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プログ

2010-08-28 光画ができるまで③

*p1*[光画が出来るまで]

それから、ボクとプログラマーのAさんのやり取りが始まった。

ドロップボックスと言うツールを使ってデータの受け渡しをして、スカイプで会話した。

ボクが映像をドロップボックスに入れてAさんがiPhoneアプリ化してまたドロップボックスに入れる。

スカイプは電話するより安いし、ミラーリングと言う機能を使えば、自分の画面を相手に見せて状況を把握しあう事もできる。


Aさんはスカイプするといつも違う場所にいた。

秋葉原銀座のカフェだったりした。

今流行のノマド遊牧民)ワーカーだ。


一方ボクは家から一歩も出ずにAさんとやり取りして作業を進めて行った。

Aさんはノーパソだが、ボクはデスクトップなのだ。

流石に一日家にいると、気が滅入ったりした。

次はノーパソを買おうなんて思った。


こう書くとアプリ開発は実に快適に進んで行った様に聞こえるが、実際、苦労の連続だった。

オール英文のアップルのサイト、制約の多いObjective-C

一番の問題はボクたちの作る光画は、画像が止まるとき間に黒い画面が間に入る作りだった。

これは誰に見せても表情が曇る明らかな欠陥だった。

Objective-Cと言う言語の映像に対する弱さだった。


ボクのカタツムリみたいな作業速度はますます遅くなっていったのだった。。


そんな欠陥があっても、この作品を世に出さずにどうする、と言う思いで何とか作業を進めていたある日、iPhone4.0とiOS4.0が発表となった。

あの、JR東日本の改札機みたいなiPhoneである。


それに乗っかるiOS4.0では映像に対するObjective-Cの機能が大幅に改善され、間に黒を挟まず画像を停止させる事が出来る様になっていた。

ボクがタラタラと仕事をしていたおかげで、欠陥品を世に出さずにすんだのだった。


そんな感じで本来、5月には出そうとしていたiPhoneアプリができたのは、セミの声がする7月だった。

そこからもまた、苦労した。

iPhoneアプリiPhoneで見る為の実機転送、iPhoneアプリアップルに申請を出す為のクソ面倒くさい作業。

どれも英語やうっかりミスとの戦いだった。

センター英語くらいの英語力しか無いボクは電子辞書を片手に目をシパシパさせて、iMacに向き合った。


そうやってなんとかアップルに申請を出しても、敢えなく申請落ち。

言われた通りに直して申請が通った頃には夏も終わりかけていた。


そうやって、ついに発売されたiPhoneアプリ「新約・北風と太陽」

楽しんで頂ければ幸いです。


昔、映画の専門学校、映画美学校に行っていた時、講師の先生がこう言っておられました。

「映画は出来た時点では子供。みんなに見せて少しずつ大人になっていく」

映画に限った話じゃないですよね。

どうぞこのアプリを、大人にしてやって下さい。



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↓CMも作りました

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