03, 02. 2017 吹雪が止んで


節分を目の前に、昨日は気温が下がって吹雪模様となった。最高気温が一気に7度も下がって、-6度となった。当地から少し南東の南幌という場所では、吹雪によるホワイトアウトが原因で、25台もの車が接触事故を起こして数珠つなぎとなった。風が強く降雪ばかりでなく、屋根や樹々、地面の積雪も舞い上がり、空間は雪で白くなってしまう。陽が当たらいので、ガラス窓の氷の華は、中々溶けなかった。仕事もならず、手がけていた手仕事を続けた。弟夫婦から誕生日に貰った靴に合わせて作っているバッグと帽子のメッシュの部分が出来上がった。大きなパーツの右端の部分は、雨蓋の中央に嵌め込まれる。




1時を過ぎて、雪が止んで陽が射して来た、直ぐに仕事に取りかかる。小一時間の日射しは、西の雲に遮られ始めて仕事を取り止めた。散歩がてらに駅前のスーパーで、焼き菓子を買求めて来ることにした。西の雲と、陽の相克が続く。南の緑地帯には、下校する小学生の姿があった。彼等は決して真直ぐは歩かない。遊びながら歩く彼等の脇を通り抜けて、南西へ向かう。寒さで指先が冷たくなって来たので、近道の沢を通ることにした。少し見えていた陽は、雲に呑込まれてしまった。中央の沢の階段を下りる。新雪が積って、階段は危険な状態だった。







2種類の焼き菓子を買求めて戻る。沢の底も真っ白で、流れにも雪が積っていた。階段は登りの方が、遥かに安全。沢の東の遊歩道を、北へ戻る。遊歩道を離れて、住宅街を北東にも戻る。指先は冷たさを通り越して、痛くなる。久々に見上げたネズミモチの葉が、常緑樹なのに寒さで褐色になっていた。シラカバ公園へ続く緑地帯のナナカマドに、ヒヨドリが一羽いた。地鳥のヒヨドリと思われる。昨日歩いた範囲では、渡りのヒヨドリの群には出会わなかった。




日暮れ時また雪が降り始めていたが、今朝は止んでいる。節分の今日は少し気温は上がるものの、−3度の真冬日の予報。