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空気吸うだけ

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2005-02-27

[]『昭和残侠伝 死んで貰います』 『昭和残侠伝 死んで貰います』を含むブックマーク

昭和残侠伝 死んで貰います [DVD]

★★★★☆

改めて言うまでもなく任侠映画において愛情や友情は最終的な爆発(要するに殴り込み)によって吹き飛んでしまう、つまりは「あらかじめうしなわれるもの」と分かっているが故になおのこと鑑賞者の心を擽るわけですが、この映画は特に健さんと藤純子、あるいは池部良、長門裕之との掛け合いが絶妙で幸福感をもたらす一方で、最終的な爆発の導火線となるべき定番の「老舗vs新興勢力」という対立の図式はほとんど説明されない、そもそも作り手はもはや対立を描くことに興味がないように思え、いっそのこと殴り込みもなく「皆が幸せに暮らしましたとさ」という大団円でも宜しいのではないかと任侠映画の客にあるまじき考えに囚われます。

とは言えやっぱり健さんと池部良が並んで歩き出すと「よ、待ってました」と興奮してしまうのもまた事実であり、きみ結局どないやねん。

2005-02-15

[]『清作の妻』 『清作の妻』を含むブックマーク

清作の妻 [VHS]

★★★☆☆

戦時下という状況や周囲の圧力に流されることなく、ただひたすらに愛を求める若尾文子。彼女を際立たせるために、村の人々は殊更に偏狭で無理解な俗物であることを強いられます。求愛の対象である田村高廣でさえ、「名誉」に目が曇り、(土壇場になるまで)彼女の切迫した想いを受け止める、視ることが出来ません。言わば「愛する二人vs世間」ではなく「愛する独りvs世間」という構図。

こうした語り方であるからこそ描けるものもあると思います。けれども個人的には「世間」側である村人を一方的な悪役とすることに抵抗を感じてしまうのです。彼等の中にも幾許かの理解者も存在する、あるいはやむにやまれぬ事情から抑圧する側に回ってしまう…斯様な扱いの方が好ましく思います。そうすることで物語は「苛烈さ」を失うかもしれませんが、代わりに「奥行き」とでも言うべきものを獲得するのではないでしょうか。

これ半分は本音ですが、もう半分は鑑賞中ずっと「お前も村人の一員だぞ」と糾弾されているように感じ、そのプレッシャーから逃れるために無理やり捻り出した屁理屈でもあります。だって、本当にものっそキツいんですもの…。

2005-02-11

[]『流星』 『流星』を含むブックマーク

流星 [DVD]

★★★☆☆

以下、ネタバレ。

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2005-02-06

[]『マタンゴ『マタンゴ』を含むブックマーク

マタンゴ [DVD]

★★★☆☆

無人島でのサバイバル。飢餓状態からキノコパワーの誘惑に抗しきれず、一人また一人と冥府魔道へ落ちてゆく…。これ今の御時世にリメイクしても面白そうです。久保明が演じた、ひとり理性的に振舞おうとする大学教授の役は是非とも伊藤英明クンで。彼ならオリジナル以上に切迫感、悲壮感が漂うのではないかしらん。「みんなキノコを食べちゃダメだああああああ」とか言うのです。すみません、単に言わせたいだけです。