放射線の実験施設 (9/18ごろに見た夢 一日前)

少年と少女が、白髪の研究者のところを訪ねる。そこでは、放射線を扱っている。一通り研究者が放射線の話をする。ちょうど、紫外線を当てると蛍光物質が光るように、緑色の光を当てると、放射性物質が黒や銀色に光るようになっている。そんな装置を説明してもらって、一通りの説明が終わる。

「では、これでおしまいなので、放射性物質をしまうことにしよう」

と、放射性物質をしまう。

「こうすると、この装置を使っても反応しない…」

と言いながら、緑色の光線を当てる。しかし、ところどころ点々と銀色に光る点があちこちにある。

「おかしいな」

更にあちこち調べると、少年(私)の左手の甲にもついている。洋服にもついている。研究者は、

「これは大変だ、すぐに洗い流さないと」

と言うが、私は、

「なぜこうなったか調べてその原因を断たないともっとひどいことになります。僕はいいですから」

という。自分の中では、「すこししても、洗い流せば大丈夫」という思いもあるが、「そもそも何かに反応するということは放射線を出しているということだからまずい」という判断もある。

その研究施設はたくさんの研究者が共同で利用している。案内してくれた研究者は

「これは利用者をもっと制限しなければならないかもしれない」

と、つぶやく。

しばらくして、放射性物質を広げてしまった人がわかる。食事中の、太った口鬚をたくわえたその人は灰色の背広を着ていた。緑色の光源を近づけると、背広に大きなドス黒い斑点が大きくひろがり、その回りに銀色のいくつもの斑点が散らばっていた。

放射線の実験施設 (9/18ごろに見た夢 二日前)

金網の穴から、干し草のようなものを詰め込む数人の男たち。何らかの陰謀の匂いがする。私はここには居らず、テレビを見るときがそうであるように、神の視点で眺めている。

金網の内側では、数人の若い男女が子熊を3頭、散歩に連れて歩いている。その内の1頭は、かつて人間の子供に危害を加えたことのある熊だった。そこで、通常の子熊よりも、より慎重に、人間に対して敵意を持たないように育てなければならない。そんな熊であったし、そんな責任を感じながら育てている青年たちである。

散歩の途中、いつもの場所で、子熊たちに餌を与えることになる。3包みで、ひと包み2頭分なので、6頭分の餌になる。一緒にいる子熊は3頭なのだが、なぜか、5頭と勘定している。近くにもう2頭いるのかもしれない。そして、5頭なら6頭分の餌でよいだろう、ということで、3包みを開く。なるべく野性に近い状態で餌を食べさせるように、餌は周辺の笹の中に置く。そうする習慣になっている。子熊たちは喜んで食べようとする。しかし、いつもと違う。子熊たちは、悪戯っぽい目で、「まだあるんでしょ?匂いがするよ」という表情をする。青年たちはその様子を察し、自分達も餌の匂いを嗅ごうとする。しかし、人間には熊ほどの嗅覚は無い。ついに子熊たちは、金網の方へ走り出してしまう。