみたさらさらヘヤー。
シャツの裾をだらしなく出しっぱなしで、どことなくちゃらけた態度。
これがもしも男子中高生向けラブコメライトノベルの世界だったら、全読者から「巣に帰れ」 と大ブーイングが浴びせられそうな、それほどにお呼びでない存在であった。

季節は秋。学園祭のシーズンがやってきた。学園祭の準備であわただしい日々を過ごしていた。学校でも忙しく、一方で自身のライトノベルの執筆に苦しむ剣の前に、なぜか突然フィアンセが登場して……。


まあまあ。
面白いことは面白いんですが、妄想があまりに超特急すぎて食傷気味に。いやまあ、ニヨニヨしてることは否定できないんですが……というより感想書くのにぱぱっと読み返すだけでもニヨニヨするんですが、いくら超特急でも景色に変化がないと早々に飽きるわけで。
そういうわけで、163頁「今しなくても、いずれ必ずするっ! 私にはわかるっ!」 あたりの怒鳴りあいや、186頁「もう絶対に照れ隠しでごまかしたりしないから……」 あたりの告白シーンは良かったんですが、それ以外が微妙すぎて何とも。


最後に次巻への引きが出てるんですが、正直次巻くらいには忘れてそうです。劇場版? なにそれおいしいの?