07, 09. 2015 実りの時


昨朝の晴間は,長くは続かなかった。雲の動きが早いので選択を後回しにして,下地となる絵具を大量に作って施して正解だった。10時過ぎには雲が空を覆ってしまった。気温は余り高くはないが、湿度が高くて空気が纏わり付く感じがした。手仕事をして過ごしていたが,次第に雲が厚みを増して来たので,2時前に散歩に出掛けた。

南を廻って来ようと,何時もとは逆に時計回りに歩くことにした。ナナカマド公園を東へ抜けて,住宅街を南東に向かう。緑色のネットが張られて何かと覗いたら,大粒の葡萄が下がっていた。散歩を始めて最初に見付けたサルナシが,今年も僅かながら実を付けていた。余り通らぬ道を,南へ向かう。ズッキーニが未だ実を付けていた。随分大きい。道路に面して生垣の様に広がったアスパラガスに数多くの赤い実が見えていた。






鉄道林前の1本北の道を,西へ向かう。何時も通る道なのに,逆回りをすると異なった場所の様に感じる。シロバナハギが綺麗に咲き始めているお宅は,小振りながら良く実を付ける柿の木があるお宅だった。最上部に写真の様に,枝が重そうに下がっていた。





東町公園へ続く南の緑地帯に入る。ケヤキの葉の上の実が,暗紫色に変じていた。前回通った折には未だ青かったヤマボウシの実が,赤くなり始めていた。東町公園の北側に並ぶ栗の樹も,重そうに実を下げていた。シラカバ公園を東へ通り抜ける。直ぐ近くのお宅の林檎の袋が外されていた。西側の樹には赤味の強い林檎。未だ袋がかけられているインド林檎の奥の四十九号は実が青く,色付くのはこれからの様子だった。実りの時期になって来た。






昨夕は今にも降り出しそうな空模様だったが、今朝はすっきりと青い空が広がっている。秋晴れの一日となりそう。