13, 11. 2017 明るい沢の底


強い風が吹き荒び、時折雲が開けるが、昨日も雲の多い一日だった。洗濯機を仕掛けて庭仕事を始めたが、カーディガン1枚では寒く、直ぐに家に入った。手仕事の続きをする。先週野幌へ出かけた折に洋品店で耳掛を探したが、黒い毛の耳掛しかなく、着衣に合わないので買わずに戻った。駅前のスーパーに洋品店が入っていたのを思い出し、2時前に耳掛を買求めに出かけた。

裸木になったシナノキが立ち並ぶ道を、南へ向かう。新築中の家が、ドアを除いて出来上がっていた。平屋で、木材が基調の家になっていた。イチイの柿の実は片付けられていたが、樹には多くの実が色付いていた。此の侭朽ちさせるのが、惜しまれる。少し西の柿の実も、大分色付いて来ていた、昨年の様に、青い実のまま年を越すことは無さそうだった。緑地帯のケヤキの葉は、殆ど落ちてしまっていた。






鉄道林前の道に出る。鉄道林の南に広がる広葉樹林の葉が落ちて、国道や酪農学園の建物が透けて見えていた。真っ暗だった春にオオバナノエンレイソウが咲く沢の底が、明るく見えていた。最上部の写真が、沢の底。駅前が近付く頃、南の空が明るくなって来ていた。




幸い駅前の洋品店で、茶系の毛の耳掛を見付けた。耳ばかりでなく頬も暖かくなるので、上着1枚程の効果がある。中央の沢の階段を降りる。沢の底に、陽が射していた。沢の東側の遊歩道沿いの家が、透けて見えていた。青空が広がって来た。落葉が降り積った遊歩道に、落葉松の影が長く延びていた。





沢を離れて住宅街を北西に戻り、シラカバ公園を通り抜ける。公園を背にした住宅も工事の覆いが外されていた。直ぐ向かいのお宅では、脚立が出ていた。林檎の収穫が始まるらしい。



今週は雨と雪と曇で、陽光は望めない予報だったのに、今朝は雲なく良く晴れている。最高気温も10度と二桁に戻る予報なので、庭仕事を終えてしまいたい。