Hatena::ブログ(Diary)

繭八庵@Hatena

2009-02-02

ジェイン・オースティンの読書会を見た

好きな本を時をおいて何度も読むのは、親しい友人と再会するようで楽しいものです。友人たちと同じ本を読んで感想を言い合うのも、一人で読む時とは違う楽しさがあります。面白さを感じるところが違ったり、出来事のとらえ方が違ったり、物語ではなくそれを読んだ友人や自分についての発見があったり・・・。読書を巡るそんなことを思いながら、タイトルの「読書会」という言葉の響きとジャケット和気藹々とした雰囲気に引かれて借りてきました。

落ち込んだ友人を励まそうと企画された読書会。著作に合わせ6人のメンバーが集められます。5人の女性男性が1人。それぞれの思いを秘め月に一度の読書会が始まります。


読書会で取りあげる作品のストーリーと、6人のメンバー物語が恐らく多層に重なり合って映画は進んでいきます。決して派手ではない、落ち着いたトーンとそこここに表れるユーモアが、登場人物の心の動きを自然なものに感じさせてくれます。

こんな風な読書会ができたらいいなあと素直に思いました。実際会って、となると難しいですが、今の世にはブログがあるからいいですね。本の感想エントリはしばらく書いていませんが、そういう時間もきちんと取りたいと思いました。

ジェーン・オースティンJane Austen、1775年12月16日 - 1817年7月18日)は、イギリス小説家。ハンプシャーのスティーブントン生れ。

18世紀から19世紀イングランドにおける田舎の中流社会舞台として、女性私生活結婚を中心として皮肉愛情を込めて描き、イギリス小説の頂点とされる。主要作品は『分別と多感』『高慢偏見『エマ』マンスフィールド・パーク』『ノーサンガ僧院』『説得』の6つの長編小説

ジェーン・オースティン - Wikipedia

オースティンの小説を読んでいればきっと、もっと楽しくなるのだろうし、実際読んでみたくもなりました。映画の中で6作の作品のタイトルを聞きながら、どこかで目にしたか耳にしたような気がしてなりません。翌日になって思い出したのが、佐上さんのこのエントリーでした。*1佐上さん(id:rairakku6)や辻さん(id:Ronron)も御覧になった「プライドと偏見」(キーラ・ナイトレイが主役なんですね)を次は見ようと思います。


映画が面白かったので、図書館で今回の映画原作ジェーン・オースティンの「高慢偏見」も借りてきました。映画で使われていた「自負と偏見」や「プライドと偏見」ではピンときませんでしたが、「高慢偏見」というタイトルでもう一つ思い出しました。*2

フィーリングで手に取った作品でしたが、素敵な出会いでした。しばらく読書映画で19世紀初頭に旅したいと思います。


ジェイン・オースティンの読書会

ジェイン・オースティンの読書会

高慢と偏見 下   ちくま文庫 お 42-2

高慢と偏見 下 ちくま文庫 お 42-2

*1http://d.hatena.ne.jp/rairakku6/20080330#1206865521

*2:メグ・ライアントム・ハンクスが共演した「ユー・ガット・メール」で、メグ・ライアン演じる小さな絵本屋の主人が、大好きな作品だといっていたのがこの「高慢偏見」でした。

rairakku6rairakku6 2009/02/02 23:03 倉田さん、『プライドと偏見』のエントリーを思い出して下さってありがとうございます。エリザベス役のキーラ・ナイトレイにしっかり浸ってください。私の大好きな映画の一つです。感想を聞かせていただく機会があるといいなあと、楽しみにしています。今読みかけの『説得』、また少しづつ読んで感想を書いてみたいです。ブログで読書会、いいですね。

sheeplovesheeplove 2009/02/03 17:39 わたしも好きな映画です。
こんな読書会があったら素敵ですよね。
個人的にはグリッグがツボでした。

わたしは、ジェーン・オースティンの読書会を本で先に読んで
映画を後に見たタイプなんですが、色々広がれる映画ですよね。
このあと、オースティンをちゃんと読むもよし、ル・グィンを読むもよし。

atkuraatkura 2009/02/03 20:53 佐上さん キーラ・ナイトレイは「カリブの海賊」シリーズの印象が強いですが、違う側面を見せてくれそうで楽しみです。佐上さんのエントリを道しるべに「高慢と偏見」も読んでいきたいと思います。誰かに読んで欲しいな、聞いて欲しいな、と思いながら書く映画や本の感想やそこから派生して思い浮かんだ事々のエントリはそのまま、読書会での発表のような気がします。

sheeplove さん 
グリッグの携帯(skepe?)の着信音がR2D2で、異様に反応して妻に呆れられました。
この映画はおっしゃる通り、色々広がっていく作品ですね。言及されたあれやこれを見たり読んだりしてみたい、と思える作品との久しぶりの出会いでした。

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倉田 淳。38才。高校教師。