Ｑ．昨晩、平野警察署から連絡があり、成人した息子が恐喝の容疑で逮捕されたことを知りました。息子は
【法律相談】
昨晩、平野警察署から連絡があり、成人した息子が恐喝の容疑で逮捕されたことを知りました。息子は、以前勤めていた職場で、当時の部下に対し、数回に渡り金銭数十万円を脅し取っていたようで、本人も容疑を認めていると聞いています。今後の事件の見通しを教えてください。
【回答】
恐喝罪1件で起訴され有罪になれば、10年以下の懲役刑に処せられ、2件以上の恐喝罪で起訴され有罪になれば、15年以下の懲役刑に処せられます
（刑法249条）。ご子息の場合は、他にも数回の恐喝を行っているということですので、今後は、20日間の勾留の後に再逮捕されて、さらに20日間…と捜査が続くことが予想されます。
弁護活動としては、相手方との示談を最優先に考えます。示談が成立すれば、将来的に保釈や執行猶予が認められやすくなり、また民事裁判を起こされるリスクも回避することができるからです。
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