23, 03. 2017 蕗の薹


分厚い雲が空を覆っていたが,昨日は雲間から時折陽が漏れた。終日薄暗いよりは気が滅入らないが、仕事にはならないので手仕事をして過ごす。2時過ぎに,夕食の素材を買求めに出かけた。南西から北西にかけて雲が高かったが、東から北にかけて青空が覗いていた。

市が雪を運び込んでいた住宅街の中の畑の雪が,大きく割られていた。東の沢のネコヤナギの芽が,白く出揃っていた。強い北風を避けて,住宅街を北西に向かう。大分荒れたお宅の庭に,蕗の薹が出ていた。






近隣では開花が早い桜の梢が、量感を持って来ていた。落葉松の梢も量感が出て,赤味が大分消えて来ていた。モクレンの冬芽も,随分大きくなって来ていた。東のスーパーで野菜を買求め,西のスーパーへ向かう。上空が晴れて来たので,裏手へ廻って見た。山並みは,厚い雲の中だった。






買物を済ませて外へ出ると,頭上は雲に覆われていた。久々に,ナニワズを見に立寄った。雪の中から,昨秋蕾を見せていたままの姿が現れていた。雪が厳しい寒さから,守ったことになる。




今朝アトリエに下りて来て,驚いた。昨夜の降雪が、10cm近く降り積り、戸外が真っ白になっていた。植物の芽が出始めてもう雪等不要なのに、春は一足飛びにはやって来ない。